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更新日:2024年11月7日
令和6年10月20日(日曜日)、小諸市において実施された「令和6年度長野県総合防災訓練」のうち、メイン会場の小諸市南城公園で行われた「給水訓練」に企業局の給水車が、サブ会場の一つである小諸市総合体育館で行われた「避難所開設・運営訓練」にFCV(燃料電池自動車)が参加しました。
今回の訓練を通じて、給水車による応急給水の取組や、FCV(燃料電池自動車)を活用した災害時の電源供給の有効性の検証等、企業局の取組について知っていただくことができました。
企業局では、引き続き、実際に災害が発生した場合にも迅速に対応できるよう備えてまいります。
企業局は、長野市、上田市、千曲市、坂城町の管轄エリアで、約81,000戸(約18万人)への給水を行っており、大規模災害等で断水した場合には給水車による給水活動を行います。給水車による給水活動は、管轄エリア外であっても、要請があれば出動します。
訓練当日は、上田水道管理事務所の給水車(2t車)が参加し、給水袋への給水体験、炊き出し訓練への給水、災害備蓄用ペットボトル(川中島の水・千曲川の水)の配布を行いました。
訓練参加者による給水袋への給水体験 | 災害備蓄用ペットボトルの配布 |
企業局では、企業局の電気(水力)と水(地下水)を用いた100%再生可能エネルギー由来の水素ステーションを県内で初めて整備するとともに、FCV(燃料電池自動車)を導入し、電力の蓄電目的としての活用可能性や災害時の電源供給の有効性等を検証しています。
訓練当日は、FCV(燃料電池自動車)を展示するとともに、災害時の停電を想定した避難所への電源供給訓練を実施しました。
外部給電器を使い、取り出した電気を避難所へ給電し、聴覚障がい者への情報伝達支援の目的で要約筆記に使用するパソコンやプロジェクターへの電源供給に加え、携帯通信事業者が設置する携帯電話充電器や無線LANアクセスポイントへの電源供給等を行いました。
FCV(燃料電池自動車)展示 | 情報伝達機器への電源供給 |
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