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更新日:2013年8月15日
平成13年6月26日
ニューカッスル病の発生(H13.6継続発生)について
(最初の発生についてはこちら)
平成13年6月21日に、家きんの家畜伝染病(法定伝染病)であるニューカッスル病が発生した県内の採卵鶏農場1戸において、隔離観察中の鶏群に、新たに本病の発生を認めた。
北佐久郡望月町の採卵鶏農家(飼養規模5,000羽)
(1) 発生日 平成13年6月25日(22時30分決定)
(2) 発生羽数 患畜260羽、疑似患畜3,740羽
(3) 発生経過
ア 6月21日にニューカッスル病が発生(A鶏舎 1,000羽)した農場において、隔離観察中の鶏群(B~D鶏舎4,000羽)に6月25日から元気消失、沈うつ、下痢、呼吸器症状、神経症状等の臨床症状と腎臓・脾臓の腫大、消化管の出血等のニューカッスル病に特徴的な解剖所見が認められたため、ニューカッスル病と診断した。
イ 6月25日時点での死亡鶏及び発病鶏計260羽を患畜と決定し、同居している3,740羽を疑似患畜と決定した。
(1) 佐久家畜保健衛生所は、6月26日8時30分に、発生農場に対し患畜等の殺処分を命令するとともに、9時30分から患畜及び疑似患畜について殺処分を実施、併せて鶏舎等の消毒を実施している。
(2) 県内関係機関に継続発生を通報するとともに、各家畜保健衛生所に対し再度養鶏農家等への立入検査、ワクチン接種の実施方法の確認徹底を指示。
(3) 農林水産省及び隣接各県へ発生を報告・通報するとともに、発生を公告。
(4) 本病のまん延を防止するため、発生区域の鶏、うずら、あひる及びその死体並びにニューカッスル病の病原体をひろげるおそれのある物品について、本日以降も当分の間移動禁止を継続実施。
(5) 周辺の農場については、佐久家畜保健衛生所が立入検査を実施中。
なお、飼養している鶏などに異常がある場合には、最寄りの家畜保健衛生所までご連絡ください。
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