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冬、個人製作真っ盛り。
図面を引く訓練生、機械加工をする訓練生、組立や塗装をする訓練生。
あちこちでそれぞれの作業を、黙々と進めています。
グループ製作、個人製作で製作した椅子の枠にペーパーコードを張っていく作業。
やり直しをしつつ、納得できる目になるまで根気よく対峙しています。
力も必要な大変な作業です。
大きなテーブルの天板を鉋で平らに整えています。
鉋で削り出す面はツルツルスベスベな手触りで、手仕事の良さを感じます。
組子の製作中。
全て組み上げると屏風になります。
とても繊細な作業です。
旋盤でランプシェードを削り出しています。
シェルフ製作中。
丁寧な仕事です。
飾り棚を製作する部材が仕上がってきました。
できあがった製品をいくつかご紹介します。
カップボード、ザチェア、ロッドスタンド、漆塗り椀、オーバルボックスです。
毎年、250~300点程の製品が技能祭までに仕上がります。
技能祭前日のプレゼンテーション。
なぜこの製品を製作したのか、製作した目的や加工方法、材料、塗装など製作のポイントを発表していました。
一般の方の見学もできます。
ついに技能祭の日。
体育館にずらっと並んだ製品に1年間の成長を感じます。
抽選販売会ということで、多くの方が上松技専まで足を運んでくださいます。
技能照査です。
筆記試験、実技試験合わせて3日間の試験です。
1年間学んだ知識・技能を発揮し、合格を掴んでください。真剣な表情の訓練生。道具の音だけが響いています。
1年はあっという間に過ぎ、修了式。
短くも濃密な時間を上松で過ごした訓練生の皆さん、全国各地でのご活躍を願っています。
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