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更新日:2021年5月31日

畜産試験場

飼料環境部の紹介

飼料環境部では、安心安全な畜産物生産および食料自給率向上の基盤となる牧草・飼料作物、地域の環境保全等の試験研究を行っています。また、近年注目されていますバイオマス資源作物としてのソルガムの栽培技術等にも取り組んでいます。主要な試験課題の構成と取り組み方向は以下のとおりです。


1.飼料用ソルガム新品種の育成

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ソルガム新品種「東山交37号」(品種登録申請中)

高消化性と紫斑点病抵抗性を併せ持つソルゴー型ソルガム品種で、牛の嗜好性に優れます

 

 

当試験場は、国内唯一の公的ソルガム育種指定試験地として、これまでに収量性や栄養価に特徴ある品種を数多く育成してきました。現在は用途の拡大を視野に入れつつ、高消化性遺伝子“bmr”を導入した極晩生ソルゴー型品種、硝酸態窒素が蓄積しにくく牧草的な利用ができる低硝酸・多年生スーダングラスの新品種育成を進めています。

 


2.地球温暖化対策に関する研究

 家畜排せつ物の堆肥化処理から施用後における温室効果ガス発生低減技術を確立するため、県内で主に利用されている堆積型堆肥化施設における家畜排せつ物の処理過程と土壌施用後の温室効果ガス発生量を把握するとともに、低減するための諸条件を検討し、家畜排せつ物に由来する温室効果ガスの総発生量を低減する処理・施用技術と、処理過程で空中放出される炭素、窒素成分の損失低減法と有効活用法を開発します。

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 3.子実用トウモロコシに関する研究

 水田を活用した資源作物の効率的生産・供給技術を確立するため、転作田における子実用トウモロコシの栽培技術と汎用コンバインを用いた収穫作業能率の評価を行います。また、水田転換畑における子実用トウモロコシの湿害対策による良品質安定生産の実証を行います。

 


4.素材開発研究および応用研究課題

(1)「牧草・飼料作物に関する研究」

畜飼養のニーズに合った飼料生産を支援するため、自給飼料の飼料価値に及ぼす品種特性、栽培条件およびサイレージ調製条件を検討しています。

主な研究課題

・温暖化に対応した採草利用牧草の選定

・気象変動に対応できる牧草の安定生産技術の開発

・採草地におけるメドウフォックステイル防除技術の確立

・大規模飼料生産組織に対応した省力管理技術の開発

 


(2)「畜産環境に関する研究」

土、草(飼料作物)、家畜の物質循環を適正にコントロールして健康に家畜を飼養するために、飼料作物栽培における家畜ふん堆肥の安全で効果的な施用技術を開発しています。石油価格高騰、地球温暖化防止の観点から、投入エネルギー量を抑えた持続性の高い飼料作物の栽培・収穫技術について検討しています。

また、安全で有効な登録農薬・登録除草剤を確保するため、新規開発薬剤の効果、実用性を評価する植物防疫事業を実施しています。

主な研究課題

・堆肥散布時の臭気拡散軽減技術と低コスト栽培技術の開発

・堆肥利用促進に資するための実態調査

 


(3)「自給飼料生産の推進」

長野県の環境に適した草種・品種の選定試験を行って、優れたものを「奨励品種」・「普及品種」として紹介しています(長野県飼料作物奨励・普及品種一覧表)。また、自給飼料等の成分・発酵品質を明らかにするための自給飼料分析を行っています。

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お問い合わせ

所属課室:長野県畜産試験場 

塩尻市大字片丘10,931-1

電話番号:0263-52-1188

ファックス番号:0263-51-1316

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