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更新日:2023年11月13日

小児(5歳から11歳)への新型コロナワクチン接種について

 接種のスケジュール等

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  • 判断に迷う場合やご心配な点がありましたら、かかりつけ医にご相談ください。なお、かかりつけ医からの紹介により、長野県立こども病院での接種も可能です。(かかりつけ医が作成した紹介状が必要です)
  • 接種のご予約は、原則お住まいの市町村へお問い合わせください。
  • 市町村によって手続きが異なりますので、確認の上ご予約ください。
    (リンク先の市町村ワクチン接種のお問い合わせ先ページをご覧ください)
  • 初回接種(1・2回目)がお済でない方は、まずは初回接種を受けてください。

 令和5年秋開始接種(追加接種)について

接種対象

  • 初回接種(1・2回目)を完了した5歳から11歳の方で、最終接種から3か月以上経過した方

使用するワクチン、接種間隔

  令和5年秋開始接種
使用ワクチン

ファイザー社オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(5歳から11歳用)

モデルナ社オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(6歳から11歳用)

接種回数 1回(ファイザー社0.2mL,モデルナ社0.25mL)
接種間隔 初回接種の終了以降、前回接種から3か月

 

  • 参考(これまでの接種について)
名称 接種時期 接種対象 接種間隔 使用ワクチン 接種回数

令和4年
秋開始

接種

令和5年5月7日まで

※令和4年秋接種が未接種の方は、

令和5年9月19日まで接種可能

すべての小児 前回の接種後
3か月以上

ファイザー社(5~11歳用)

オミクロン株対応2価ワクチン

※令和4年3月8日以降、
従来株ワクチンから順次切り替え

1回

令和5年
春開始

接種

令和5年5月8日から
令和5年9月19日まで

基礎疾患のある小児は、
さらに1回接種可能

前回の接種後
3か月以上

ファイザー社(5~11歳用)

オミクロン株対応2価ワクチン

1回

令和5年
秋開始

接種

令和5年9月20日から
令和6年3月31日まで

すべての小児 前回の接種後
3か月以上

ファイザー社(5~11歳用)

オミクロン株XBB.1.5対1価ワクチン

モデルナ社(6~11歳用)

オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン

1回

 初回接種について

接種対象

  • 5歳から11歳の方(5歳の誕生日の前日から12歳の誕生日の前々日まで接種可能)

使用するワクチン、接種間隔

【初回接種】 ファイザー社ワクチン モデルナ社ワクチン
使用ワクチン オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(5~11歳用)※1 オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(6~11歳用)
接種回数 2回(0.2mL) 2回(0.5mL)
接種間隔 接種間隔1回目と2回目の間に通常,3週間※2 接種間隔1回目と2回目の間に通常,4週間※2

※1…9月19日以前に1回目の接種(従来株またはオミクロン株BA.4-5ワクチン)を受け、2回目の接種が9月20日以降になる場合は、オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンの接種を受ける必要があります。
※2…1回目の接種から間隔が3週間(ファイザー社ワクチンの場合)または4週間(モデルナ社ワクチンの場合)を超えた場合、1回目から受け直す必要はありません。できるだけ速やかに2回目の接種を受けていただくことをお勧めします。

 接種を受ける際の費用、接種できる期間

全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
なお、新型コロナワクチンと無料で接種できる期間(予防接種法上の特例臨時接種期間)は現時点で令和6年3月31日までとなっています。

 他のワクチンとの接種間隔

インフルエンザワクチンは、新型コロナワクチンと同じ日に接種を受けることができます。
前後にインフルエンザ以外の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。

 接種の準備から接種完了まで

新型コロナワクチンと他のワクチンとの接種間隔などについては、かかりつけ医等にご相談ください。
同時または前後2週間は、インフルエンザワクチンを除き、原則として、他のワクチンを受けることはできません。
また、お子様に基礎疾患があるときなど、ワクチンについての疑問や不安があるときも、かかりつけ医等によくご相談ください。

接種を受けるための手続き

以下のような方法で接種を受けることになります。手続きは、保護者(親権者または後見人)の方とご本人(お子様)とご一緒に行ってください。

(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。
(2)ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場をお探しください。(接種が受けられる場所を参照)
(3)電話やインターネットで予約をしてください。

※自治体及び接種会場等により、2回目接種の予約方法が異なります。詳しくは、1回目の予約時にご確認ください。

接種当日のご注意

  • 予診・接種に同席ができる保護者(親権者または後見人)の同伴が必要です。
    ※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。
  • 当日は、すぐに肩を出せる服装で来てください。
  • 37.5度以上の発熱や、体調不良の場合は、ワクチン接種を受けられません。予約先にお電話で取消のご連絡をお願いいたします。

忘れずにお持ちください。

  • 本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
  • 市町村より郵送されてきた封筒(接種券や予診票が送られてきた封筒)の中身一式

可能な限りお持ちください。

  • 母子健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴を管理しているため)

接種後のご注意

接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種部分を強く擦ったりしないようにしてください。
接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。
大部分は12歳以上のワクチン接種後のものと同様に、数日以内に回復していきますが、おうちの方が様子を観察し、症状に合わせた対応をとってください。

詳しくは、新型コロナワクチンQ&A(別ウィンドウで外部サイトが開きます)をご覧ください。ワクチンを接種した後も、マスクの着用など、感染予防対策の継続をお願いします。

 ワクチン接種のメリット・デメリット

新型コロナウイルスに感染すると?

「重症化する可能性は低いが、感染者数の増加により重症化する人数は増えています

  • オミクロン株流行期において、新規感染者のうち10代未満は2割を占めています。
  • 重症例や死亡例の割合は高齢者に比べて低いですが、感染者数が増加することで重症化するお子様の人数も増加する傾向にあります。
  • 17歳以下の小児の重症・中等症の年齢別割合では、5歳未満が約6割を占めており、疾患としては「急性脳症」「熱性けいれん」などの神経合併症の割合が高いという報告があります。※1
メリット

「発症を予防する効果」が期待されます

オミクロン株流行期において、ワクチンを2回接種後1か月までは60%の予防効果があります。
一方で、2か月たつと30%程度に低下することも報告されています。※2

「重症化を予防する効果」も期待されます

オミクロン株流行期において、ワクチン2回接種による入院と死亡を防ぐ効果は、約40-80%というデータがあります。※3

デメリット

接種後に副反応が出る可能性があります

  • 接種後、注射部位の痛み、だるさ、熱などの副反応はしばしば見られます。
  • インフルエンザなど従来お子様が受けるワクチンに比べ副反応の頻度は高いですが、ほとんどは2~3日以内に回復します。
    これまでの国内外の小児接種のデータからは、重大な副反応の報告は見られていません。※4

接種後に極めてまれに心筋炎の報告があります

  • ワクチン後の心筋炎は極めてまれ(100万接種に1-4件)に報告がありますが、通常自然に回復します。
  • 一方で、新型コロナに感染した後に心筋炎を起こす率は 100万人当たり1300人(0.13%)というデータがあり、明らかにワクチン接種後よりもしばしば起こりえます。※5  ※6 (※1)日本集中治療医学会・小児集中治療委員会新型コロナウイルス関連小児重症・中等症例発生状況速報

(令和4年10月時点)

(※1)日本集中治療医学会・小児集中治療委員会新型コロナウイルス関連小児重症・中等症例発生状況速報

(※2)米国医師会JAMA. 2022;327(22):2210–2219.(Fleming-Dutra et al)

(※3)医学雑誌Lancet. 2022 Jul 9;400(10346):97 103.(Sacco et al)/医学雑誌NEJM. 2022 Jul 20.(Tan et al) 

(※4)第34回厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会)資料/米国疾病管理予防センター感染症情報 MMWR Morb Mortal Wkly Rep 

2022;71:1047 1051.

(※5)第83回厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)

(※6)https://www.myocarditisfoundation.org/covid-19-myocarditis-in-children/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

参考資料等

厚生労働省作成リーフレット

ファイザー社作成のおしらせ

参考リンク

  • 厚生労働省ホームページ

       5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

  • その他

  公益社団法人日本小児科学会HP:「新型コロナウイルス関連情報」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

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お問い合わせ

健康福祉部ワクチン接種体制整備室

電話番号:026-235-7353

ファックス:026-235-7334

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