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更新日:2015年6月22日

知事会見(平成24年(2012年)1月20日(金曜日) 11時00分~11時45分 県庁:会見場)

項目

阿部知事からの説明

  1. 部局長会議を開催、栄村訪問、学校給食で使用する食材の放射性物質検査体制の強化について

取材者からの質問

  1. 栄村仮設住宅について(1)
  2. 事業仕分けについて(1)
  3. 高病原性鳥インフルエンザについて
  4. 栄村仮設住宅について(2)
  5. 防寒着「ねこ」について
  6. 栄村仮設住宅について(3)
  7. 学校給食で使用する食材の放射性物質検査について(1)
  8. ファシリティマネジメントについて
  9. 原発の稼働期間について
  10. 学校給食で使用する食材の放射性物質検査について(2)
  11. 事業仕分けについて(2)
  12. 学校給食で使用する食材の放射性物質検査について(3)
  13. 浅川ダムF-V断層調査について
  14. 事業仕分けについて(3)
  15. 社会保障と税の一体改革について 他

 

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本文

阿部知事からの説明

 1 部局長会議を開催、栄村訪問、学校給食で使用する食材の放射性物質検査体制の強化について

長野県知事 阿部守一
 1月20日の会見を始めさせていただきたいと思います。私の方から冒頭3点申し上げたいと思います。
 朝、部局長会議を開催しました。案件は報告事項が2つということで、平成23年中の犯罪情勢・交通事故発生状況とそれから高病原性鳥インフルエンザ等に備えた畜産農家データベースの構築ということで、それぞれ県警本部、農政部から報告がありました。交通事故については緊急事態宣言等も発したりして取り組んだわけですけれども、昨年残念なことに対前年の死亡者数が増加してしまったということになりました。引き続き警察ということだけではなくて、知事部局も一緒になって交通安全のための普及啓発の努力をさらに一層行いたいと思っております。年間の死者数100人以下という目標設定のもとに取り組んでいくということですので、ぜひ県民の皆様方のご協力、交通安全協会をはじめ関係の皆さんのお力もいただきながら、死亡者数100人以下になるように取り組んでいきたいと思っています。それから部局長会議の後、非公開だったですけれども、人材育成基本方針の改訂をしていこうということで部長と意見交換をする場をつくりました。私はもっぱら聞き役ということで基本的には発言しませんでしたけれども、一番最後に県の職員、人というのはやはり組織としての私は財産だと思っていますし、言い方がちょっと変ですけれども、ある意味で人次第でいくらでもチャンスを作れる、人自体がチャンスを生み出すものだと思っています。ただ逆に間違った形での人材育成をすると人件費がかかっているわけですから、ただのコストになってしまったり、リスクになってしまったりということにもなりかねないので、ぜひこの目指すべき職員像とか、人材を育てる育て方、評価制度とか研修とかそういうことにも関連してきますけれども、職員全体、県庁全体で問題意識を共有して取り組んでいくようにさらにプロセスも考えながら進めていきたいと思っています。
 大きな2点目ですけれども、栄村を昨日訪問してまいりました。豪雪地帯ということでもありますので、冬期間の今、仮設住宅にお住まいになられている方がまだ大勢いらっしゃいますので仮設住宅の状況を私も自分の目で見ておきたいという思いと、それからこれから栄村の復興計画の策定が本格化するわけでありますけれども、それに向けて島田村長と少し意見交換をさせていただきたいということでお伺いをしてまいりました。復興計画については今、委員会のメンバーの人選が進められているところでありますけれども、私としてはぜひ村民が希望の持てる、そして中山間地のモデルとなるような計画を作っていってもらいたいと思いますし、県も一緒になって知恵を出していきたいと思っておりますし、そうした趣旨を村長にもお伝えをさせていただきました。また栄村の支援体制というのは、国も含めて通常の災害対応ではなくて東北の東日本大震災と同様のさまざまな措置を関係の皆様方のご尽力の中で講じてきてもらっていますので、まずはどういうことが必要か、どういう地域にしていくかということをできるだけ幅広に提案していただいて、私自身も率先して国からの財政支援も含めて必要なものについては調整をしていきたいというお話しをさせていただきました。栄村の復旧・復興まだまだ道半ばでございますので、引き続き県としても全面的にバックアップそして県としての独自の取り組みもしっかりと行っていきたいと思っています。
 最後3点目でありますけれども、放射性物質の関係でございます。放射性物質の対応の関係で学校給食用の食材の放射性物質の検査につきましては昨年の12月7日から環境保全研究所において検査を行ってきているところであります。かねてから国に対して求めて予算付けをしてもらった安全・安心のための学校給食環境整備事業という事業ができましたので、これを活用しまして学校給食用の簡易検査機器シンチレーションスペクトロメータ4台の導入手続きを進めてきました。1月の17日に契約をさせていただいたところであります。今後県内4カ所の教育事務所、東信、南信、中信、北信に検査機器を配置をしてさらなる体制の強化を行っていきたいと思っています。契約はしましたけれども、納入・配置の時期というのが3月の半ばと伺っております。新しい年度の学校給食等の検査には間に合う形になろうかと思います。それまでの間は引き続き環境保全研究所での検査体制は継続していきたいと思っております。市町村と連携しての取り組みであるわけでありますけれども、新しい機器を導入した後は、これまで義務教育の学校給食だったわけですけれども、検査希望がある幼稚園あるいは保育所等の要請にもおこたえして、できる限りの検査を行っていきたいと思っています。検査結果につきましては、しっかりと公表しながら広く県民の皆様方の安心・安全の確保にさらに努めていきたいと思っております。私の方からは以上であります。

 

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取材者からの質問

 1 栄村仮設住宅ついて(1)

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 昨日の栄村の関係で、知事は訪問先で仮設住宅の仕様に関して豪雪地特有の問題とかで、これについて国に何らかの働きかけをしていかなければいけないというようなことだったと思うのですけれども、今季の冬場、雪も多いようですけれども、何かその点で屋根の構造を変えるとかですね、そういった対応っていうのを村レベルでも考えているとは思うのですが、県として何かできる支援というのは今のところ考えているものはございますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 仮設住宅の構造のあり方は、昨日もお伺いしたときに例えば結露がひどいとか、雪害救助員の皆様からは構造的に非常に雪下ろしに苦労すると、てっぺんが平らな構造ですから、そういうお話がありました。傾斜をつけると雪が周囲に落ちて逆に危険だという部分もありますので。しかしながらやはり豪雪地帯、昨日は信濃町も栄村の後に伺ってきましたけれども、豪雪地帯の雪下ろしとか雪かきというのは、通常の感覚とはだいぶ違って、けた外れの量ですから、そういうことも勘案して災害時の対応、あるいは仮設住宅のあり方というのも考えなければいけないだろうと思っています。昨日、建設部の方には、豪雪地帯という特殊性をかんがみたときにどういう課題があるのかということを整理するように指示しましたので、出てきたもので必要なものについては、国なりプレハブ協会なりに考え方を伝えていかなければいけないと思っています。よろしいでしょうか。

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 分かりました。

 

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 2  事業仕分けについて(1)

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 それと県会の方で改革・新風さんがですね会派で独自に事業仕分けの試行を行うというような計画を持たれているようで、これについてコメントというのは何とも難しいかもしれませんが、議会側が事業評価するというスタンスをお持ちのようで、そういった試みをすることについて、これについてコメントいただければと思うのですけれど。

長野県知事 阿部守一
 実は事業仕分けは、他の県でもいろいろな形で議会側が取り組んでいるところがありますけれども、実は今回のやり方とか内容とか全くお話を伺っていないので、率直に言って今の時点でどうもコメントができないと思っています。私から見たときの課題として、議会というのは合議体としての組織で、その中にそれぞれ議員の皆さん会派を作っているので、議会として行う場合と会派として行う場合というのは、全く性格が違うだろうと思いますので、そうした点について、どういう整理をされているのか、あるいは、今後どういうお考えなのかというのは、伺ってみないとなんとも発言できないと思っています。

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 分かりました。

 

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 3 高病原性鳥インフルエンザについて

日本放送協会(NHK) 山口雅史 氏
 部局長会議でも出ていた高病原性鳥インフルエンザに備えたデータベースの構築なのですけれども、この時期に、改めてこういったデータベースの導入を決められた理由といいますか、趣旨について聞かせていただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 長野県は、やはり農業県であり、そして畜産もきわめて重要な位置を占めているわけでありまして、口蹄疫だとか鳥インフルエンザだとか、そうしたものに対しての備えというものは、万全の体制を講じていかなければいけないと思っております。23年度も全国的には、鳥インフルエンザの発生をみているところでありますし、口蹄疫も国内では発生はないですけれども、海外では散発的に発生しているという状況もありますので、こうしたデータベースを構築しておくことによって緊急時の対応が、迅速かつ的確に行えるようにしていこうということは、重要なテーマだと思っておりますので、ある意味で危機管理という側面になるわけでありますので、しっかりとデータベースの構築のみならず実践的な防疫演習もやっていく予定にしておりますので、全体としての体制強化を図っていきたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 山口雅史 氏
 すみません。部局長会議でも今後の予定について、ちょっと一瞬、わずかに触れられていたと思うのですが、この構築の今後の目途について、今の段階で分かっている範囲でちょっと教えていただければと思うのですが。

長野県知事 阿部守一
 今後のスケジュールでしょうか。

日本放送協会(NHK) 山口雅史 氏
 スケジュールですね。

長野県知事 阿部守一
 それは、担当課長の方から。園芸畜産課はいるかな・・・いない。ではそこは後で。

 

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 4 栄村仮設住宅について(2)

中日新聞 小松田健一 氏
 栄村の仮設住宅についてお尋ねします。栄村が豪雪地帯であることは自明の理で誰でも分かっていたわけで、にもかかわらず平らな屋根の規格の住宅を建てるというのはいささか準備不足だったのではないかと。現に新潟県中越地震のときの仮設にはですね、独自の規格で傾斜屋根をつけた住宅もあったわけで、そういった先例などは研究されなかったのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これは今回の対応について100点満点ではなかった部分があるのではないかということでありますけれども、東日本大震災と一体で起きてしまったので、実は仮設住宅を確保すること自体も、東北の方でかなり多くのニーズがあったわけでありますので、当初は大変危ぶまれた中で何とか確保したという経過があります。栄村単独で地震が起きた場合とはいささかケースは違うだろうと思っています。ただそうした中でも何とかひさしを出して雪が直接玄関に吹き込まないようにするとか、そうした豪雪地帯独自の工夫はさせてきていただいているところでありますので、昨日も結露の話を含めていろいろなお話がありましたので、引き続きそうした改善できる点については改善をしていきたいと思っておりますし、そもそも豪雪地帯向けの仕様というものについての考え方というのは今回のことを教訓にして、しっかり県としても考えて必要な提案等を行っていきたいと思っています。

中日新聞 小松田健一 氏
 当時は需給が逼迫(ひっぱく)していたのでやむを得ないと・・・

長野県知事 阿部守一
 そうですね。普通の状況であっていろいろな地域から、こちら側から選べるというような状況では必ずしもなかったわけでありますので、その点についてはやむを得なかったというのが当時の状況だったと思います。ただやむを得なかったから今後もそのままでいいかということでは済まされないと思いますので、改善できるところについては改善していきたいと思っています。

 

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 5 防寒着の「ねこ」について

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 今日の部局長会議で、今週、南木曽の「ねこ」が届いたということで、何人か、数人、多数の部局長が着られていましたけど、今日は知事は着られて・・・

長野県知事 阿部守一
 着ていなかったです。朝出てきてそのまま部局長会議に駆け込んでしまったような状況だったので、私はしていませんでした。

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 現在は。

長野県知事 阿部守一
 今もしていないです。

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 これまで、先日の会見でも「ねこ」のPRをされていましたけれども、改めてこれまでも何回か着ていると思うのですけれども、「ねこ」の良さと、そういったところをちょっとお願いします。

長野県知事 阿部守一
 部局長会議のときも申し上げましたけれども、出初式のときも、私は着させていただいて、もちろんこうやってスーツで行ったのですけれど、その下に「ねこ」を着用させていただいて、おかげさまで体育館でやると大変寒いのですけれども、かなり寒さをしのげたなと思っています。前回も申し上げましたけれども、先ほどの部局長会議でも多くの部長が下に着けていてもあまり気付かなかった部分があると思いますけれども、こういうビジネスでやっていても違和感無く着用できるということと、手の動かし方もまったく支障にならないので、そういう意味では長野県独自の防寒具としては非常に優れたものかなと思っています。

 

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 6 栄村仮設住宅について(2)

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 先ほどの、栄村の仮設住宅の屋根の関係で、県としては屋根の傾斜をつけるとかそういう依頼は当時、計画にあったりとか依頼の方針としてはあったのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 依頼の方針としては、当時、そこまで踏み込んだ検討にはなっていないです。先ほどもちょっと申し上げましたけれども、雪下ろしするときには平らではない方が容易であるということはその通りですけれども、逆に中途半端な傾斜のつけ方では、雪がそのままずり落ちてくる、滑り落ちてくるということになると、周囲の場所の確保とかですね、人の通り道との関係を考えた設置をしていかなければいけなくなるので、単純にすべて傾斜があればハッピーということでも必ずしもないので、そうした点についてはこれからの検討課題だと思っています。

テレビ信州(TSB) 大和洋介 氏
 ありがとうございました。

 

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 7 学校給食で使用する食材の放射性物質検査ついて(1)

朝日新聞 伊藤唯行 氏
 まず先ほどの放射性物質の検査で、幼稚園とか保育所への対応も可能ということですが、これは私立の幼稚園や保育所の場合は頼んで結果が出たらば、それは公表対象になるということですか。

長野県知事 阿部守一
 それは県としてということ・・・これは基本的には県として委託を受けて検査をするので、私としては公表するのが原則だと思っていますが、私立の公表の話は何か検討していますか。保健厚生課の方でコメントがあれば。

教育委員会事務局保健厚生課長 松野賢衛
 私立学校の検査の結果の公表の関係でありますが、当然実施主体は長野県になりますので、県がやることですので他のものと同じように公表はしていきたいと考えております。

 

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 8 ファシリティマネジメントについて

朝日新聞 伊藤唯行 氏
 それと別件で、今週からプロジェクトチームが始動したファシリティマネジメントについてなのですけれども、これまでも県有財産の処分ですとか売却というのは粛々と進めてきたと思うのですが、今までの取り組みと何が違うのか、これまでの取り組みのどういった点が足りなくてこういったチームを立ち上げたのかということについて教えていただけますか。

長野県知事 阿部守一
 事務的なところは事務方の方に聞いてもらえればいいと思いますけど、私の考え方を申し上げるとまさに今ご質問あったように粛々と処分しているのです、粛々と。粛々と処分するということは県としての意思決定が必ずしも本当に例えば他の用途がないかとか、あるいは県民なりいろいろな人たちの利用のためにもっと有効に使えないかとか、そういう検討が必ずしも十分ではなかったのではないかというのが私の問題意識です。要は財産あるいは剰余財産があるけれども、財政が厳しいイコール売却という簡単に言えばそういう発想で対応してきたと思いますけれども、ただむしろこれからは今ある施設をより有効に活用するとか、あるいは各部でいろいろな政策目的がありますよね。例えば新しい学校を作るとか障がい者の働く場を作るとか。そういうことを考えたときに、県あるいはもっと広く市町村も含めて公的な組織を持っているような施設をもっと有効に活用する余地はないのだろうかということで、そういう意味でよりプラスの方向での有効活用ということを考えていきたいと思っています。ファシリティマネジメントは有効活用だけではなくて、県有財産の長寿命化だとか総量縮小とかそういうことも行っていきますけれども、私の一番の問題意識の原点はやはりそこの、いかに有効に使うかという点であります。これは例えば事業仕分けでも総合教育センターをもっと県民に利用してもらえるようにした方がいいのではないかということで今その方向で対応をしつつありますけれども、そうしたことも含めて、今ある財産の有効活用という点をより前に出して取り組んでいきたいと思っています。

朝日新聞 伊藤唯行 氏
 分かりました、ありがとうございます。

 

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 9 原発の稼働期間について

中日新聞 小松田健一 氏
 原発についてお尋ねします。先日政府が原発をですね原則40年で廃炉とすると、例外的に60年まで認めるという方針を打ち出してきましたが、知事はこの点についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 原発の是非についてはいろいろな議論があるわけでありますけれども、政府としていろいろなところで私も原発の話を聞いていますけれども、40年過ぎてもなんとなく普通に稼働しているというのは、世界的にはやはり違和感があるというか、その辺の基準というのはこれまで日本においては率直に言うと必ずしも十分な議論がされてきていなかったのではないかと思いますので、そういう点では一歩前進なのだろうなと思います。ただ、これは他の県の知事も言っていますけれども、それではその40年というのが本当に合理的なものであるのかどうかということも含めてより国民的な今のテーマになっていますので、理解と納得が得られるようなものにしていっていただくことが必要ではないかと思います。

中日新聞 小松田健一 氏
 60年まで認めるというその例外方針についてはいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 そこの原則と例外の考え方が一体どういう基準で誰が判断するかというのは私も詳細を承知していないのですけれど、そこら辺については国民の理解が得られるような形での検証というものがされなければいけないだろうと思います。

 

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 10 学校給食で使用する食材の放射性物質検査ついて(3)

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 放射性物質の食品の検査の関係でお伺いをしたいのですけれども、幼稚園と保育園の給食の検査というのは、これは来年度から行う方針ということでよろしいのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 来年度というか3月の中旬に検査機器が入りますが、たぶん設置してもすぐそこになじまさなければいけないとかいろいろあるみたいなので、すぐ使えるかどうかは分からないですけれども、その設置後は、できるだけ早く対応したいと思っております。

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 ありがとうございます。で、あの実質来年度からの運用になると思われるとおっしゃっていた簡易の検査機器を県内4カ所に配置するということなのですけれども、これ簡易ということなもんですからより精密な検査機器を使っての検査というのは現時点ではどのようにお考えなのでしょうか。小学校の給食食材についてゲルマニウムの半導体検出器を使っての検査というのは来年度以降はどのように・・・。

長野県知事 阿部守一
 ゲルマニウム半導体検出器を使っての検査との関係ということでしょうか。

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 はい、簡易検査のみでやっていくのかそれともより精密な機器でもやっていくのかというそこら辺のすみ分けだとかというのがもし運用上考えてらっしゃるのか。

長野県知事 阿部守一
 それは教育委員会は環境保全研究所との関係をどういうふうにするかというのを説明してもらえますか。

教育委員会事務局保健厚生課長 松野賢衛
 簡易検査機器とゲルマニウム半導体検出器の関係でありますけれども、今現在ゲルマニウム半導体検出器で行っているわけですけれども、機械が設置されて4月の学校給食が始まる頃にあわせて新たに導入した簡易検査機器で検査をスタートしたいと考えておりますけれども、ですから今ゲルマニウム半導体検出器でやっているわけですが、その検査につきましては新たに導入する4台の検査機器に移行していきたいと考えております。簡易検査機器で検査におきまして放射性物質が検出された場合、さらに精密な検査をするという形でゲルマニウム半導体検出器をお願いしてやっていきたいと考えております。

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 分かりました。幼稚園と保育園のですね、給食の検査の要請というのは、今までも県の方には寄せられていて、それで実施を決められるという形なのでしょうか。

教育委員会事務局保健厚生課長 松野賢衛
 幼稚園と保育所の関係でございますが、担当部局は、健康福祉部のこども・家庭課、それから私学につきましては情報公開・私学課の方で担当されておりまして、そういった要望もありましたので、今回、現在検査をやりたいかどうかという調査をしておりますので、要望があれば検査計画の中に取り入れて検査を行っていくということで考えております。

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 分かりました。ありがとうございました。

 

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 11 事業仕分けについて(2)

朝日新聞 野津彩子 氏
 先ほども出たのですが、改革・新風さんの会派で行う事業仕分けについてのお話なのですけれども、内容を具体的に聞いていないのでコメントできないということだったのですが、議会側が県の事業を仕分けするということ、他県でも取り組んでいる例を先ほどおっしゃっていましたが、他県の例についてはどういうふうに考えていますか。

長野県知事 阿部守一
 他県の例にコメントする立場ではあまりないと思いますけれども、これは、他県だけではなくて国会でもやっているわけです。決算行政監視委員会で各会派というか、各政党一緒になって取り組んでいるわけでありますので、ああいう形で何と言うか、国会の議論が活性化されていく方向性というのは、私は望ましいのではないかなと思っています。
 
朝日新聞 野津彩子 氏
 具体的には2月14日にやるということなのですけれども、見に行ってみたいとかお考えですか。それとも特に関心はないですか。

長野県知事 阿部守一
 見に行くとか人ごとのような話では全然ないと思います。これは県でやっている事業を対象にするということですので、私はそこの考え方とか状況とか聞いていないので、まずどういう話になっているのかというのを関係部局の方から、聞かなくてはいけないなと思っています。

朝日新聞 野津彩子 氏
 分かりました。それで、去年の知事会見でも基本的な考え方は継続した形で来年度も事業仕分けを実施したいとお考えをおっしゃって、先週は議会側に議決してもらえるようにあんな形で進めていきたいとおっしゃっていたと思うのですが、その進み具合は今どんな状況なのか教えていただけますか。

長野県知事 阿部守一
 進み具合・・・20パーセント進んだとか、50パーセント進んだとか、そういう話ではないので、まあこれからですね。私の予算査定もまだこれからですし。

朝日新聞 野津彩子 氏
 何か議会側との懇談とか話をする場を設定したとか、そういうことも今のところない。

長野県知事 阿部守一
 各会派代表者との懇談もありますからそういうところでもお話出るかもしれませんし、ちょっと今後の進め方については考えなければいけないなと思います。

朝日新聞 野津彩子 氏
 ありがとうございました。

 

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 12 学校給食で使用する食材の放射性物質検査ついて(3)

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 担当課長がいらっしゃるのでお伺いしたいのですが。学校給食の関係の放射物質について聞きたいのですが、12月に始まるときに知事が県独自の基準を決めてという話をされていたと思うのですが、今現在まで検出されていないのでなんとも言えないのですけれども、基準みたいな部分というのは県として今どのように考えているのか教えていただけますでしょうか。

教育委員会事務局保健厚生課長 松野賢衛
 基準の関係でございますが、現在、厚生労働省で新たな暫定規制値(案)が示されて検討されておりますので、最終的にどうなるかそういった経過はよく踏まえて検討していかなければならないことだと思います。県として基準値を設定することは難しいと考えておりまして、仮に放射性物質が検査によって検出された場合、暫定規制値以下であってもそれは現実に検出されているわけですから、給食食材には使わないように市町村教育委員会が学校給食の実施主体でありますのでそこで判断していただくのが適当といいますか、最終的にはそういうことになりますけれども、県教委とすればあえて検出されたものを使うということは、なかなか保護者の皆さんのお気持ち、また子どもたちのことを考えれば、それは差し控えていただきたいということを依頼していきたいと考えております。

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 それはもう既に市町村の方に県の考え方は伝えてあるという・・・

長野県知事 阿部守一
 私は使わせないというのが基本的な考え方で、これは課長が言うに法律的な話をギリギリすると、給食の提供主体は市町村ですから最終的な判断の主体は市町村ということになります。また、われわれ検査をしてなおかつ他の地域と違ってわれわれの場合事前の検査を原則やっていますので、事後的に食べてしまったものをどうしようかという話ではない形でやっていますから、これも保護者の皆さんの中にはいろいろな考え方の方がいらっしゃるわけですけれども、とりわけ今、暫定規制値がより厳しい基準に変わっていこうという境目のところでもありますから、そういう意味で暫定規制値以下だから問題ないですよというスタンスはとらないということです。

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 ありがとうございました。

 

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 13 浅川ダムF-V断層調査について

中日新聞 小松田健一 氏
 浅川ダムについてのお尋ねですが、先日、信大名誉教授の小坂先生たちのグループが独自に調査された結果を公表されて、いわゆるF-V断層というのが活断層であると、県が産総研に依頼したのとは全く別の調査結果を出しておられますが、これは県としてはあくまで聞き置く程度なのか、あるいはセカンドオピニオンとして今後の建設に何らかの参考にされるのか現時点でのお考えを伺いたいのですが。

長野県知事 阿部守一
 どういうご見解を示されたかというのを詳細に伺っていないので、県として行っている調査自体もまだ現在進行形の状況ですので、私としてはまだ最終的な判断をしているわけではありません。その判断をするときに当然そういうご提案やご意見を県としても受け取っているわけですから、そうしたものも念頭に置きながら最終的に判断していくという形になろうかと思います。

 

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 14 事業仕分けについて(3)

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 先ほどお話のありました事業仕分けについて伺いたいと思うのですが、知事は一般論で議会側、国会でもそうですし自治体における県議会、市議会等でもそうですけれども、会派がやる仕分けと議会全体でやる仕分け、一般論ではどのようなそれぞれメリット、デメリットがあるとお考えですか。

長野県知事 阿部守一
 議会は主要な権能として予算の議決、決算の認定ということがあるわけでありますので、当然個々の事業についてより踏み込んだ議論をしながら議会としての意思を固めるということが重要なのだろうと思いますので、そういう意味でそうしたプロセスの中に外部の視点というか、第三者的な視点、あるいは県民の目線そういうものを入れ込むということは私は意義があるのではないかと思います。他方で、首長の方は予算案を作ってなおかつ次の事業をどうするかということを常に考えて議会にご提案していく側でありますから、そういう意味で私としても、首長側としても常に事務事業のあり方というものを自らもちろん見直すということも大事かと思いますし、開かれた場、第三者の意見も伺いながら見直していくと、あり方を考えていくということもどちらも重要ではないかなと思います。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 そうしますと、議会側が事業仕分け等に取り組むこと自体の意義というのは認めつつですね、一方ではそれがあるから首長側、理事者側の事業点検の仕組みがいらないかというとそれは別であって必要なのだという認識でよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 そうですね。地方自治体は二元代表ですから、議会も議会で住民の意思で選ばれているわけです。知事なり市町村長も住民の意思で選ばれているわけでありますので、それぞれの負託を受けているわけですから、これは別に事業仕分けに限らず、それぞれの立場で何をやるかとか、何を考えるかと、それは当然考え方があってしかるべきではないかなと思います。

 

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 15 社会保障と税の一体改革について 他

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 それから大きく2点目なのですが、社会保障と税の一体改革の議論がこれから本格化、国会でも本格化するのだと思いますけれども、県としての社会保障の懇話会というのを昨年来、設置をおっしゃっていらっしゃいましたが、そちらの方は若干、国の情勢などあれなのかよく分かりませんが、若干ずれこんでいらっしゃるんでしょうか。


長野県知事 阿部守一
 ずれ込んで、2月には開催の予定です。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 あの、その中で、国のですね一番、最新の新しい状況など踏まえつつ、議論がですね、国のスキームの方が大きくこれから変わろうという時期にあたるわけですけれども、一方で国の側では入りの方の税の話もですね、セットで議論しているような形になるのですが、県の場合はその社会保障懇話会とそれから地方税制研究会と二本立てになっているのですけれども、そのあたりの県としての議論の整合性などをとる上で、今後どういうふうにその辺りは、別個に議論していくべきなのか、どんなふうに描いてらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 地方税制との関係ってことでしょうか。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 そうですね。国の方はこれを一体改革だといって、両方セットでですね、これから議論を進めていかれるだと思いますが、県の場合はその、直接財源が当てはまるわけではないかもしれませんけれども、二本立てで、これは入りの方とそれから社会保障の充実の方と、両方別の合議体で議論していくのだと思いますが、その辺りは今後ですね、県として、またそれをもう少し議論を同じ場でやったりだとかということもあり得るのか、それはそれで別にやっていくのか、どんなふうにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 国レベルの場合は、まさに年金だとか医療だとかの、何というか幹のところの話になるので、消費税をはじめとした、税の幹の太いところの議論を抜きに、社会保障制度のあり方は語れないということで、一体改革なのだろうと思っています。地方の場合はどちらかというと幹のところが国の制度、税制面にしても財政面にしてもですね、国の制度で決められてしまっているので、独自に発想していかなければいけない部分ももちろんありますけれども、むしろ国が構築しようとする社会保障の制度のあり方、そういうものが本当に国民・住民が安心できるものなのか、現場の視点に立ったときにも、是認され得るものなのかということをまずはしっかり議論しなければいけないだろうと思っています。ただ、県としての社会保障制度のあり方の検討も、これは財政的な側面とは不可分ですから、私がもちろん議論に加わりますけれども、総務部長も一緒に加わって、財政とか税とか、そういう全体の話と齟齬(そご)をきたさないような形の議論にしていきたいと思っています。

農政部園芸畜産課企画幹 唐沢正信
 家畜防疫に関するデータベースの関係ですが、今、園芸畜産課でデータの最終チェックを行っております。2月に入って地域ごとに試行をやってみまして、3月中旬には稼働させたいと考えております。よろしくお願いします。

長野県知事 阿部守一
 先ほど、私、出初式の時、スーツで行ったと言いましたけれども、スーツではなくて法被で行ったので、その下に「ねこ」を着させてもらったということですので、ちょっと訂正をさせていただきます。

長野県知事 阿部守一
 どうもありがとうございました。

 

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企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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