ここから本文です。
更新日:2021年4月1日
消防防災航空センター
小仙丈ケ岳頂上 仙丈小屋付近から望む仙丈ケ岳
ライチョウの足跡 エビの尻尾
長野県の山岳地はいよいよ冬季期間に突入しました。写真は令和3年10月21日に行った山岳踏査訓練時のものです。
南アルプス仙丈ケ岳では5合目以上では積雪があり、チェーンスパイクやアイゼン等の冬山装備が必要となりました。
頂上付近では5cm以上の積雪があり、稜線では冷たく強い風が身体を冷やします。所々でエビの尻尾が見られ、その写真から風の強さが伝わると思います。この日頂上の気温はマイナス3℃でした。気温0℃付近では、風速10mで体感温度が10°下がるといわれていますので、体感温度はマイナス13℃くらいになります。
最近の冷え込みで八ヶ岳、中央アルプス、北アルプスでも積雪があり、長野県の山岳地は一気に冬山シーズンとなっています。登山される方は、ご自身のスキルと目的の山の状況をしっかりと見比べて判断するとともに、入山前の情報収集、必要装備の準備と登山届の提出も忘れずお願いします。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください