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更新日:2021年12月27日
長野県(建設部)プレスリリース令和3年(2021年)12月27日
令和3年7月3日に静岡県熱海市で発生した土石流災害を踏まえて、令和3年8月11日付けで国から発出された依頼に基づき実施した盛土の総点検の結果を取りまとめました。
国からの依頼に基づき、土砂災害警戒区域(土石流)の上流部や産地災害危険地区の集水区域などの調査対象エリアにある盛土について、1,087箇所の点検を実施。
1,087箇所には、9月22日に公表した県独自の緊急点検を実施した箇所も含んでいます。
(当時立ち入り調査中であった8箇所も点検済みです。)
・直ちに土砂災害が発生する危険な盛土は確認されませんでした。
総点検の対象箇所数 1,087個所
措置が必要な箇所 6箇所
①許可・届出等の手続きがとられなかった盛土 2箇所
②手続き内容と現地の状況に相違があった盛土 2箇所
③必要な災害防止措置が確認できなかった盛土 4箇所
※①~③は重複あり
・①②の箇所については、関係法令(森林法)上の手続きが必要なため、現在手続きを進めています。
・③の箇所については、直ちに土砂災害が発生する危険はないものの、行為者への指導や現地の監視を継続し、安全確保に努めています。
・③のうち1箇所は、9月22日に公表した緊急点検結果で、盛土の一部に亀裂が生じていた箇所であり、関係者と連携した安全確保に取り組んでいます。なお、この箇所 は、有償による民間の残土処分場であり、一部に県工事の建設発生土も確認されています。このため、こうした有償処分場において公共事業に伴う発生土を処理する場合にも、適切に処理されるよう徹底してまいります。
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