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更新日:2021年7月7日

がん検診の事業評価におけるプロセス指標について

プロセス指標とは

がん検診の目的は、がんによる死亡率を減少させることですが、検診による死亡率減少効果は人口の少ない市町村単位では評価が困難であることに加え、死亡率減少効果があらわれるまでには相当の時間を要することから、死亡率のみをもって短期的にがん検診の事業評価を行うことは困難です。そこで、プロセス指標の評価を行うことで、結果としてがんによる死亡率減少を目指すこととしています。
がん検診の事業評価におけるプロセス指標には「がん検診受診率(推計受診率)」、「要精検率」、「精検受診率」、「陽性反応適中度」、「がん発見率」があります。

以下、各指標について解説します。

がん検診受診率 推計受診率 要精検率 精検受診率 陽性反応適中度 がん発見率


がん検診受診率

  • がん検診の対象者に占める受診者の割合で、高いことが望ましいです。
算出方法
  • 毎年の受診が勧められている検診(胃がん・肺がん・大腸がん)
    • (受診率) = (検診受診者数) ÷ (検診対象者数)
  • 2年に1回の受診が勧められている検診(乳がん・子宮頸がん)
    • (受診率) = (前年度の受診者数 + 当該年度の受診者数 - 前年度及び当該年度における2年連続受診者数) ÷ (当該年度の検診対象者数)

留意事項

  • 検診対象者数について
    • 対象者数の把握方法が市町村により異なるため、市町村間の比較には信頼性が乏しい場合があります。
    • 市町村間で受診率の比較をするには、推計対象者数を用いた推計受診率を用います。

  

推計受診率

  • がん検診の推計対象者に占める受診者の割合で、高いことが望ましいです。

算出方法

  • 毎年の受診が勧められている検診(胃がん・肺がん・大腸がん)
    • (推計受診率) = (検診受診者数) ÷ (推計対象者数)
  • 2年に1回の受診が勧められている検診(乳がん・子宮頸がん)
    • (推計受診率) = (前年度の受診者数 + 当該年度の受診者数 - 前年度及び当該年度における
      2年連続受診者数) ÷ (当該年度の推計対象者数)
  • (推計対象者数) = (市町村人口) - {(就業者数) - (農林水産業従事者数)}
  • 40歳(子宮がん検診は20歳)以上、男女ごとに算出し、各係数には直近の国勢調査において報告された人数を用いる。

 留意事項

  • 推計受診率の算出方法は、市町村間のがん検診受診率を同一基準で比較・評価するため、平成20年3月「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」(厚生労働省設置がん検診事業の評価に関する委員会)において示されました。

 (参考)
「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」
(厚生労働省設置がん検診事業の評価に関する委員会)(PDF:1,048KB)

 

要精検率

  • がん検診受診者に占める要精密検査者の割合で、高すぎても低すぎてもよくありません。
    各がん検診ごとに「許容値」が設定されています。

算出方法

  • (要精検率) = (要精密検査者数) ÷ (検診受診者数)

許容値の範囲

がん検診

要精検率:許容値

胃がん

11.0%以下

肺がん

3.0%以下

大腸がん

7.0%以下

乳がん

11.0%以下(※参考値)

子宮がん

1.4%以下

(出典)
「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」
(厚生労働省設置がん検診事業の評価に関する委員会)(PDF:1,048KB)

 

 精検受診率

  • 要精密検査者に占める精密検査受診者の割合で、高いことが望ましいです。
    各がん検診ごとに「許容値」及び「目標値」が設定されています。

算出方法

  • (精検受診率) = (精密検査受診者数) ÷ (要精密検査者数)
許容値と目標値の範囲

がん検診

精検受診率:許容値

精検受診率:目標値

胃がん

70%以上

90%以上

肺がん

70%以上

大腸がん

70%以上

乳がん

80%以上

子宮がん

70%以上

(出典)
「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」
(厚生労働省設置がん検診事業の評価に関する委員会)(PDF:1,048KB)
 

 

陽性反応適中度

  • 要精密検査者に占めるがん発見数の割合で、基本的には高いことが望ましいです。
    各がん検診ごとに「許容値」が設定されています。

算出方法

  • (陽性反応適中度) = (がん発見数) ÷ (要精密検査者数)
許容値の範囲

がん検診

陽性反応適中度:許容値

胃がん

1.0%以上

肺がん

1.3%以上

大腸がん

1.9%以上

乳がん

2.5%以上(※参考値)

子宮がん

4.0%以上

(出典)
「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」
(厚生労働省設置がん検診事業の評価に関する委員会)(PDF:1,048KB)
 

 

がん発見率

  • 検診受診者数に占めるがん発見数の割合で、高いことが望ましいです。
    各がん検診ごとに「許容値」が設定されています。

算出方法

  • (がん発見率) = (がん発見数) ÷ (検診受診者数)
許容値の範囲

がん検診

がん発見率:許容値

胃がん

0.11%以上

肺がん

0.03%以上

大腸がん

0.13%以上

乳がん

0.23%以上(※参考値)

子宮がん

0.05%以上

(出典)
「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」
(厚生労働省設置がん検診事業の評価に関する委員会)(PDF:1,048KB)
 

 

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健康福祉部保健・疾病対策課

電話番号:026-235-7150

ファックス:026-235-7170

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