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更新日:2019年9月25日

知事会見(令和元年(2019年)9月19日(木曜日)17時10分~17時47分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 県議会9月定例会の開会について
  2. 豚コレラの対応について
  3. 多文化共生相談センターのオープンについて

取材者からの質問

  1. 豚コレラ対策について 1
  2. 県の消防防災ヘリの事故、今後の消防防災体制の取り組みについて
  3. 豚コレラ対策について 2
  4. 統合型リゾートの設置、日韓関係の悪化に伴う観光への影響について
  5. 豚コレラ対策について 3
  6. 千曲市の場外車券売り場の計画について

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本文

阿部知事からの説明

 1 県議会9月定例会の開会について

長野県知事 阿部守一
 本日は、私から大きく3点冒頭申し上げて後ほどご質問等いただきたいと思います。まず9月定例会が本日開会しました。10月7日までの会期は19日間ということです。本日早速豚コレラに関する補正予算をご議決いただいたことを大変ありがたく思っていますし、また引き続き、提出した議案につきましては丁寧なご説明をさせていただく中でご議決いただけるように取り組んでいきたいと思っています。

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 2 豚コレラの対応について

長野県知事 阿部守一
 
それから2点目ですが、豚コレラの対応についてです。本日9時から対策本部会議を開催し、殺処分・防疫対策の徹底を指示したところです。9時15分から防疫措置を開始しまして、15時半の段階で殺処分が完了しました。現在埋却等の対応を行っているところでして、これまでのところ順調に作業が進んでいるという状況です。この会見の後、進捗状況等に関しては、農政部からブリーフィングを行う予定ですので、よろしくお願いします。
 それから豚コレラに関連してもう1点ですが、明日、江藤拓農林水産大臣に対して、豚コレラ対策に関する緊急要望を行うこととしました。これについては本県だけではなくて、全部で8県、富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、愛知県、三重県の合同で要望を行う予定です。要望項目については大きく2点です。飼養豚への緊急のワクチン接種、アフリカ豚コレラを踏まえた水際対策の強化、この2点を各県の知事連名で、知事本人がかなりの県でお越しいただけるのではないかと思っていますけれども、要請をしていきたいと思っています。豚コレラは発生以来約1年ということで甚大な被害を各地にもたらしているという状況です。本県を含む各県共通の認識として、国家レベルの緊急事案だと受け止めています。豚コレラを収束させるという観点で連名で要望していきたいと考えています。また、今の2点は各県連名ですけれども、長野県としてはこの他に独自の要請として3点、飼養豚への緊急ワクチン接種は先ほどと重なりますが、それと養豚農場におけるバイオセキュリティの向上対策、そして野生イノシシへの対策強化、このことについても長野県として要請を行っていきたいと考えています。

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 3 多文化共生相談センターのオープンについて

長野県知事 阿部守一
 
それから大きな3点目ですけれども、多文化共生相談センターのオープンについてです。10月1日に長野市のもんぜんぷら座にオープンします。本年4月の改正入管法の施行によって、今後、長野県にお越しになる外国人が増加していくということが見込まれています。そういう中で長野県にお住まいの外国人の方々、あるいはこれからお越しいただく外国人の方々が安心して生活していただくための環境整備の第一歩として取り組んでいきます。センターにおいては、15言語で対応していきたいと考えていますし、また平日はなかなか相談に来られない方のために、第1・第3土曜日にも相談対応します。相談時間は18時まで確保したいと思っています。
 また、相談者とセンター、通訳業者に委託するわけですけれども、そして関係の機関、市町村役場であったり、病院であったり、そうした機関と三者間通話で会話することも応援していきたいと考えています。また、10月1日からは専用のホームページ、15言語対応のホームページを開設していきます。加えて、地域に身近な部分は市町村の皆さんが担っていただいているわけですので、市町村を応援するという観点で、市町村相談員の研修会も年4回行っていきたいと思っています。また相談マニュアルを作成して、市町村に提供していきたいと思っています。加えて、県内10ヶ所で出張相談会も開催していきます。この多文化共生相談センターが、将来的に本県の多文化共生の拠点となるように、しっかりとスタートさせていきたいと考えています。外国籍の皆さま方にはぜひお気軽に利用いただければと思っています。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 豚コレラ対策について 1

 

時事通信 真勢春海 氏
 豚コレラの関係で、今日、高森町の養豚場での感染が確認されたということで、これについての知事の受け止めと、あと今回、他県と合同で要望するということですけれども、これまでも県としては、単独では要望されてきたと思うのですけれども、連携して取り組む狙いについてお伺いさせてください。

長野県知事 阿部守一
 まず高森町の養豚場における豚コレラの発生については、長野県内における民間の農場においては、実質的に初めての発生ということで、大変深刻な事態だと受け止めています。これまでも、豚コレラの発生防止について、行政としても、養豚農家の皆さんも、全力で対策を講じてきたわけですけれども、こうした事態になってしまったことを大変残念に思っています。農家の皆さま方の思いは、本当に日々不安な状況だと思いますので、農家の皆さまの思いにしっかり寄り添って、引き続き対応していきたいと思っています。
 それから、各県合同での要望についてです。これは先ほど申し上げましたが、それぞれの県の実情はあります。しかしながら、豚コレラの現状を見ると、国全体の大変大きな危機ではないかと考えています。そういう意味で、豚コレラの発生県、あるいは、イノシシにおける豚コレラ発生県、そうした県が連携して、同じ思いで、政府に対してワクチン接種等を訴えていく必要があると考えてこうした取り組みを行っていくこととしました。ぜひ政府が踏み込んだ判断をしていただくことができるようにしっかり取り組んでいきたいと思います。

時事通信 真勢春海 氏
 豚へのワクチン接種について、感染地域が広がっている中での知事のお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 私としては豚コレラという目に見えないものを相手に農家の皆さんが、日々ある意味戦っていらっしゃるわけです。そして関係者の皆さま方のご意見を伺う中でもワクチン接種をぜひ行ってほしいという要請を強くいただいています。ぜひそういう観点でこのワクチン接種に向けた取り組みを行っていただくように、私どもとしてはしっかり要請していきたいと思っています。

日本経済新聞 北川開 氏
 ワクチン接種について農林水産省は地域限定での接種も検討していますが、これについて知事の考えをお願いします。

長野県知事 阿部守一
 いろいろな接種の仕方があると思いますけれども、私どもとしては地域限定でワクチン接種することによって流通範囲を限定されるようなことでは困ると思っています。私どもとしては、今回、接種した豚肉についてもぜひ円滑な流通が図られるように国の責任で対応してもらいたいという趣旨の要請をしていきたいと思っています。

日本経済新聞 北川開 氏
 8県での合意でということですか。

長野県知事 阿部守一
 先ほど申し上げたように長野県単独で要請する部分もあります。しかしながら、共同で要請する部分は各県共通の認識として要請をしていきたいと思っています。

日本経済新聞 北川開 氏
 ワクチン接種をしたとしても、円滑な流通ができるようにということを8県合同で要請するということですか。

長野県知事 阿部守一
 ワクチン接種の実施を速やかに決定してもらいたいということです。その際には接種した豚の円滑な流通についても、国の責任においてしっかり対応してもらいたい、確保してもらいたい、そういう趣旨で要請をしていきたいと思っています。

中日新聞 渡邉陽太郎 氏
 知事は、豚コレラは目に見えないということでおっしゃっていましたが、今回の高森町の養豚場、今まで感染したイノシシが10キロ圏で見つかっておらず、そして調査対象区域でもありません。交差感染の疑いはまだありますが、そういうところで出てしまったということで、今後防いでいくということもしていかなければいけないのですけれども、防ぐというのは難しい、県レベルでは本当に困難だと考えるところがあるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 先ほど申し上げたように、われわれとしては、できる対策は引き続きしっかり行っていきたいと思っています。農家の皆さんも本当に一生懸命、消石灰を散布したり、防護柵を作ったりということで取り組まれていますので、そうした取り組みも引き続き県としてしっかり応援していく必要があると思います。ただその他方でどんどん野生イノシシの感染も拡大していますし、全国的にも、例えば埼玉県でも、養豚農場での発生が確認されたというようなことで、非常に豚コレラが広がり続けているという状況ですので、そういう意味で、われわれとしては、こうした事態を深刻に受け止めて、国に対して、対応を求めていきたいと考えています。

中日新聞 渡邉陽太郎 氏
 県としては、調査対象区域ではないところは、当然気を配っていないということにはなるのですけれど、やはりここで発生してしまったというのは、防疫措置というのがいよいよ難しくなってくると率直に受け止められているところでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
取り得ることは最大限行ってきていますけれども、長野県のみならず全国でいろいろな対応しているにも関わらず、イノシシでも蔓延(まんえん)するし、養豚農家でも発生しているという状況ですから、われわれとしてはそうした事態を何とか食い止めていくためにも、国と一緒になって対応をしていくということが重要だと思いますし、何よりも国のより踏み込んだ対応を求めていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 関誠 氏
 8県合同での明日の大臣への要望なのですけれども、これは長野県で呼びかけたというような形でしょうか。

長野県知事 阿部守一
 最初は全国知事会の時に、三重県の鈴木知事、福井県の杉本知事も出席されていたので、一緒になって対応しなければけないのではないかというような話を、その場ではしています。その後、岐阜県で中心になっていろいろな調整をされてきていたところがありますが、明日、農林水産大臣に対して、当初はわれわれ単独で要請しようかと考えていたところ、各県の気運が高まっているという状況もあり、合同の要望にしていこうという形になっているので、どこから誰が言い出したかと言うよりは、どこの県も一緒になってやっていく必要性を感じていたということだと思います。

信濃毎日新聞 関誠 氏
 ワクチン接種に関しまして、明日の8県合同の要望で確認なのですけれども、知事が以前からおっしゃっていた全国的なワクチン接種を要望するという形ではないという理解でよろしいですか。

長野県知事 阿部守一
 農林水産省として問題意識を持たれているのは、豚コレラの清浄国でとどまるのか、非清浄国にならざるを得ないのかという話だと思います。当然長野県知事としては、長野県の農家をどう守るかという話が最も重要なテーマです。そういう中で先ほども申し上げたように、ワクチン接種をまずしっかりやってもらいたい。その上で、地域か全国かというのは、地域限定という形になると、流通制限をかけることとセットで考えざるを得ないのではないかという議論がされています。しかしながらそこのところは、必ずしもそうした形をとらないやり方もありうるのではないかと思っていますので、そういう意味で緊急ワクチン接種、まずはワクチン接種をしっかりと進めてもらいたいということと合わせて豚の流通について、しっかり円滑に流通できるように、国において確保してもらいたいと、そういう観点で要請していきたいと思っています。

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 2 県の消防防災ヘリの事故、今後の消防防災体制の取り組みについて

 

テレビ信州(TSB) 佐々木渉 氏
 県の防災ヘリの関係なのですけれども、今日、当時の機長が航空法違反の疑いで書類送検されました。病歴がないとうその申告をして、身体検査証明書を受けたということですけれども、これに対する知事の受け止めと、改めて今後の消防防災体制の取り組みについてどのようにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 平成29年の3月に発生したアルプスの事故に関連して、本日、元職員の操縦士が航空法違反の疑いで書類送検されたと聞いています。これまで私どもとしては警察の捜査に全面的に協力したところですけれども、元職員の操縦士が書類送検されたということは重く受け止めているところです。ご質問にあったように安全対策については安全運航管理幹の設置、あるいはダブルパイロット制の導入をはじめとして、かなり手厚い対応をしてきているわけですけれども、引き続き、こうした痛ましい事故を二度と起こすことがないように消防防災航空隊の皆さんとも力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。

信濃毎日新聞 松嵜林太郎 氏
 今の質問に関連してなのですが、今回の違反内容について、昨年の10月に運輸安全委員会の事故報告書でも指摘されていた内容で、当時県としても機長が病歴があったこととか、服用している薬を申告していなかったということについて、把握されていなかったとおっしゃっていたのですが、そういった部分で当時の安全管理や管理監督の部分に問題点があったということも言えると思うのですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
今回、航空身体証明書の取得について航空法違反があったのではないかという内容だと認識しています。航空身体証明書については、操縦士本人が直接申請書を出して申請手続きを行うという形になっていますので、そういう意味で組織を通じて申請するという形にはなっていません。実は今回のケースを受けて、現在では航空身体検査申請書の写しについては、個人情報ですが、本人の同意を得た上で消防防災航空隊の所長に提出する形に改善させていただいています。こうしたことを踏まえて、これから同じようなことが起こることがないように努力していきたいと思っています。

信濃毎日新聞 松嵜林太郎 氏
 
もう1点、今回の直接の事故の原因ではないのですが、いわゆる都道府県ごとで防災ヘリを運航していくということが、パイロットの不足の問題ですとか、そういった背景があって非常にこれから将来的に難しくなってくるのでないかという課題は引き続き残っていると思うのですが、その部分について国の関与をもう少し高めて欲しいとか国の支援等で、何かお考えがあれば伺いたいです。

長野県知事 阿部守一
 
全国的な問題として国においてしっかり対応を考えてもらいたいと思っています。合わせて消防防災ヘリの問題ですけれども、長野県においては、例えば山小屋の物資輸送等でヘリコプターを活用している場合が多いわけですので、そうしたことも含めて長野県の課題としてヘリコプターの維持確保、こうしたものは考えていく必要があると思います。

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 3 豚コレラ対策について 2

 

長野朝日放送(abn) 川見能人 氏
 
確認なのですが、豚コレラの要請を行う8県をもう一度教えていただけないでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、愛知県、三重県、本県です。

長野朝日放送(abn) 川見能人 氏
 
水際対策をもう少し具体的に教えていただけるとありがたいと思います。

長野県知事 阿部守一
 アフリカ豚コレラを視野に入れています。特に韓国でも発生が確認されたということで、アフリカ豚コレラに対してもわれわれは強い危機感を持っています。そういう意味で水際対策を一層強化してもらうということが必要だと考えていますので、そうした観点で要請を行っていきたいと思っています。

長野朝日放送(abn) 川見能人 氏
 空港等で検疫措置といいますか、そのあたりの措置を強化していくということですか。

長野県知事 阿部守一
 県議会の皆さまからもご要請いただいて、船も気をつけてはどうかというご意見もありましたので、ルートはどういうルートということに限らず、とにかくアフリカ豚コレラが国内に持ち込まれないようにしていくということが重要だと思いますので、そうした観点で要請していきたいと思います。

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 4 統合型リゾートの設置、日韓関係の悪化に伴う観光への影響について

 

朝日新聞 大野択生 氏
 
観光庁が、カジノを含む統合型リゾートを設置するかどうかについて、全ての都道府県と全ての政令指定都市に調査を行っていたと思います。その回答は確か今日までだったと伺っています。長野県としてはどのような回答を観光庁にしたのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 調査があるということ自体よく認識していません。おそらくIR(アイアール/統合型リゾート)事業については、これまでも検討対応してきていませんので、そういう意味で、長野県としては対応していかないということで回答しているのではないかと思います。私はその照会を見ていないので明確には答えられませんが、少なくとも私としては長野県では、今までもそうした検討や議論を行ってきていません。大阪であったり横浜では、IRのいろいろなメリットやデメリットが議論されているところですけれども、そうした観点からすると、今急に、長野県がIRに手をあげるということは、現実的ではなく、またそういう考え方も、私としては持ってはいません。

朝日新聞 大野拓生 氏
 
もう一つ、韓国から日本への観光客数が全国で半減しているという報道がありました。現状長野県の日韓関係の悪化に伴う影響というのはどのように認識されていますでしょうか。

国際観光推進室長 小林一洋
 昨年長野県を訪れた訪日外国人旅行者が152万7,000人なのですが、そのうちの4.6%が韓国からのお客さまということになっています。九州のように、大きく韓国に依存しているというような事業者はないわけですけれども、日韓関係の悪化が長期化すると、またそういったものの影響があるのでないかということで、事業者からの状況等を聞きながら進めているところです。

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 5 豚コレラ対策について 3

 

信濃毎日新聞 鈴木宏尚 氏
 豚コレラの話に戻るのですけれども、今回の高森町と14日に発生が分かりました畜産試験場の豚なのですが、中信地方の民間食肉処理場を利用していたという共通点が一つあって、11日が同じ出荷日であったということがあります。もちろん見えないウイルスですので、感染の経路とは非常に難しいと思うのですが、このことについて、県の施設が、ある種媒介したのか媒介されたのかということもなかなか難しい問題だと思うのですけれども、どのように受け止めてらっしゃいますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 いろいろな可能性がありうると思いますけれども、今の時点では分からないということで申し上げるしかないと思います。

信濃毎日新聞 鈴木宏尚 氏
 野生イノシシに向けたワクチンベルトなのですけれども、国は9月の上旬にこの方針を決めて、今月下旬から県内でも4万個近いワクチンを撒いていくことになりました。にもかかわらず、山梨や埼玉の話も出ていまして、後手に回っているのではないかという指摘も出ていますが、この点については、知事はどうお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 われわれも経口ワクチンの散布については国に対していろいろお願いしてきたところですけれども、まず経口ワクチン自体が輸入に頼っているということで、最初から大量の経口ワクチンが確保できれば、もっと違う対応があったのかもしれませんけれども、なかなかそういう状況ではなかったということで、今回今月下旬から対応していこうという部分も、ワクチンが確保できたという状況ですので、早いに越したことがないというところはありますけれども、それは単に国が対応が遅いからということで決めつけてしまうのもいかがなものかと思います。できる限りの対策を、われわれ県としても行ってきていますし、国においても、われわれの要請を聞いてもらいながら対応してきてもらっているわけですので、そうした結果としてワクチンを確保して今月下旬から対応できるという形になっています。われわれとしてはこうした状況をしっかり活かして、経口ワクチンの散布をしっかり行っていきたいと思っています。

中日新聞 我那覇圭 氏
 対策本部会議もしくは先ほどもおっしゃっていましたけれども、豚コレラの関係で、民間での発生ははじめてで大変深刻な事態だということをおっしゃいました。もう言わずもがなのような気もするのですけれども、民間での発生がなぜ深刻なのか、具体的にいただいてもよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 もちろん県の施設が発生したこと自体も深刻だと思いますけれども、しかしながら各養豚農場の皆さんは、生業として、事業として行っていらっしゃるわけですので、そういう意味で県の施設で発生するということとは、いささか質的に違う部分があると思っています。そういう意味で農家の皆さまの思いにこれまで寄り添った対応をしてきているわけですけれども、引き続き、農家の皆さまのご要望とかご懸念をしっかり承りながら、対策を進めていきたいと思っています。

中日新聞 我那覇圭 氏
 確認の意味でお尋ねしますが、質的に違うというのはやはり生活に直結しているとかそういったような意味ですか。

長野県知事 阿部守一
 おっしゃる通りです。養豚業を営まれている皆さま方にとっては、先ほどから申し上げているように、本当に日々、毎日不安な中で、事業を行っていらっしゃるわけですので、そういう意味で、経済活動として行われている農家で発生してしまったということは、われわれとしては深刻に受け止めなければいけないと思っています。

中日新聞 我那覇圭 氏
 率直に伺いますけれども、これまで県でいろいろ防護柵の設置補助とか、防鳥ネットの支援とか、あるいは消毒の衛生指導とかというのをやってきたと思うのですけれども、それでも畜産試験場に引き続き、今回の事態に至っているということで感染拡大を県内で防ぐというのは難しいのでしょうか。手詰まりのような印象を抱かなくもないのですが、知事の認識はいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 先ほどから申し上げているように、経口ワクチンの散布であったり、あるいは個々の農家のバイオセキュリティレベルの向上というのは、引き続き行わなければいけないと思っています。われわれとしてもやはりそういった対策を講じることがなければ、もっと急激にこれらが蔓延してしまう可能性が高いのではないかと思っていますので、そういう意味では、できる限りの対策を農家の皆さんとも連携して取り組んでいくということが重要だと思っています。

中日新聞 我那覇圭 氏
 明日合同で連名で要望するということで、これまで単独でやってきたのですけれども、合同になることによってどういうような効果を期待しているか、お聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 今回、関係県で今までも、それぞれ国には要請してきていましたけれども、先ほど申し上げたように要請の内容も、統一して国に求めていくという形になりますので、そういう意味で政府においても、われわれの提言、要請をしっかりと受け止めていただくことを強く期待しているところです。

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 6 千曲市の場外車券売り場の計画について

 

信濃毎日新聞 鈴木宏尚 氏
 千曲市で、場外車券売り場の計画が浮上していまして、事業者が設置許可申請に向けて手続きを進めているという話が出てきています。地元の地区とすると地域振興ということの想いもあるようなのですが、一方でより広域的な、自然豊かな風光明媚な信州の環境という意味で、もっと広域的な議論をしていくべきだという声も出ています。知事のお考えをお聞かせいただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 その問題については、私のところで許可するとか、方向づけするとかという課題ではありません。今、地域においていろいろ議論がなされていると思っています。地域において、ぜひ慎重に検討協議を行っていただきたいと思っています。
 どうもありがとうございました。

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