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更新日:2020年9月3日

畜産試験場

飼料環境部の紹介

飼料環境部では、安心安全な畜産物生産および食料自給率向上の基盤となる牧草・飼料作物、地域の環境保全等の試験研究を行っています。また、近年注目されていますバイオマス資源作物としてのソルガムの栽培技術等にも取り組んでいます。主要な試験課題の構成と取り組み方向は以下のとおりです。


1.飼料用ソルガム新品種の育成

円形吹き出し:スーダン型品種で年2回刈り、ロールベール・ラッピング体系に最適で消化性・嗜好性に優れる

 

ソルガム新品種「涼風(系統名:東山交31号)」

当試験場は、国内唯一の公的ソルガム育種指定試験地として、これまでに収量性や栄養価に特徴ある品種を数多く育成してきました。現在は用途の拡大を視野に入れつつ、高消化性遺伝子“bmr”を導入した極晩生、ロールベールや多回刈に対応した高消化性スーダン型ソルガム等の新品種育成を進めています。


2.バイオマス関係の研究

化石燃料を補完する燃料としてバイオエタノールが注目され、エタノール生産のための資源作物として糖生産性の高いソルガムが期待されています。そこで、糖生産性が高く、栽培特性に優れた品種を選定し、糖生産性を高めるための栽培方法の検討を行っています。また、バイオ燃料用作物として期待できる多収ソルガム品種・系統を用いて、超多収栽培法を確立するとともに、耕作放棄地での省力、低コスト栽培法を開発します。

 

栽培前の耕作放棄地の様子   収穫期のほ場の様子(赤線内が試験区)

 


3.素材開発研究および応用研究課題

(1)「牧草・飼料作物に関する研究」

畜飼養のニーズに合った飼料生産を支援するため、自給飼料の飼料価値に及ぼす品種特性、栽培条件およびサイレージ調製条件を検討しています。

場が育成したソルガム新品種を積極的に活用して、飼料作物の新しい栽培・利用技術の開発に取り組んでいます。上の写真は、乳牛を使って、ソルガム新品種の嗜好性試験を行っている様子を撮影したものです。


(2)「畜産環境に関する研究」

土、草(飼料作物)、家畜の物質循環を適正にコントロールして健康に家畜を飼養するために、飼料作物栽培における家畜ふん堆肥の安全で効果的な施用技術を開発しています。石油価格高騰、地球温暖化防止の観点から、
投入エネルギー量を抑えた持続性の高い飼料作物の栽培・収穫技術について検討しています。安全で有効な登録農薬・登録除草剤を確保するため、新規開発薬剤の効果、実用性を評価する植物防疫事業を実施しています。


(3)「自給飼料生産の推進」

長野県の環境に適した草種・品種の選定試験を行って、優れたものを「奨励品種」・「普及品種」として紹介しています(長野県飼料作物奨励・普及品種一覧表(PDF:42KB))。また、自給飼料等の成分・発酵品質を明らかにするための自給飼料分析を行っています。

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お問い合わせ

所属課室:長野県畜産試験場 

塩尻市大字片丘10,931-1

電話番号:0263-52-1188

ファックス番号:0263-51-1316

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