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更新日:2014年3月18日

知事会見(平成26年(2014年)3月18日(火曜日)14時30分~15時05分 会場:県庁)

項目

知事からの説明

  1. 県議会2月定例会が閉会、知事表彰(オリンピック・パラリンピック出場者、消防防災航空隊)、大雪被害に係る今後の対応(事後検証チームによる対応、JR東日本への要請)について

取材者からの質問

  1. 大雪被害に係る対応の事後検証について
  2. オリンピック・パラリンピック出場者の知事表彰について(1)
  3. 子どもを性被害等から守る専門委員会の報告書案について(1)
  4. 子どもを性被害等から守る専門委員会の報告書案について(2)
  5. 県営富士見産業団地のメガソーラー稼働時期について
  6. 栄村復興の取り組みについて
  7. リニア中央新幹線環境影響評価準備書に対する知事意見について
  8. オリンピック・パラリンピック出場者の知事表彰について(2)

本文

知事からの説明 

 1 県議会2月定例会が閉会、知事表彰(オリンピック・パラリンピック出場者、消防防災航空隊)、大雪被害に係る今後の対応(事後検証チームによる対応、JR東日本への要請)について

長野県知事 阿部守一
 それでは3月18日の会見を始めさせていただきます。まず冒頭、先ほど2月定例県議会閉会したところでございます。26年度の当初予算、そして補正予算、さらには契約に関する条例、あるいは中小企業振興条例はじめ各条例案等についてご議決をいただいたところであります。予算の執行については、経済対策補正については効果が早期に発揮できるように取り組んでいきたいと思っておりますし、また来年度の当初予算については、「しあわせ信州創造プラン」を加速化していくという趣旨で編成致しましたので、具体的に成果が上がるように取り組んでいきたいと考えております。また、2月の大雪関連の補正予算につきましても、3月10日提案日当日にご議決をいただいたところでございます。大雪被害については、被害状況もまだ、例えば鳥獣被害の防止柵等へも被害が出ているのではないかと考えられておりますので、引き続き現状をしっかり把握すると同時に農家の皆さんの営農継続意欲が失われることのないように取り組んでいきたいと考えています。
 今日、私の方からは2点お話をしたいと思います。
 まず1点目でありますが、知事表彰についてということであります。その内の一つがオリンピック・パラリンピックについてでございます。ソチ冬季パラリンピック、一昨日の16日に閉幕を致しました。アルペンスキーで2個の金メダルを獲得された狩野選手をはじめ大会でベストを尽くされた長野県関係の選手の活躍ぶりは、県民の皆さんに大きな感動を与えていただいたものと考えております。また、先月のオリンピックでの熱戦、今も鮮明な記憶として県民の皆さま方の頭に、心に残っていると思っております。このたび、冬季オリンピック・パラリンピック大会で活躍された選手の皆さまに対して、県から表彰をさせていただくことと致しました。まず、表彰の内容でありますけれども、4年に一度の世界最高レベルの大会、このオリンピック・パラリンピックに参加をされた選手全員に対しまして、スポーツ栄誉賞を授与させていただきます。また、入賞された選手に対しては、その功績をたたえて、知事表彰をあわせて授与させていただきます。さらに、今回の大会では4位でございましたが、5大会連続の入賞で冬季オリンピック日本人選手としての最多記録、5大会連続の入賞というのは、最多記録でありますが、この記録を作られた上村愛子選手、そしてパラリンピックにおいて前回のバンクーバー、そして今回のソチの2大会連続で金メダルを獲得された狩野亮選手、このお二人、上村愛子選手と狩野亮選手に対しましては、「スポーツ特別栄誉賞」を授与させていただく考えであります。表彰の日程につきましては、最初にオリンピック大会に出場された皆さんに3月27日・28日、両日お越しいただいて表彰をさせていただく予定であります。27日がスケート競技の選手、28日がスキー、ボブスレー、スケルトン競技の選手でございます。なお、出席者については現在確認中でございます。確定した段階で、別途お知らせを致します。またパラリンピック大会の出場選手の皆さんに対する表彰については、今後日程を調整させていただく予定であります。
 それから、もう一つ、表彰関連でもう一点でありますが、消防防災航空隊に対しての褒状の交付についてであります。長野県の消防防災航空隊は、県の組織内で直接的に人命救助、救急搬送を行う唯一の現地機関でございます。県内山岳遭難者の救助が増加傾向にあります。高度な専門性と危険を伴う活動を行ってきているわけでありますが、これまでに林野火災時の消火活動、山岳遭難者の救助、急病者の搬送等に加えて、東日本大震災では、緊急消防援助隊の航空部隊の一員として、被災地での活動に従事して、大勢の皆さんの生命・財産を守ってきております。また、先月14日からの大雪災害に際しましては、県内の孤立集落住民の救助、あるいは物資搬送を行いましたほか、山梨県でも人命救助に貢献を致しました。隊員のチームワークによりまして、無事故で運航してきております。消防防災航空隊、平成9年の発足以来、救助・救急してきた人の数が、1月22日の時点で、2,000名に達したところでございます。来年度、「信州の山 新世紀元年」ということで、山を盛り上げていこうと考えておりますが、航空隊、信州の山の安全をしっかり守ってもらっているチームでもあります。こうしたことから、隊員の皆さんの労をねぎらうと同時にですね、多くの人命を守り、地道に成果を積み重ねてきたということに対しまして、今回褒状を交付するということに致しました。表彰の日時、場所等については、資料に記載をされております通り、3月20日11時45分から県庁3階第三応接室で執り行う予定でございます。
 それから、大きな2点目でございますが、大雪災害に関連しての検証についてでございます。この度の記録的な大雪の災害対応につきましては、2月県議会の答弁でも申し上げましたが、課題を抽出し、今後の災害対応に生かしていくことが必要だと考えております。このため、この大雪災害の事後検証チームを設置して、和田副知事を座長として、各部局の主管課長、各地方事務所の副所長等をメンバーにして検証を行っていきたいと思います。6月中を目途に取りまとめをしていく予定であります。第1回の事後検証チーム会議は、3月24日月曜日に行う予定でございます。現在、各部局、各地方部において、課題抽出を行っているところでありますが、特に初動対応、それから除雪を含む道路管理、交通規制、さらには県民の皆さま方、被災された皆さま方への情報発信、こうした部分について、ワーキンググループを設置して検証を行っていきたいと考えております。また、検証にあたりましては、県組織だけではなくて、市町村、関係団体、関係者、あるいは広く県民の皆さま方からもご意見をいただく予定にしております。私が言っているのは、できるだけ生の声をですね、どういう課題があったのか、どういう問題意識で関係機関の皆さんが取り組まれていたのか、そういうできる限り生データとか生の声を集めるところからスタートしていきたいと考えております。なお、2月16日に大雪災害対策本部を設置しておりましたが、災害の応急対応に一定の目途が立ちましたので、本日12時をもって廃止を致しました。引き続き、被災された農林業者の皆さまをはじめとして、多くの皆さま方、影響を受けられた皆さま方の支援に努めていきたいと考えております。
 それから、大雪に関連して、JRへの要請についてご報告を申し上げます。今回、鉄道に関連致しましては、中央東線、あるいは小海線をはじめ、県内の各路線が運休して、県民の日常生活、そして経済・観光にも、深刻かつ重大な影響を及ぼす事態となりました。県としても、JR東日本、あるいはJR貨物等に対して、早期運転再開について要請してきたところであります。こうした中で、改めて、JR東日本、そしてJR東海に対しまして、要請をさせていただきました。2点あります。1点目が、列車の安定的な運行に必要な設備、体制の整備。それからもう1点が、異常気象時等における利用者、沿線自治体等への適切な情報提供等の2点であります。3月13日にJR東日本長野支社長に対して、そして、3月14日にJR東海の東海鉄道事業本部工務部長に、それぞれ企画部長から要請させていただいたところでございます。JR東日本からは、次の通りのご回答をいただいたところであります。まず、天候の変化、大雪に対応するため、列車運行方法の改善、降雪に対応した機材の整備等必要な対策を講じることにより、お客さまに安心してご利用いただけるよう鉄道輸送の安全性向上に努めていくと、また、安心していただけるよう的確な情報提供が重要であると考えているので、今後、どのようにして適時適切な情報提供を行っていくか検討し、改善を図っていきたいということであります。また、JR東海からも、今回の大雪は想定をはるかに上回る降雪であったと、今後も異常な気象はあり得るので、道路交通が断絶するリスクもあることを念頭に置きつつ、除雪機械の配置場所の見直し、お客さまへの情報提供をきちんと行うことをした上で、早めの運転中止等も検討して、お客さまに迷惑を掛けないような形で対処していきたいということでございます。県としても今回の大雪災害全体の課題を検証して、今後の災害の応急対応に生かしてまいりたいと思っておりますし、JR各社においてもこうした現状を踏まえてしっかり対応していただきたいと考えております。
 私の方からは以上でございます。よろしくお願い致します。

取材者からの質問

 1 大雪被害に係る対応の事後検証について

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 大雪の災害の事後検証チームですけれども、6月をめどにまとめられるということですけれども、年度末、年始と言いますか、年度始めですか、担当していた職員も異動があったりですね、そういった面はどのように対応されるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 異動しても聞くと。先ほど申し上げましたように課題を机上で考えるなと思っています。何となくきれいごとのとりまとめをしてもあまり役に立たないんじゃないのと思っていますので、県の職員だけでなくて、多くの皆さんから直接話を聞かせていただいて、どういう問題意識、あるいはどういう状況であったのかということをまずしっかり把握するところから取り組む必要があると思っていますので、県職員、どこに異動しようが関係なく話をしてもらうということだと思っております。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 いったんは年度末、この3月中にある程度まとめようというお考えはなかったのでしょうか。検証という意味では。スピード感という意味で。

長野県知事 阿部守一
 私はまだ残って、ちゃんと仕事やりますから。かなり応急対策の部分もですね、災害対策本部を作ったり、自衛隊の災害派遣の要請の時から県庁内のオペレーションについては、危機管理部と私のところでかなり、問題意識を共有できていると思っていますから、そういう意味では、拙速なまとめをするよりは、先ほど申し上げたように関係者の生の声をですね、しっかり聞くと。で、むしろテクニカルに情報収集が重要です、とか、こんな情報提供の在り方が良かったですねとまとめるよりも、むしろ当時の関係者がどういう感覚でいたかということをしっかり残しておくことこそ、これからの災害時に役立つのではないかと思っていますので、そういう姿勢で取り組んでいきたいと思っています。

 2 オリンピック・パラリンピック出場者の知事表彰について(1)

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 あと、その活躍されたオリンピック・パラリンピック選手への表彰なんですけれども、スポーツ特別栄誉賞、これは前例っていうのがあるんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 はい。スポーツ特別栄誉賞、スポーツ栄誉賞は、これまでオリンピック・パラリンピック初めて参加される皆さま方には授与していました。スポーツ特別栄誉賞については、過去2回ですね、平成6年に河野孝典様、そして荻原健司様がアルベールビル、それからリレハンメルで2連覇した時に授与していると。それから平成18年に小林美雪さん、長野、トリノのパラリンピックで2冠を達成した時、この2回、スポーツ特別栄誉賞授与させていただいております。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 これまでと比べて、何て言うんですか、手厚く表彰しているという、何て言うんですか、より広くと言いますか、より対象を広げてる、なんとなくイメージを持ったんですが。そのような感じでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 先ほどちょっと申し上げましたけれども、これまではわが県においては、スポーツ栄誉賞は、オリンピック・パラリンピック最初に出場した1回のみでありました。ただ、他の県の事例等も参酌しつつ再検討したところ、複数回授与することが適当だろうということで、今回参加された皆さま方に、全員にスポーツ栄誉賞は授与するという形にさせていただいているところであります。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 ありがとうございました。

 3 子どもを性被害等から守る専門委員会の報告書案について(1)

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 昨日ですね、県の専門委員会が淫行処罰規定を盛った条例についてもですね、必要とする報告書をまとめられまして、まだ知事の方に報告が届いてないので、このタイミングで伺うのが適切なのかどうかわかりませんが、まずは受け止めとですね、それからもう一つ、これからいつまでにどのような判断を、どんな手順でしていくお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 私もまだ、中身がちゃんとまとまったものをいただいていないので、中身についてのコメントはできませんが、しかしながら、平野委員長、安部副委員長を始め委員会の皆さんにかなり精力的なご議論をいただいたことについては、まずは感謝を申し上げたいと思います。今後、どう県として対応していくかということについては、まずは正式に報告書をいただいた上で、事務局からも内容について詳細な説明を受けた上で、対応を考えたいと思っております。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 県会の代表質問の時には、これで即、県の判断ということではなくて、県民の意見、例えば県民会議であるとか、他の県民の声も聞いた上で判断したいというようなお話をされていたかと思うのですが、例えばどんなところに聞く必要があるというふうにお考えでしょうか。それから、スケジュール感というのは、まだもらっていないという中で時期尚早なのかもしれませんが、知事の今のご認識の中ではどんなふうな対応が必要だとお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今ご質問にもありましたように、専門委員会の報告イコール県としてそのまま実行するかどうかというのは、まず内容を受け止めた上で、青少年育成県民会議、そうした方々のお考えというものもありますので、意見を十分に聞いた上で対応していきたいと思っています。この内容がどういうものであるかというのを、まず私自身がしっかり把握させていただくということが必要だと思っておりますが、いずれにしても長野県は県民運動の中で青少年を守ってきたわけでありますし、そうした県民運動についてはこれからも大切にしていかなければいけない。そういうことを大前提に置いた上で、考えていくということだと思っております。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 確認のためにお伺いしたいのですが、代表質問の時のご答弁は、確か県民会議など県民の声を聞いてというような、一つの例示として県民会議を挙げていらっしゃったのだというふうに認識しましたけれども、県民会議だけの問題ではないですし、多種多様な方の声を聞く必要はあるかと思うのですが、その辺り、まだ今のところ決まっている話ではないのかもしれませんが、その辺りはどういったイメージで捉えていらっしゃるでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 それは決まっていないから、分からないですね。中身次第、あるいは県としてどういう対応をするかによっても、どんな方のご意見を聞く必要があるか、また変わってくると思いますので、そういう意味では私自身が内容をしっかり把握した上で、考えたいと思います。

 4 子どもを性被害等から守る専門委員会の報告書案について(2)

毎日新聞 小田中大 氏
 今の質問に関連してお伺いしたいんですけれども、今回報告書を知事が受け取った後に県として検討していくかと思いますが、検討スケジュールの話に関連してですけれども、知事ご自身として判断されるということになるのであれば、当然一期目の任期というのは8月末ということで迫っているわけですけれども、それまでに成すべきか否かということについてどのようにお考えですか。

長野県知事 阿部守一
 これはまずは中身を見た上で、判断していくということだと思います。私自身が内容を見てですね、どういう方たちの意見をさらに聞く必要があるのか、あるいはどういう進め方をするのかということを、しっかり考える中で慎重に対応したいと思っています。

毎日新聞 小田中大 氏
 知事としては、今回の条例を作るか作らないかというのもありますけれども、その判断自体は知事としてきちんとすべきであるとお考えなわけですよね。

長野県知事 阿部守一
 もちろん。委員会から報告書をいただいた上で、どういう形で進めるべきかと、最終的にメディア等では条例ありきで検討しているのではないというご意見も出ているので、私としては慎重な言い回しをさせていただいていますけれども、どういう対応をしていく必要があるのかということについては、これは当然私が責任を持って決めていかなければいけないだろうと思っています。

毎日新聞 小田中大 氏
 ということであれば、8月に任期が切れるわけで、知事としてはまだ知事選に対して明確な、出馬するかしないかということについて、明確な回答はされていないという状況なんですけれども、であるならばその責任をもって判断するタイミングは8月までに判断するということになるのか、それを先に送るのであれば当然知事選にもう一期出る形になると思うんですけれども。

長野県知事 阿部守一
 知事選への対応については、村石議員のご質問にもお答えした通り、県民の声に耳を澄ませて決断していきたいと思っております。そういう中で、さまざまな課題があるという前提の中で、決断していかなければいけないと思っておりますが、この問題もそうした中で、私自身全体的に判断をしていきたいと思います。

 5 県営富士見産業団地のメガソーラー稼働時期について

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 大雪に関連して、県営富士見産業団地に誘致をして今建設して年度末にも発電を開始するという予定だったシャープのメガソーラーですね、大雪、想定外の雪で非常にダメージを受けて、予定通りの発電の時期はちょっと読めないんじゃないかというような状況になっているのを現場等で確認しまして、県としてどんな今情報をお持ちなのかということと、発電の開始の目途等について、あるいは県の対応について今どんなふうにお考えかお聞きしたいのですが。

長野県知事 阿部守一
 それはじゃあ担当課長の方から。

商工労働部産業政策課長兼次世代産業集積室長 吉澤猛
 現地につきましてはですね、昨日私どもでも確認をさせていただきまして、先方の現場の責任者の方とも話をさせていただきました。発電をいつ行うかはお借りいただいている事業者サイドで決めることですので、私どもの方でどうのこうのと言いますか、申し上げることでもございませんけれども、現状を見た範囲では当初3月の末と予定していた発電開始につきましてはですね、ずれ込むんじゃないかと見ているところでございます。また、今後ですね、詳しい事業者の方からですね、お話がございましたら県と致しましても、いろんな関係者と調整をさせていただくと考えています。以上です。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 富士見方面ですね、諏訪エリアも含めてなんですけど、当初県とすれば非常に冬でも燦々と太陽が降り注ぐというか、そういう県内の内陸性を生かした好条件だということでの誘致だったかと思うのですけど、この大雪について言えば、かなりメガソーラーにというか、自然エネルギー推進というような大きなくくりで見てもちょっと想定外だというご感想でしょうか。知事にしてみれば。

長野県知事 阿部守一
 まあ自然エネルギー、農業もそうですけども、自然エネルギーも自然との関係性において対応していかなければいけないものだと思います。今回のような長野県の中では比較的降雪量が少ない地域に降った大雪が、これからも継続的に降るようになるのかどうかというのは、もう少し状況を見なければ分からないところだと思いますが、ただ、いずれにしても、これまでの日照時間のデータ等からすればですね、長野県は太陽光等熱利用に適した地域が多いということは変わらない事実だと思いますので、そういう意味では、自然エネルギーの普及拡大についてはこれからも基本的にしっかりすすめていきたいと思っています。

 6 栄村復興の取り組みについて

信越放送(SBC) 清水秀行 氏
 3月12日の栄村の震災からですね、3年になりまして、改めてこれで復旧がかなり終わったという状況の中で、栄村にとってですね、県ができる支援の部分と、あとこれからですね、どのような視点が必要かというところを知事のお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 栄村を中心とした北部地震から3年経過したわけであります。ひと頃、発災直後は2,000名に近い方たちが避難所に身を寄せるという状況の中から、これは村の皆さんの助け合い、支え合いとそういう強い力もあり、公共施設の復旧等については、かなり進めてこれたかなと思います。これは村民の皆さんの踏ん張り、努力そして栄村の取り組みの成果という部分だと思います。これからは高齢者比率が約半分という村であります。子どもの声がこだまする村を作ろうという村としての目標を立てているわけでありますから、そうした思いに私たち長野県もしっかり寄り添って、一緒になってですね、産業の振興であったり、あるいは若者が定住しやすい環境づくり、そうしたことに一緒に取り組んでいきたいと思います。

信越放送(SBC) 清水秀行 氏
 関連でですね、今回の村の3月議会でも話題になったのですけれども、村のやりたい事業とですね、集落がこれから自立していく、活性化していくためにですね、やりたい事業もなかなかずれがあったりとかですね、意思疎通ができないという中で、県の方に元気づくり支援金の要請をしてみたりとかですね、なかなかその辺のコミュニケーションの部分が、それぞれの思いがあって行われていて、難しい部分もあるかと思うのですが、その部分を県として何か支えていけることというのはどのようにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 村の中でさまざまご意見がある部分はなくはないのだろうなと思います。これは県としては、村としてどういう方向に進んでいくかというのが、まずは栄村自身が努力をしてもらいたいと思いますし、そういう中で村としてこんなことをやっていこうという方向性が示されれば、県としては最大限バックアップをしていきたいと思います。

 7 リニア中央新幹線環境影響評価準備書に対する知事意見について

信越放送(SBC) 清水秀行 氏
 あと1点だけ。話は変わりますけれども、リニア新幹線の関係の環境の県としての意見書ですが、先日報告がありまして、それを受けて知事も受けたという形ですが、現状は25日に向けてどのようなお考えで作業を進められているのか。

長野県知事 阿部守一
 リニアの環境影響評価準備書については、技術委員会から3月13日に意見をいただいております。この技術委員会の意見を私どもとしては、基本としてそういう意味では、公聴会等でも住民からのご意見が出ていたり、あるいは事務所に対する関係市町村からのご意見というものもありますので、こうしたことも配慮して知事意見取りまとめを行なっているところでございます。

 8 オリンピック・パラリンピック出場者の知事表彰について(2)

共同通信 小島佳祐 氏
 ソチ五輪とソチパラリンピックの表彰の関係でお伺いしたいんですけれども、パラリンピックのメダリストには特別栄誉賞をお渡しするということだったんですが、その他のメダリストの方は、その入賞者と同様に扱うということでよろしいんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 そうですね。狩野亮選手、金メダルとられたということだけではなくて、2大会連続ということで、スポーツ特別栄誉賞の授与ということで考えています。例えば、渡部暁人選手、竹内拓選手、オリンピックでメダルとられておりますが、両選手に対しましては、他の入賞者と同じ対応ということで考えています。これも、メダル3位のところで、金銀銅メダルのところで線引きをするのか、あるいは入賞者のところまで対応するのかというところは、二通り考え方があり得ると思いますが、長野県としてはこれまでも知事表彰については、入賞者のところ、全てを対象とさせていただいてきているという状況でありますので、今回も基本的に同じ対応をさせていただきたいと思っております。

共同通信 小島佳祐 氏
 上村愛子選手に特別に表彰されるということは悪いということではないんですけれども、今回メダルには結局手が届かなかったというにもかかわらず、メダリストよりも上の扱いをするというところ、どういうお考えがあるのかもう少し詳しくお聞きしてもいいですか。

長野県知事 阿部守一
 メダリストより上の扱いというか、先ほど申し上げましたように、私ども長野県としては、これまでメダルを取られた方は入賞者と同じように知事表彰の対象であります。ここは、これまでと違いはありません。それとは別に、先ほど申し上げたスポーツ特別栄誉賞と、これは特に一回メダルを取ったということ以上に功績がある方という形でありまして、先ほど申し上げたように過去三名の方にスポーツ特別栄誉賞授与させていただいております。今回、上村愛子選手につきましては、先ほどお話をさせていただいたように、長野オリンピックから5大会連続の入賞ということで、これは冬季オリンピックにおける日本選手の最多記録であります。5大会連続入賞は冬季オリンピック日本選手としては最多記録ということであります。また、2008年、上村愛子選手、ワールドカップで日本人選手初の種目別総合優勝をされておりますし、これまで長い間にわたって日本のトップアスリートとして活躍をしてきていると、こういうことを総合的に勘案した上で、今回スポーツ特別栄誉賞という形で表彰をさせていただこうというものでございます。狩野亮選手に関しましては、これまで過去にスポーツ特別栄誉賞を授与された3名の皆さんと同等の実績、2大会連続での金メダルということでありますので、狩野亮選手についてもスポーツ特別栄誉賞の対象として、表彰させていただくということでございます。

共同通信 小島圭祐 氏
 分かりました。すみません、確認になりますが、このお二人については、知事表彰も贈るし、特別栄誉賞も贈るという形になるんですか。

長野県知事 阿部守一
 スポーツ特別栄誉賞だけということになります。

共同通信 小島佳祐 氏
 分かりました。ありがとうございます。

長野県知事 阿部守一
 はい、ありがとうございました。

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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