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更新日:2018年4月4日
環境共生と地域の産業循環に配慮した信州の木造住宅「ふるさと信州・環(わ)の住まい」の基本指針を策定しました。
本県の住宅の目標像を提示し、その実現に向けて誘導することにより、県民の豊かな住環境を創出し、次の世代に引き継いでいくことを目的としています。
この目標像を、「地球環境への負荷の軽減と、県産木材活用などによる地域の産業循環を考慮し、信州の気候や風土に適合した質の高い魅力的な木造住宅」としました。
「ふるさと信州・環(わ)の住まい」とは住宅における「環境共生」と「地域の産業循環」の促進への取り組みを「環(わ)」と表し、長野県の住宅の目標像を「ふるさと信州・環(わ)の住まい」と名づけました。
「ふるさと信州・環(わ)の住まい」の基準は、省エネルギー、県産木材の利用などの5つの事項を基本事項とし、必ず実施することとしました。
これに加えて、自然エネルギーの利用などの7つの事項のうち、いずれか3つ以上を選択して実施することとしました。
基本事項と選択事項を組み合わせることにより、それぞれの住宅の独自の特徴を生かしながら、一定の水準を確保することを目指しています。
平成20年6月以来4回にわたり、「ふるさと信州・環(わ)の住まい評価委員会(委員長:吉田倬郎 工学院大学工学部建築学科教授)」を開催し、検討してきました。
平成21年2月3日に開催した第4回評価委員会において最終の検討が行われました。これを受けて「ふるさと信州・環(わ)の住まい基本指針」としてまとめ、同日公表いたしました。
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