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更新日:2013年8月15日
北佐久郡望月町大字茂田井の採卵鶏農家(飼養羽数5,000羽)
(1) 発生日平成13年6月21日
(2) 発生羽数患畜240羽、疑似患畜760羽
(3) 発生経過
ア 6月11日頃から死亡する鶏が認められはじめたため、15日に当該農家から佐久家畜保健衛生所に通報及び検査の依頼があった。
イ 佐久家畜保健衛生所で立入検査及び解剖を行ったところ、一部の鶏群に元気消失、沈うつ、下痢、翼麻痺等の臨床症状と腎臓腫大等の解剖所見が認められた。
ウ 松本家畜保健衛生所病性鑑定室で病理組織学的検査及びウイルス検査を実施したところ、脾臓及びリンパ組織の壊死とニューカッスル病ウイルスを確認したことから、6月21日にニューカッスル病と診断した。
エ ニューカッスル病と診断するまでに計240羽が死亡しており、これらを患畜と決定し、同一鶏群で生存している760羽を疑似患畜と決定した。
(4) なお、感染経路は調査中。
(1) 発生農場ついては、佐久家畜保健衛生所が6月15日から発病鶏群の隔離、消毒を指示し、6月21日から患畜及び疑似患畜について殺処分を実施。
(2) 周辺の農場については、佐久家畜保健衛生所が立入検査を実施したところ、異常鶏は認められていない。
(3) 県内関係機関に発生を通報するとともに、各家畜保健衛生所に対し養鶏農家等への立入検査とワクチン接種の励行徹底を指示。
(4) 農林水産省及び隣接各県へ発生を報告・通報するとともに、発生を公告。
(5) 本病のまん延を防止するため、発生区域の鶏、うずら、あひる及びその死体並びにニューカッスル病の病原体をひろげるおそれのある物品を、本日から当分の間移動禁止を告示。
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