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更新日:2015年7月23日

知事会見(平成27年(2015年)7月23日(木曜日)11時03分~11時30分 会場:県庁)

項目

知事からの説明

取材者からの質問

  1. 主要国首脳会議(サミット)交通大臣会合について(1)
  2. 2年目の「信州 山の日」について
  3. 「アドバンス認証」について
  4. 油井亀美也宇宙飛行士について(1)
  5. 油井亀美也宇宙飛行士について(2)
  6. 「日本創生のための将来世代応援に係る緊急提言」について
  7. 子育て世代への負担軽減について
  8. 主要国首脳会議(サミット)交通大臣会合について(2)

本文

知事からの説明

油井亀美也宇宙飛行士の搭乗ロケット発射、部局長会議を開催〈職場いきいきアドバンスカンパニー認証(略称:「アドバンス認証」)スタート〉、信州の伝統工芸品(信州竹細工ランプシェード)のご紹介について

長野県知事 阿部守一
それでは7月23日の会見を始めさせていただきます。冒頭私の方からは3点お話を申し上げたいと思います。
まず宇宙飛行士の油井亀美也さんのことであります。本日の早朝、国際宇宙ステーションに向けてロケットが発射され、予定通りにいけば午前12時前には国際宇宙ステーションとドッキングすると伺っております。まずは打ち上げの成功を皆さんと共に喜びたいと思いますし、また油井さんには昨年の8月に訓練スケジュール等でご多忙の中、県庁までお越しいただいたところでありますが、そういう中で川上村の美しい星空を眺めて育った、そういう子ども時代の体験が今日の自分につながっているとお話をいただいたわけでありまして、ぜひ今回のミッションの大成功、そして無事でのご帰還を心から祈念すると同時に長野県の子どもたち、若者たちが、油井さんの姿を見て自分もああなりたい、こうなりたいという形で、夢や希望をぜひ広げてもらいたいと思っています。ぜひ無事に戻っていただいたら、また長野県に戻っていただいてお会いできることを心から楽しみにしているところでございます。
それから、先ほど部局長会議を開催しました。報告事項としては信州ACE(エース)プロジェクトのうちの食の関係、それから主要国首脳会議関係閣僚会合の開催地の決定について、さらには「職場いきいきアドバンスカンパニー認証」のスタート、それから環境保全研究所飯綱庁舎の最近の取り組みということで報告がありました。その中で、ここでは「職場いきいきアドバンスカンパニー」認証制度についてお話をしたいと思います。お手元の資料をご覧いただければと思います。地方創生に取り組む中で子育てしやすい環境づくりということが非常に重要なテーマであります。そういう中でも仕事と家庭の両立支援ということが行政として今求められている大変大きなテーマであります。そういう中で職場環境の改善、あるいは雇用の安定という観点で多様な働き方を実践されていらっしゃる企業を県として認証する制度をスタートさせてまいります。制度名は「職場いきいきアドバンスカンパニー認証」、略称「アドバンス認証」ということで名付けさせていただきたいと思います。「アドバンス(advance)」とは「一歩進んだ」という意味であります。従業員が仕事と家庭を両立させながら生き生きと働き続けることができる、そうした企業を認証していきたいと考えておりますし、こうした企業の取り組みが他の企業にもどんどん広がっていただくことを期待しますし、県としても支援を行っていきたいと考えております。認証マークについては「アドバンス」の頭文字のAを背景にしたデザインでありまして、男性、女性が共に手を取り合って笑顔で協力している職場をイメージしたものであります。認証企業におかれては認証マークを活用していただいて企業のイメージアップ、あるいは優秀な人材の育成確保、そうしたものに役立てていただきたいと思います。県としてもこうした企業の取り組みを広くホームページ等で発信をしていきたいと考えています。
それから大きな3点目でありますけれども、伝統的工芸品について知事室に四半期ごとに展示をさせていただいております。今回はこちらにございますけれども「信州竹細工のランプシェード」についてご紹介を致したいと思います。「信州竹細工」は長野県知事指定の伝統的工芸品であります。地元の根曲り竹を用いて制作されているところでありまして、今回展示致しますランプシェードは、その「信州竹細工」と国指定伝統的工芸品であります「内山紙」とのコラボレーションによります新商品で、上品で柔らかな光を放つ信州らしい作品でございます。このランプシェードを制作いただきました須賀川(すがかわ)竹細工振興会会長の田中久夫さんに今日はお越しいただいておりますので、直接作品についてお話しいただければと思います。

須賀川竹細工振興会 田中久夫 氏
ただ今紹介をいただきました須賀川竹細工振興会会長をやっております田中久夫です。この頃つくづく私思うんですけど、信州須賀川で生まれて良かったと思っているんです。私の生まれ育った須賀川に根曲り竹を加工する仕事があったということが今思うとつくづく良かったと思います。このたびはその中の六つ目編みという六角形の穴を作りながらそれを飛ばしたりなんかして、2段飛ばし、1段飛ばしをしながら編んでいくという作りをしてみました。その影を美しいなと思う、そういう見方をしてもらえればうれしいと思います。根曲り竹の持っている性格は線が細くて、真竹と違った柔らかい草のような笹なんです。ちしま笹という名前なんですけども、その笹の表面の丸みが細いために、丸みが見える、太さがあまり太くないために、丸みが皮を剝ぎ取ったところに見える。それが素朴さを醸し出している。その辺の良さを私はいつも感じています。それを今年はこの明かり、2~3年前から私作っているんですけども、ここにモミジを、このたびは、これは去年モミジが紅葉したときに採って、押し葉にしておいたものです。色って抜けないもんなんですね。それを明かりを入れると発色してくるというか、見えるというか、しょっちゅう使っています。編んでいるときにいつも思うんですけども、この技術って本当に昔の人は考えておいてくれたんだとつくづく思うんです。1目ずつ編んでいくとそれが壊れなく積み上がってくるという編み方。これを考え出された先祖の人たちに感謝いっぱいです。それから和紙と一緒に、和紙も知事さんがおっしゃっていただきましたように国の伝統的工芸品なんです。この和紙と竹というのはものすごく相性がいいもんですから、これを使ってかばん、それから買い物籠のようなものまで広げて作っていこうと思います。今後ともよろしくお願いしたいと思います。

長野県知事 阿部守一
どうも田中さんありがとうございます。今もお話ありましたけれども素晴らしい技術でありますので、ぜひ後世にしっかりと引き継いでいただくことができますようにお願いしたいと思いますし、われわれも伝統的工芸品の振興にさらに力を入れて取り組みたいと思いますのでよろしくお願い致します。
私の方からは以上でございますのでよろしくお願い致します。

取材者からの質問

1 主要国首脳会議(サミット)交通大臣会合について(1)

信濃毎日新聞 村澤圭一 氏
4点ほどお願い致します。先ほど部局長会議で出た主要国の関係閣僚のお話なんですが、来月立ち上げる推進本部ですが、これはイメージとしてはどんな会合というか組織、まず庁内で立ち上げてその後順次推進組織、予定ではこれはおそらく招致段階で立ち上げたような商工団体ですとか、いろいろな外部団体、二段構えで組織を作っておられるような順番になりますか。

長野県知事 阿部守一
サミットの組織については民間の皆さま方、地元の軽井沢町とも一緒にこれまで運動してきました。広く大勢の皆さま方のご協力の下で今回の大臣会合を進めていきたいと思いますが、現時点で具体的にこういう形でということはまだ未定でありますので、今後先ほども部局長会議で申し上げましたけれども、今年のフランクフルト会合が交通大臣会合の第1弾というようなこともありますので、しっかりと情報を収集しつつ、県としての対応を決めて立ち上げていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 村澤圭一 氏
全庁的な組織体制というのがありますが、大体どのぐらいの人員というのは、それはまだ今算出していらっしゃるということでしょうか。

長野県知事 阿部守一
それは必要十分な体制を考えていかなければいけないと思っておりますので、国における対応もあると思いますので、そうしたことも踏まえて決定していきたいと思っています。

2 2年目の「信州 山の日」について

信濃毎日新聞 村澤圭一 氏
あと会議に出たお話だと、今月26日の「信州 山の日」2回目になるかと思うのですが、先日、火山法が改正されたりですとか、御嶽山の噴火があったりですとか、山の安全というか改めた課題が出てきたりしていて、2年目の「信州 山の日」を迎えるに当たってこれからどのように「信州 山の日」を続けていきたいとお考えになりますか。

長野県知事 阿部守一
今年の「信州 山の日」は昨年の災害等も踏まえて「山を楽しく安全に」ということをテーマとして取り組んでいきたいと思っています。そういう意味で安全登山の方法等についても「信州 山の日」学校の中で広く大勢の皆さま方に知っていただこうという取り組みも企画していますし、また県としても今、仮称としての登山安全条例を検討しているところでありますので、そうしたことを全体としてもちろん大勢の皆さま方にお楽しみいただける山岳観光ということを目指さなければいけないと思いますが、その一方で遭難件数も非常に高水準であるというようなことも踏まえて、山のグレーディング等はじめとして安全面での対応ということも引き続きしっかり進めていきたいと考えています。

3 「アドバンス認証」について

信濃毎日新聞 村澤圭一 氏
先ほどご説明があった「職場いきいきアドバンスカンパニー」なんですが、同様の趣旨のものが労働局の方から例えば「プラチナくるみん」とか同様の施策があると思うのですが、県であえて取り上げる理由というか、だぶってやることによってより企業に対してアピールできるという側面があるかと思うのと、一方他の公的な機関が認証するとの違いというか、ここが売りというか、そこら辺はどの辺りになりますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
「職場いきいきアドバンスカンパニー」認証制度については認証基準のところで、私のところでもいろいろ検討を指示させていただいて、極力具体的にこの職場環境の改善が進むようにということで配慮させていただいています。そういう意味で県としてかねてから取り組んできていますけれども、まず「社員の子育て応援宣言」は県の施策との関係性ということで必須にさせていただいております。加えて雇用制度、しっかり就業規則等、あるいは育児・介護休業に関する制度整備等、ある意味ベーシックな取り組み、上乗せした制度だけではなくてベーシックなところはきっちりやっていただいている企業であるということが大前提であります。その上で多様な働き方、それから正規・非正規の雇用の点が今さまざま議論になっているわけでありますので、そういう意味では非正規社員の処遇の改善といったことも評価のポイントにさせていただいておりますし、また正社員の方も例えば短時間正社員制度であるとか、あるいは県としても進めていきたいと思っておりますテレワーク・在宅勤務制度でありますとか、そういうことを活用して雇用の継続、例えば出産・子育て等で企業を辞めざるを得ないような環境にならないような部分の制度整備というようなことに視点を置いて制度設計をさせていただいているところでありまして、この「職場いきいきアドバンスカンパニー」認証制度が単独で効力を発揮するというよりは今申し上げたように雇用の継続であったり、非正規社員の皆さんの処遇改善であったり、県として進めている取り組み全般と相まって効果を発揮していきたいと思っております。

4 油井亀美也宇宙飛行士について(1)

信濃毎日新聞 村澤圭一 氏
あともう1点、冒頭に油井さんに応援のコメントをいただいたんですが、できれば去年お会いになったときの印象というか人柄を、どんな印象というか、リーダーシップがあるとか、いろいろされてらっしゃいますけれども、どんな方だと思われたかというのを教えていただけますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
私は一番印象に残っているのは先ほども申し上げましたけれども、やはり川上村で育ったときの子どもの頃の星空を眺めていた思い、そういうものを強く持ち続けて、宇宙飛行士になるっていう夢は結構多くの子どもたちが、私も昔、将来の夢みたいなところにうんと小さい頃はそういうことを書いたときもあったような気がしますけれども、多くの人たちが単なる夢として思うんですけれども、それを現実のものにまで高めていかれるということで、私はやはり強い精神力というか、そういうものは直接お目にかかって感じましたし、ただその反面、そういう強い精神力というとこわもてのイメージがありますけれども、非常にソフトな感じの方でありまして、そういう意味で長野県としての誇りでもありますし、ぜひ県民全体で油井さんのミッションの成功を応援をしていきたいと思っています。

5 油井亀美也宇宙飛行士について(2)

読売新聞 戸田貴也 氏
油井さんの関係が先ほど出たので、今日打ち上げ午前6時のときはテレビ等でも中継があったと思いますが、知事はご覧にはなりましたか。

長野県知事 阿部守一
私は直接見ていないです。残念ですけれども。ただ、今日ロケット打ち上げだということは意識していましたし、成功したというニュースは聞いて大変うれしく思っているところであります。

6 「日本創生のための将来世代応援に係る緊急提言」について

読売新聞 戸田貴也 氏
あとちょっと変わるんですけれども、今日、国の方に、いわゆる知事同盟として緊急提言をされるんですけれども、伺えない社もいると思うので、今回知事としてはお1人代表して行かれると思うんですけれども、実際に現場、いわゆる地方創生、地方の現場をやられている方として、どういったことをぜひ大臣に伝えたいと思っていらっしゃいますか。

長野県知事 阿部守一
今、地方創生の関係で県内周って各市町村長の皆さま方ともお話をしている中でも一部出ていますけれども、やはり国として地方創生を進めるということで旗を掲げていただいたということは大変ありがたく思っています。われわれ県も市町村も今、真剣に地方創生の総合戦略を策定しているところでありますので、ぜひ国も本気度をしっかり持続をさせていただいて、例えば地方創生のための交付金、先行型と称して昨年度の補正で組み込まれてわれわれ執行している段階でありますけども、来年度の予算編成に向けても財政的、財源的な面でしっかりと国が後押しをしていただく必要があるということはまず申し上げなければいけないなと思っています。加えて国として、例えば地方移住促進等に力を入れていただいていますので、単にわれわれも国にお願いするということだけではなくて、国の取り組みとも連携してしっかり地方創生が成果を挙げることができるように取り組んでいきたいということをお話をしていきたいと思いますし、それに加えていくつか具体的な提言、要請をしていきたいと思っています。

7 子育て世代への負担軽減について

読売新聞 戸田貴也 氏
それに関連して、今日の部局長会議にも出ているんですが、子育ての支援を県としてもしっかりやっていくという趣旨の中で、例えば美術館の利用については子ども、子育ての人たちに割引についてはいろいろ違いがあるというご発言もありましたけども、知事のお考えとしてはやはり現状もしっかり把握した中で、拡充であるとか、そういったものを検討すべきとかそういうお考えはいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
地方創生は人口定着・確かな暮らし実現会議でも冒頭から私申し上げてきているのは、まずあの会議は審議会ではないですと。要は県が何か進めるのにご意見を頂戴ということだけではなくて、ぜひ参加している皆さま方も一緒になって取り組んでいただきたいということをお話させてきていただいています。そういう中で、例えば八十二銀行でも子ども手当の拡充に取り組まれたと伺っていますが、例えば子育て支援を一つ取っても広くさまざまな団体、企業の皆さんが取り組んでいただくことを抜きにして県だけでは本当に子育てしやすい県にはならないだろうと思います。先ほど県の美術館、博物館の例で申し上げましたけれども、例えば夏休み期間に入ってきているわけでありますけども、そういうときは県内の美術館、博物館は共通でただにするとか、あるいはただにするのが難しくても、例えば500円の券を1回買えばどこでも共通で入れますとか、単に私が今、思い付きで言っているわけですけれども、子育て支援を進めていく上でいくつか視点がありますけれども、例えば子育て世代の負担の軽減っていうのは何も保育料の軽減を行政がやるだけではなくて、他にも取り組める事例はあるだろうと思います。そういうことをわれわれ自身ももっと考えていろいろな方面に働き掛けをしていかなければいけないと思いますし、先ほど申し上げました子育て応援パスポートの制度もありますので、そうしたものも活用しながらいろいろな形の工夫を講じていきたいという思いの一環で、たまたま県立歴史館と信濃美術館のチラシが同時に出ていましたので、それで気付いたことを申し上げるということであります。

8 主要国首脳会議(サミット)交通大臣会合について(2)

日本放送協会(NHK) 保科賢一 氏
先ほどおっしゃいましたサミットに関して交通大臣会合が開かれるということで、8月に本部を立ち上げるということなんですけれども、その本部を立ち上げる意味と大臣会合が開かれるっていうことで、長野県軽井沢をよりPRできるということで、その会合に向けての意気込み、成功に向けての県としての意気込みをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
これは私ども大臣会合を誘致した立場でありますので、そういう意味で引き続き大勢の皆さま方との連携の中でしっかり成功させていきたいと、そういう決意の下、組織を立ち上げていきたいと思っています。交通大臣会合の具体的なテーマ自体についてはまだこれから決まってくる形になりますので、私とすればそうした内容に合わせて受け入れの取り組みも考える必要があるだろうと思いますので、引き続き国土交通省をはじめ関係の皆さんとも十分連携を取りながら、この交通大臣会合が大成功するように県としてもしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

長野県知事 阿部守一
ありがとうございました。

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