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更新日:2021年3月19日
研究・普及・事務まですべてをこなせる幅広い業務
現在、釣りを観光資源とした遊漁振興や魚食性鳥類や外来魚への対策、魚病のまん延防止といった水産振興にかかわる業務のほか、予算に関する業務を行っています。
魚食性鳥類の一つであるカワウについては、まず相手のことをよく知るため、現場へ行ってどのような場所に巣を作るのか確認したりと一から勉強しています。
元々水生生物に興味があり、観察がとても好きでした。
また、魚を食べることも好きだったため、大学では水産食品の賞味期限を延ばすための研究を行いました。将来は魚に携わる仕事を行いたいという思いと、自分が生まれ育った地元の河川環境にもう一度触れたいと思い、長野県の水産職を選びました。
長野県は海がないため、水産といってもピンと来ないかもしれません。しかし、長野県には美しい河川・湖沼が多く、多種多様な水生生物が生息する豊かな環境があります。
また、県のブランド魚である信州サーモンやニジマス、イワナ等のマス類や佐久鯉など淡水魚の養殖も盛んな県です。これだけ恵まれた環境にある水産業をさらに盛り上げるため、現場の視点に立って業務を行うことを意識しています。
入庁当初、淡水魚に関する知識がほとんどなく、魚を飼育したことすらなかったため、全て一から積み上げていく必要がありました。しかし、業務を通じ、関係者の皆さんとの関わり合いの中で内水面水産業の奥深さを知り、こんなことを試してみたい、もっとこうしたらよくなるのではと思うようになりました。そうしたアイデアを現場の意向に即しながら1つでも多く実行していきたいと思います。