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更新日:2022年8月2日

知事会見(令和3年(2021年)12月10日(金曜日)15時01分~15時33分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 県議会11月定例会の閉会について
  2. 「コロナに負けるな!若者応援ワクチン接種キャンペーン」について
  3. 北朝鮮人権侵害問題啓発週間について

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取材者からの質問

  1. 長野県迷惑行為等防止条例について
  2. 子育て世帯への臨時特別給付について
  3. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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本文

阿部知事からの説明

 1 県議会11月定例会の閉会について

長野県知事 阿部守一
 それでは、私から12月10日の知事会見、きょうは3点お話ししたいと思います。その前に、本日で11月定例県議会が閉会という形になりました。各議案をご議決いただきましたので、予算についてはコロナ対応、あるいは災害対応をしっかり進めていきたいと思っています。新型コロナウイルス感染症については現在落ち着いている状況ではありますけれども、引き続きしっかり警戒しながら県民の皆さまの命と健康を守るという決意の下、さまざまな取り組みを進めていきたいと思っています。そういう観点で、きょうの1点目ですが、お手元に資料(会見資料1)をお配りしていますけれども、「年末年始を迎えるにあたってのお願い」ということです。今回12月20日から1月10日まで「感染拡大予防期間」とします。これまで「感染対策強化期間」ということで夏休み前とかゴールデンウイーク前とかに注意喚起、感染防止対策の強化を呼び掛けてきていますが、今の状況は県内も全国も共に感染状況が落ち着いていますので、そうした観点で、これまでの「感染対策強化期間」より少し弱いメッセージになっています。「感染拡大予防期間」ということで取り組んでいきたい、県民の皆さまには対応をお願いしていきたいと考えています。感染防止対策を行っていただきながら、社会経済活動はぜひ継続して行っていただきたいと思っています。ただその場合もお願いを幾つか書いていますけれども、そうしたことにくれぐれもご留意いただいた上で行動いただければありがたいと思っています。まず、基本的な感染防止対策の徹底ということで、「マスクの正しい着用」、「正しく手洗い・手指消毒」、「十分な換気」、「ゼロ密を意識」するということを掲げています。特に、最近手洗い・手指消毒について少し対応が弱くなっているのではないかというご指摘もあります。例えば、県内のノロウイルス等による感染性胃腸炎の届け出件数が昨年度に比べて3倍近く増えています。また6週連続して増加しているということで、昨年は非常に少ない感染性胃腸炎の発生状況でしたが今年は増えています。そういう意味で、手洗い・手指消毒が少し怠り気味になっている方もいらっしゃるのではないかと思いますので、改めて基本的な感染防止対策、「マスク」、「手洗い」、「換気」、「ゼロ密」、こうしたことをこれまで何度もお願いしてきていますけれども、年末年始を迎えるに当たってはそれぞれの県民の皆さまにはもう一回徹底いただきたいと思っています。それから、「新型コロナウイルスを県内に持ち込まないために」ということで、「新たな旅のすゝめ」を守っていただくこと、「ワクチン接種または検査の実施の推奨」ということを書いています。長野県は県内の感染状況は落ち着いていますので、これから感染者が増えていく端緒はこれまでの経験から県外との往来という形になるだろうと思いますので、そういう意味では、これから年末年始は人の動きが活発になる時期でもありますし、帰省等をされて日ごろ接触されない方と親しく接触する機会も増えてきます。旅行者の方には「新たな旅のすゝめ」を守っていただくようにお願いしていきますし、また、帰省等をされる方はワクチン接種、検査の実施を推奨ということで、すでに帰省等をされる方については無料のPCR検査を行うということで対応していますので、ぜひご活用いただきご自身、ご家族の健康を守っていただきたいと思います。それから、「県内で感染を広げないために」ということで、「外出の際は混雑した場所を避け、また、普段会わない方と会う時は慎重な対応を」ということでお願いします。また体調が悪いときは外出せず医療機関にご相談いただきたいと思います。それからワクチン未接種の方についてはぜひ慎重な行動を心掛けていただくとともに、ワクチン接種済みの方も感染防止対策については継続していただきたいと思っています。最近、陽性者の数が減っていますので、必ずしも統計データ的に有意な数字ではない部分がありますが、例えば、11月の届け出陽性者数が12名です。そのうちブレークスルー感染している方が3名で25パーセント、12月に入ってからが8名で、ブレークスルー感染の方が3名で37.5パーセントという状況です。10月が135名に対して15名で11.1パーセント、9月が791名に対して63名、8.0パーセントということで、母数が少ないのでこれがデータ的にしっかりいえるかどうかというところはありますけれども、ワクチンを2回接種した方でも陽性になる方がいるということはぜひご注意いただき、ワクチン接種済みの方も基本的な感染防止対策については継続をお願いしたいと思います。それから、これまでもお願いしていますように、帰省、旅行、あるいは忘年会、新年会、こうしたことについてはぜひ一時期に集中しないように分散化をしていただければありがたいと思っています。約1年前のことを思い出していただくと、11月から12月、それから1月にかけて、本県も全国も陽性者が非常に増えてきたフェーズ(局面)になっています。いわゆる第3波のピークが本県の場合は1月11日、直近1週間の新規陽性者数が429名でした。1月11日ということは大体1週間前、2週間前がちょうど年末年始のお休みの時期に感染された可能性が高い方が大勢いらっしゃるだろうと思いますので、そういう意味で、年末年始についてはしっかり注意をしながら対応をしていきたいと思います。繰り返しますけれども、現在は昨年以上に感染状況が落ち着いていますので、過度に自粛や行動制限をしていただく必要はありませんし、そうした要請を県から現時点はしていませんので、基本的な対策をしっかり講じながら活動いただければと思います。またワクチン接種については追加接種が今、医療従事者から始まっていますけれども、まだ1回目、2回目接種がお済みでない方はぜひワクチン接種をご検討いただきたいと思います。また、どなたでも新型コロナウイルス感染症に感染する可能性がありますので、そうした方に対する差別、誹謗(ひぼう)中傷を行わないようにしていただきたいと思いますし、またワクチン接種をしている方、していない方、いろいろな形で差別することなく、思いやり、支え合いの心で共に協力して、この年末年始は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を招かないように行動を一緒にしていただければありがたいと思いますのでよろしくお願いします。

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2 「コロナに負けるな!若者応援ワクチン接種キャンペーン」について

長野県知事 阿部守一
 それから、ワクチンの関係で、「コロナに負けるな!若者応援ワクチン接種キャンペーン」についての状況報告をしたいと思います。12月7日午後5時をもってこのキャンペーンの応募の受け付けを終了しました。応募総数が3万2849件ということで大変多くの皆さまにご参加いただきました。キャンペーン開始以降、若い人たちの接種率が大変大きく伸びてきました。若い方にワクチン接種を考えていただく機会となったものと思っています。ご検討いただいた皆さまに感謝申し上げるとともに、このキャンペーンにご協賛いただいたシチズン時計株式会社さま、セイコーエプソン株式会社さま、VAIO株式会社さま、そして株式会社マウスコンピューターさまに心から御礼を申し上げたいと思います。当選の発表についてはプレゼントの発送を持って代えさせていただきたいと思っています。抽選を実施した上で応募要件の適合の確認を行い、確認でき次第12月下旬から順次景品の発送を行っていきたいと考えています。まだワクチン接種は行っていますので、先ほど申し上げたように、未接種の方についてはぜひワクチン接種をご検討いただければありがたいと思っています。

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3 北朝鮮人権侵害問題啓発週間について

長野県知事 阿部守一
 3点目ですけれども、本日から12月16日まで、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(会見資料2)という位置付けになっています。これは拉致問題、その他北朝鮮当局による人権侵害問題の対処に関する法律により規定されているものです。拉致問題はわが国のみならず、他の国でも被害者がいると言われています。非常に重大な人権侵害で決して許されない問題だと考えています。拉致問題も、例えば横田めぐみさんのお父さまの滋さまが昨年お亡くなりになられています。被害者のご家族が高齢化するなど、この拉致問題に関する関心が薄れてしまうのではないかということを多くの方が危惧されています。そうした観点で、県としてもこれまで啓発活動を行ってきましたが、私も本日ブルーリボンを着用していますけれども、県庁内でも部長級以上は全員着用していますし、職員にも着用を呼び掛けているところです。これは「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」において、各都道府県、市町村、あるいは地方議会、そうしたところに対する呼び掛けがなされていますので、そうした全国的な動きに対応して本県としても拉致被害者に対する問題意識をしっかりアピールしていこうということで取り組んでいるところです。県庁舎1階で今、パネル展示やアニメ映画の上映を行っているところです。広く県民の皆さまにも改めて拉致問題について考えていただき、ブルーリボンの着用についてもご協力いただける方はご協力いただければと思っています。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 長野県迷惑行為等防止条例について

信濃毎日新聞 島田周 氏
 きょう県議会で迷惑防止条例の改正案が可決されました。この改正には市民の曖昧な規定という指摘もあって市民活動が制限されるという危険性、懸念というのも一部にはあるのですけれども、県警への運用の要望というのを知事に聞きたいのと、もう1点、一方では部落差別とかそういったことを端緒にした差別的な行為をある程度規制できるのではないかという支援団体とかの期待もあって、そういったことに関して行政も今まで法的な根拠がないということで避けてきた部分はあるのですけれども、今後、啓発に加えてこの改正を機に行政も積極的な関与をするべきだと私は思っているのですけれども、そこら辺の受け止めと、この2点をお願いします。

長野県知事 阿部守一
 県議会において十分ご審議いただいた上で、きょう全会一致だったと思いますが、可決いただいたところです。そういう意味で、県議会で出されているご意見等も踏まえた運用が必要だと思いますし、また、私からも先ほど本部長には適正な運用をお願いしますということで要請したところです。もちろんいろいろな規制とかルールをつくるとこれまでなかった部分ですから、戸惑われる場合もあり得るかもしれませんけれども、条例の内容をしっかり普及させていただき、そうした適正な運用を心掛けることによってこれまでなかなか問題視されながらも解決できなかったような課題に対してもしっかりと取り組める形になっていると思っています。

信濃毎日新聞 島田周 氏
 県警任せにするのではなくて、行政の方も積極的な関与というのを知事の方からも働き掛けていくということというか…

長野県知事 阿部守一
 基本的には警察本部の方でお取り組みいただきますけれども、私は全執行機関を代表して県議会に条例案を出した立場ですので、私からは適正な運用を心掛けていただきたいということでお願いしました。

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2 子育て世帯への臨時特別給付について

読売新聞 松本将統 氏
 国の経済対策として18歳以下の子どもへの10万円の給付をめぐって、県内でも5万円のクーポンを配らずに全額現金で給付する方針を決めた自治体も出てきているのですけれども、そのことに対する知事の考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 今、県としても市町村からのいろいろな意見を踏まえて県としても国に対して意見を言おうということで検討しているところです。まず、現場に近い市町村が混乱することのないように国には取り組んでもらいたいと考えています。県の立場からすると、やはり国と地方の意思疎通をもっと早い段階で十分行うことが重要なのではないかと思います。もちろん政府においても非常に短期間の中でこうした施策の組み立てをしたわけですので、大変苦労が多いと思っていますけれども、例えば、やはり市町村の事務量に対する配慮というのがどれぐらいなされていたのか、あるいは県内は人口規模の非常に小さな町とか村も多いわけですけれども、そうしたところはエリア内に子どものためのものを販売しているお店も数が少ないところもあったりしますので、そうしたことに対してしっかり目を向けた上で対策、対応をしていっていただきたいと思います。地方分権の考え方でいけば都道府県、市町村と国は対等、協力の関係であるべきものだと思いますので、決して国が右と言えば全員が右に行くという、これは法律で規制をかければそうですけれども、やはり地域によってはいろいろな実情、実態がありますので、ぜひしっかり意思疎通を図っていただいた上で対応していってもらいたいと思います。ちなみに、私もかつて自治省時代に相当昔の話ですけれども、竹下内閣のときの目玉政策と言ってもいいと思いますけれども、ふるさと創生1億円事業の担当係長をしていました。市町村に交付税で1億円を配って何にでも使っていいという政策だったのですけれども、国で分からないことがいっぱいあるので、そういう意味では、私の場合は知り合いの市町村職員に直接電話をかけまくって、国が実際に施策化したらいつ頃市町村は予算をかけるのかとか、事務手続上どういうことが想定されるかというようなことを聞きながら施策の組み立てとかをしてきましたので、今回総理も地方の声を聞いて対応していくとおっしゃっているので、ぜひしっかり対応していただければありがたいと思います。

読売新聞 松本将統 氏
 関連でクーポン5万円だと事務手続の煩雑さ、今おっしゃったように利用者の目線からしてもやはり使い勝手は悪いかなという認識でしょうか。

長野県知事 阿部守一
 目的次第です。目的が早期に金銭的に困っている人たちを応援するということだけが目的なのか、それとも来年の入学時期を控えている子どもたちに対して、そうした学校とか勉強に関連するようなものを支給するということに軸足を置くのかということによってもだいぶ違うと思いますので、そういう意味で、政策目的が何かということと整合が取れた施策にしていただくということと、やはり実際に事務を行う市町村の皆さまが何を課題として考えているかということをしっかり念頭に置いていただくことが重要ではないかと思います。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 今のお話の関連なのですけれども、クーポン配布について整合性が取れた施策にしていただくことを求められていたと思うのですが、現金だと貯蓄に回るリスクが高くて使用が限定されるクーポンであれば政策目的上そちらの方が理にかなっているのではないかといった指摘もあると思いますが、その点はどうお感じになっていますか。

長野県知事 阿部守一
 基本的には国は後者の発想でスタートしたのではないかと思います。ただ、市町村の皆さまから見ると、それだと事務量も多いし実際に時期的にも支援できる時期が遅れてしまうという意見が強いということで、理念として掲げている考え方と現場の困難さというところをどう判断して決めていくかということではないかと思います。要は、いろいろな政策があってもちろん何を取っても100パーセント完璧な政策というのはなかなかあり得ないと思いますので、何を重視して、そのためにこういう政策を打つんだということをしっかり説明していただくことが国民に向けては重要だと思いますし、事務を担う市町村に対してはしっかりした配慮と支援が必要だと思います。

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3 新型コロナウイルス感染症への対応について

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 話題は変わって年末年始のメッセージ(会見資料1)ですけれども、オミクロン株の関係は欄外に記述があるのみになっていますが、知事のオミクロン株に対しての県民呼び掛けとしては何かありますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 オミクロンについては、先だって申し上げたように、陽性者の方は皆さま入院していただく、濃厚接触者の方も宿泊療養施設に入所いただくという形で対応しますけれども、まだどういう性格の変異株なのかということが必ずしも判然としていませんので、そういう意味で、今回のお願いに当たりましては基本的な対策の徹底、これはオミクロン株にも当てはまる内容ですのでそこを主眼にお願いしています。今後オミクロン株の性格が分かってきて、追加的にお願いしていかなければいけない場合にはさらなるお願いをする可能性もありますし、それと同時に陽性者が増えてくるような状況では感染警戒レベルが今は1ということでずっと落ち着いた状況ですけれども、(レベル)2、3という形で順次上がってきた場合には感染警戒レベルに応じた呼び掛けをまた県からしたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 年末年始の呼び掛けについてなのですけれども、今回12月20日から1月10日までを「感染拡大予防期間」とされていらっしゃいますけれども、呼び掛けの中で帰省の分散化だったりとか、旅行の分散化とかというのも併せて呼び掛けていらっしゃるかと思いますが、この期間を避けてという意味合いなのかどういう意味合いでの分散化と期間を考えればいいのかについてお伺いさせてください。

長野県知事 阿部守一
 これは分かりづらくて申し訳ないですけれども、県としては、先ほど申し上げたように、1週間当たりの新規陽性者数のピークが昨年の1月11日でしたので、感染症対策の基本はピークの山をできるだけ低くして医療等が機能しなくなるような事態を避けていくことが一つ重要な考え方です。そういう意味で、混雑時期を避ける、あるいは忘年会も、例えば前回もお願いしたように、できるだけいつもより前倒しで行うとか、そういう形での分散化をお願いしていますので、この期間に絶対やってはいけないということではもちろんありません。できるだけ分散化にご協力いただける方は、A社もB社もC社もみんな同じような日に忘年会をするのではなくて、できるだけ前倒しできる方は前倒ししていただく、あるいは帰省も例年ピークの時期があると思いますが、そうしたときを避けていただくことによって、県としてはいろいろな形での対応が可能になっていくと思っていますので、そういう意味で分散化についての検討をお願いしたいと思っています。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 メッセージ(会見資料1)についてお伺いしたいのですが、「県内で感染を広げないために」にある、「普段会わない方と会うときには慎重な対応を」とあるのですけれども、この辺の部分というのはいつもより若干緩いメッセージなものですから、知事としてこの辺の「慎重な対応」というのはどの程度のレベルまで想定していらっしゃるのかというのを具体的なものをイメージできるようにお伺いします。

長野県知事 阿部守一
 やはりマスク着用、距離を取ってもらうというような基本的なところはしっかりやっていただきたいと思います。これまでの「感染対策強化期間」だと、普段会わない方と会うことはできるだけ控えてくださいというようなメッセージを出してきていますけれども、今回は会わないでくださいということは申し上げませんので、会われるときもマスク着用とか距離を取るとか、そうした基本的な対応をしっかり行っていただきたいと思っています。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 ちょうど1年前ですと小規模化みたいなことも併せて言ってらっしゃったかと思うのですけれども、今回はその部分は意図的に触れていないということでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今、長野県の場合は会食等も人数制限を行っていませんので、同じ人数で、先ほども言ったように「ゼロ密」でお願いしたいと思っていますので、狭い部屋に10人も20人も入って懇親会をやるということは控えていただきたいと思いますけれども、10人、20人で一定程度スペースがあるところで行っていただくときには何も制限していません。先ほど申し上げたように、感染警戒レベルが今非常に落ち着いている状況になっていますので、仮に陽性者数が増えてくる状況になれば、またそうした人数制限等も含めて検討してお願いする可能性はありますが、今の時点ではそうしたお願いはしません。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 あと、ワクチンの若者キャンペーンについてお伺いしたいのですけれども、人数が3万人を超えていたと思うのですけれども、知事としますとこの人数は驚きというか、かなりいっぱい(接種を)してくれたなという印象でしょうか。いかがですか。

長野県知事 阿部守一
 この数自体が多いか少ないかというのはなかなか評価しづらいところがありますけれども、キャンペーンを公表した前後に比べてやはり20代、30代の1回目の接種率は他の年代の方に比べてかなり伸びています。例えば、10月11日時点の20代、30代の1回目の接種率が69パーセントでしたが、12月6日までに87パーセントということで18ポイント上がっています。一方で、大変申し訳ないですが、このキャンペーンの対象にしなかった40代の方は10月11日時点で1回目の接種率が78パーセントでしたが、12月6日の時点で86パーセント、8ポイントの増加で、数は20代、30代の方が逆転しているという状況になっていますので、そういう意味で一定程度このキャンペーンの効果はあったのではないかと思います。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 これに補足してお伺いしたいのですが、アンケートのところで、「このキャンペーンを知って接種しました」みたいな質問項目があったかと思うのですが、終わったばかりでまだまとめていないかもしれないのですけれど、そういったものはまとまってどの程度いらっしゃったか…。

感染症対策課ワクチン接種体制整備室長 山邉英夫
 アンケート等については今集計中ということですのでよろしくお願いします。

長野県知事 阿部守一
 ありがとうございました。

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