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更新日:2017年4月30日

電気事業者による長野県・青木湖畔における送電線建設に関して(その2)

ご意見(2017年3月3日受付:Eメール)

本年1月11日(水曜日)に『県民ホットライン(知事へのご意見)』制度を利用させていただき表記の件をご相談させていただきました。

その後、1月27日(金曜日)に長野県建設部長の奥村様より丁寧なご返事をいただきました。

しかしながらこの内容を当方なりに検証しましたがどうしても納得できない点があり添付内容にて再度投稿させていただきますのでよろしくお願い致します。


電気事業者による長野県・青木湖畔における送電線建設に関してNo2

暦の上に春は立ちながら、厳しい寒さが続いております。
阿部知事に置かれましては日々県民の為にお多忙中の事と存じ上げています。
さて、本年1月11日(水曜日)に『県民ホットライン(知事へのご意見)』制度を利用させていただき表記の件をご相談させていただきました。
その後、1月27日(金曜日)に長野県建設部長の奥村様より丁寧なご返事をいただきました。
しかしながらこの内容を当方なりに検証しましたがどうしても納得できない点があり下記内容にて再度投稿させていただきます。
なお、今回は既に建設部長より回答いただいていますので阿部知事への意見として提出いたしますので直接ご覧いただき回答いただけますようお願い申し上げます。


1.景観条例に関しての以下3点に関して
1)20mを超える電気供給施設の建設に関する審査の件
2)眺望に関する見解の件
3)審査過程の不透明さと議事録等が無い件
に関し確認させていただきます。

1)1月27日の回答書にもあるように[長野県景観計画の一般地域(景観育成重点地域及び景観育成特定地区を除く地域)内における大規模行為の届出(高さ20メートルを超える電気供給施設の建設)地域区分「山地・高原」]に該当します。
このことから条例によれば、高さは原則として周辺の樹木の高さ以内にとどめるよう努め、樹高以上になる場合には周辺の景観と調和するよう形態等に特に配慮すること。としており、その中で電気供給物のみが特別に20m以内として特例が認められています。
にも係わらず今回新設される鉄塔が4本全てが倍前後の高さになっていることが釈然としません。
これは明らかに景観法(国法)第五条(事業者の責務)に抵触する行為であるばかりか、その理由が
電線と樹木接触しない高さにすることが根拠になるなら地域区分「山地・高原」のこの条例そのものを否定することになるのではないでしょうか。
日本の山地・高原には樹木があるのが当然です。
そこまでを先ず大前提として今回の送電線鉄塔工事の申請を改めて検証してみました。
最初に今回当該電気事業者が申請した4本の鉄塔建設予定図を基に国土地理院発行の地図で標高を記載した資料とそれを基に鹿島槍高原から見た全体写真及び空中写真から分析した予定地の断面図をご覧ください。
この3枚の資料からそれぞれの鉄塔建設予定地における樹木との接触の危惧される箇所を想定してみました。
(1)No.1鉄塔35.4m(ある企業の青木湖発電所敷地内に建設予定で周辺に樹木は無い)~No.2鉄塔間
予定地から青木集落の道路を跨ぎ農地、湖水、旧国道148号線を跨ぎ法面を過ぎNo.2鉄塔へ
接続予定。
この間に送電線に接触すると思われる樹木は確認できない。

(2)No.2鉄塔45.4m(今回最高)建設予定地周辺の暴風雪林を含む多くの樹木が伐採されている。
No.3鉄塔間に送電線を張る場合、唯一No.2鉄塔周辺の杉の木に接触が懸念される箇所がある。
その他には懸念箇所が見出せなかった。

(3)No.3鉄塔38.9m(風致地区第一種指定地で山頂付近の樹木573本伐採)よって、鉄塔周辺に接触する樹木は確認できない。
又No.3鉄塔とNo.65鉄塔間は谷部を形成し旧棚田跡であり樹林帯は形成されていない。
従って樹木との接触箇所は見当たらない。

(4)No.65鉄塔40.3m(本線、北城-大町線の建替え鉄塔以前は20m位であった。)
本線は長年架線下の樹木は伐採され保線区間として整備されている。

以上当方の調査結果では4本の鉄塔建設計画において樹木との接触が懸念される鉄塔はNo.2鉄塔のみであり、それも杉の木数本だけであった。
その杉の木においても当該電気事業者の申請書上では2本の杉の木の間を通過させるかのようにも見える。
どちらにしても詳細調査の必要がると思われるが、ここまですでに風致地区第一種地の573本を含め鉄塔建設予定地の2,149本の樹木が伐採されていることを考えると樹木を保全するとの理由は成立たない。
又建設部長の説明にある「今回の計画で例えばNo.3の鉄塔の高さを計画の約半分(20メートル)として仮定した場合、電線を約50メートル下の鉄塔に渡す必要がある為、電線が樹木に接触する懸念があります。また、電線が接触しないよう電線下の樹木を伐採した場合、開発範囲が広がり、良好な景観育成により大きな影響をおよぼす可能性があると考えています。例えば、周辺地域では電線下の樹木を伐採した結果、ところどころ線状に山肌が露出している箇所もあり、必ずしも景観上望ましいものではありません。」とする箇所を確認することが出来ないとともに線状に山肌が露出するであろう箇所も想定出来ませんでした。
異論があるのであれば地域住民立会いの下でいつでも検証してください。
2)眺望に関する見解の件
景観条例では「地形の高低さを生かして、周辺の自然景観に調和するような配慮とすること。りょう線や斜面上部への配置はできるだけ避けること。」となっています。
今回、建設部長の説明では「稜線については、No.3鉄塔は丘陵の頂部周辺に設置する計画となっていますが、当該区域の主要な視対象である青木湖とは反対側にあり、鉄塔自体は簡素な意匠であり、空を背景とした場合最も目立ちにくいグレー系の色彩である為、周辺地域の既存鉄塔と比較しても良好な景観育成への影響は限られたものであると考えています。」と説明されていますが、りょう線及び斜面上部に建設される鉄塔はNo.2鉄塔(今回の工事で最高)及びNo.3鉄塔になります。
しかもNo.2鉄塔はこの説明からすれば将に青木湖側に建設されます。
それ以上に景観は道路の一方からのみ検証するものなのでしょうか?大町方面からでは無く白馬方面から見ればNo.1,No.2,No.3鉄塔が青木湖と北アルプスの景観に影響を与えりょう線及び斜面上部に掛かることをこの写真が証明しています。
又近年、青木湖はカヌーを始とする水上スポーツでも観光的に人気を得ています、その面からすれば湖上からの景観にも大きな影響が出ます。
この件に関しても説明がされていません。

3)審査過程の不透明さと議事録等が無い件
「景観法に基づく届出ですが、着手30日前までに届出をしていただき、この30日の審査指導期間の間に行為者に対して景観上の配慮を指導するものです。なお、法的には審査庁が景観上支障ないと判断した場合、30日以内にその旨通知することとされております。」
と説明されています。

再度確認しますが景観法は「国民共有の資産・・・」と定められており、その管理は各都道府県に権限が委譲されているとされています。
そのことから、今回の審査は北安曇地方事務所商工観光建築課が国に代わって国民の資産が適正に守られているか審査したことになります。
・この30日間で何を審査したのか?現地を確認したとありますが、その報告書も課内で話し合って決めたとする審査の議事録も「公文書公開請求」の中に含まれて居ません。
・地域を熟知した市町村が主体的に行うことが望ましい・・・市の意向を尊重しながら県が届け出指導を行っている・・・その大町市が「意見なし」と記載しているので景観上支障がないものとして届出を受理しました・・・つまり、大町市に責任があると言うことでしょうか?
・地元の合意形成について
(回答)
地元の合意形成に関しましては、景観法に基づく届出における要件及び審査項目ではありませんが、確認の意味で届出者に経過を質しています。
と回答されていますが、景観法においては
(基本理念)
第二条
3良好な景観は、地域の固有の特性と密接に関連するものであることにかんがみ、地域住民の意向を踏まえ、それぞれの地域の個性及び特色の伸長に資するよう、その多様な形成が図られなければならない。
と表記されています。
今回の一連の工事に関しては当該電気事業者が一部の地元住民に対し説明をしたという資料には一切高さや形状に関する説明はありません。(それは今日現在まで正式に公表されていません。)
つまり、この申請がなされた時点において今回の鉄塔工事の概要(高さ、規模等)を知っている人間は申請者である電力会社と県の職員のみという事になります。
しかも、その審査内容が公表されないとしたら将に住民不在の”密室行政”と疑われるものです。
ちなみに、今回の審査において樹木への送電線の接触の安全性を指摘していますが、樹木は年々生長するものでその安全性は電気事業法の中で事業者の保安基準(定期的に検査し安全を確保すること)で定めています。
本線(北城→大町線)もそれに沿って長年定期的に架線下の整備が行われており現在に至っていて、なぜ今回の申請がことさら強調されるのか理解に苦しみます。


2.「急傾斜地崩壊危険箇所」及び「地すべり危険箇所」について
この件に関しては1月27日付けの回答にて法令に基づく行為制限は無いことは確認しました。
ただ、戸数によるランク付けは「人権」に対する差別に当たるのではないかと国土交通省国土保安局に問い合わせたところ、以下のような回答がありました。
・急傾斜地法の考え方は自然災害による急傾斜地の崩壊から国民の生命を保護することを目的としており、危険性のランク付けを行うものではありません。(危険性は同等とのこと)
その対策を行う優先順位づけてして定めたもので「人権」を差別したものでは無く「急傾斜地崩壊危険箇所」には規制はありませんが急傾斜地法の考え方としては急傾斜地の所有者等による土地の保全義務及び住民の自営の努力義務を期待しています。
詳細は各都道府県にお問い合わせくださいとのことでした。
・以上から急傾斜地としての危険性は指摘されていることから保全義務として今回の鉄塔工事がどのように安全面が考慮されているのか説明を求める権利はあると思います。
その上で住民として自営の努力を考慮することとしたい。
私は子どもの時に自宅裏山が崩壊し”九死に一生”の場面に遭遇しました。
裏山に市が建設した体育施設とグランドの排水設備が基準を超える大雨で溢れ土砂災害が発生したものでした。
当鉄塔建設工事の安全性への確認を県を通じて事業者より回答を得られますようお願いいたします。

以上2点に関して阿部知事からのご回答をお願いするとともに、公約通りに県のHPに掲載し公表いただきますようお願い申し上げます。

回答(2017年4月28日回答)

長野県知事の阿部守一でございます。

先般「青木湖畔における送電線建設に伴う地域景観の影響に対する憂慮」等の趣旨でお寄せいただきました「県民ホットライン」について、詳細につきましては長野県建設部長油井均から回答させていただきますが、私の思いをお伝えいたします。
美しい景観や豊かな自然は信州の誇りであり、見渡す山並みや湖の美しさ、そして澄み切った空、おいしい空気は、まさに信州の魅力そのものであります。貴殿からいただいたメールや添付ファイルを拝見し、北アルプスの首飾りと称される青木湖畔で生活する上で、今回、当該電気事業者が建設する鉄塔により、風光明媚な景観への影響や急傾斜地の崩壊による災害を心配されていると拝察いたしました。

さて、景観法及び同法の委任条例である長野県景観条例の施行にあたっては、これまでも、県土の良好な景観育成を目指して、建築物や工作物など、行為者による周辺の景観との調和に一定の配慮が図られてきたものと考えています。しかしこれらの規定は事業者に対し、景観への配慮を届出制度の中で求めるものであって、規制については限界があるのも事実です。そのため今回の対応がご希望に添えない点もあるとは存じますが、何とぞご了承をいただきたくお願い申し上げます。
一方で、これまで以上に景観を大切にしていくという観点から、景観を守るための規制や取組みについては見直すべき点もあると感じており、今回のご意見も受け、より積極的に地域の景観を守るための方策を研究するよう、担当部局に指示したところです。

地域に根差したきめ細かい景観育成を進めるためには、何よりもまちづくりの主体である市町村の考えや、地域の皆様の熱意や取組が極めて重要です。県自らも出来得ることをしっかり考え、市町村や地域の皆様と一緒になって、信州の魅力である美しい景観を守り育ててまいりたいと考えております。
この度、貴重な御意見をいただきましたこと、改めまして御礼申し上げます。何かお気づきの点がございましたら、今後とも御指摘いただきますようお願い申し上げます。


長野県建設部長の油井均と申します。
私からは、いただいた御意見の技術的な部分の詳細について回答させていただきます。

まず、はじめに、ご質問いただきました景観条例に関しての3点について回答いたします。

(1)20メートルを超える電気供給施設の建設に関する審査の件
(回答)
まず、電気供給施設の20メートルという高さですが、20メートルは長野県景観条例に基づく一般地域の行為の届出が必要な規模の要件基準として定められたものであり、行為の制限を定めた景観育成基準ではないことは、ご理解いただきたいと思います。高さ20メートル以下であれば届出の必要はなく、従って景観育成基準も適用されないものです。
御指摘いただいた電線と樹木の接触ですが、複数ある電線のうちの最も低い電線の位置で想定する必要があり、さらに架線による電線の垂れ下がりを考慮すると、電線の位置は各鉄塔の最高高さを結んだ線から15メートル程度は下がることとなります。仮にNo.1からNo.3までの鉄塔の高さを20メートルまで下げた場合には、No.1からNo.65までの最も低い電線が樹木に接触すると推測されました。
ご案内のとおり、県の景観育成基準では、高さは原則として樹木の高さ以内にとどめるよう努め、樹高以上となる場合には周辺の景観と調和するよう形態等に特に配慮することと規定されておりますので、前回の回答文でもお答えしましたが、鉄塔自体は簡素な意匠であり、空を背景とした場合最も目立ちにくいグレー系の色彩であるため、周辺地域の既存鉄塔と比較しても良好な景観育成への影響は限られたものであると判断しました。
もとより、地域の景観育成に及ぼす影響を考えた場合、高さについては必要最低限に抑えるべきことは当然ですが、良好な景観育成については、山岳や空といった背景との調和や周辺景観との調和など、景観の育成に及ぼす影響について総合的に検討のうえ、判断する必要があると考えます。これについて、次項において補足します。

(2)眺望に関する見解の件
(回答)
眺望については、当該地域で最も多くの一般の者が利用する主要な視点場であり、景観育成重点地域でもある、国道148号沿道からの眺望を代表的な視点場として、景観への影響を検証しています。
山の稜線に関する前回の回答は、稜線上のNo.3鉄塔についての記載であり、No.2鉄塔は稜線への設置ではないため、その項目には触れておりません。
また前回は、鉄塔が青木湖の前方に位置する、大町市街方面からの眺望について回答しましたが、白馬方面からの検証も必要なのは、ご指摘いただいたとおりかと存じます。そこで現地調査を踏まえ、景観への影響について補足して説明させていただきます。
まず青木湖畔からの眺望については、東岸の北東端付近において、貴殿からいただいた写真とおおむね同じ構図が得られるポイントがありましたが、そこから南西方向の眺望では、対岸の鉄塔位置まで約2キロメートル離れることから、No.3鉄塔が薄らと視認出来たほか、No.1、No.2鉄塔とも稜線及び斜面上部にかかることはないこと、また計画されている意匠及び色彩であれば背後の山体に紛れて目立たないであろうことが想定されます。
そこから徐々に東岸を鉄塔位置に近づいていくと、No.3鉄塔は手前の山が遮り視認出来なくなるほか、No.1、No.2鉄塔とも評価は前述のとおりです。
また、地域の重要な景観資源のひとつである餓鬼岳への眺望は、東岸の北東端付近からでないと餓鬼岳は視認出来ず、鉄塔位置に近づくにつれて視界から消えていきます。
いずれも、いただいた合成写真は、結果的に鉄塔のイメージがかなり強調されたシミュレーションとなり、建設済のNo.3鉄塔をみても現地の印象はかなり違ったものとなります。
次に国道148号の白馬方面からの眺望ですが、No.3鉄塔は山陰に隠れて終始視認出来ません。No.1、No.2鉄塔については、近づくにつれて視界の中で一定の存在を認識するものと想定されますが、青木湖を背景とした構図にはならないことから、景観への影響は限定的なものと想定されます。一方で、仮に鉄塔高を下げた場合、道路上空を横断する電線が視界を遮る圧迫感の増大など、沿道景観に及ぼす影響が増大する側面もあると想定されます。
このほか、大町市街方面からの眺望では、同じく地域の重要な景観資源のひとつである白馬三山への眺望は、計画鉄塔より北側からでないと白馬三山が視認出来ないため、影響ありません。
次に青木湖西岸の位置から南東方向の眺望では、No.3、No.65鉄塔ともに背後の山体に紛れて目立たないことが確認出来ました。No.2鉄塔は、見る位置によっては僅かながら背後の稜線を超えることが想定されますが、北アルプスとは反対方向であり、簡易な意匠と目立たない色彩により、地域の景観に及ぼす影響は限定的と考えます。
なお、今回、湖上からの現地確認は出来ませんでしたが、インターネットの地図サイトにおける画像や貴殿からいただいた写真によれば、視認できる範囲は湖面と手前の里山のみであり、また岸に相当近づかないと鉄塔は大きく見えないと想定されること、鉄塔自体は簡素な意匠と目立ちにくい色彩のため、景観への影響はやはり限られたものであると考えています。

(3)審査過程の不透明さと議事録等が無い件
(回答)
審査の過程が不透明との御指摘ですが、審査を担当した現地機関に確認したところ、公文書公開請求により公開した書類以外の書類は作成していないとのことです。審査に当たっては、担当者が届出書類と景観育成基準を照らして審査及び現地確認を行い、また決裁過程で複数の者による内容確認も経ておりますが、景観育成に関する影響についてどのような判断を行ったか、審査過程の不透明さはご指摘のとおりと存じます。
審査過程での記録保存は、行政の説明責任を果たす上でも必要と考えますが、対応について統一が図られていない状況も確認出来ましたので、今後、統一の審査票を作成するなど、一層の審査過程の透明さに努めてまいりたいと考えております。
次に、届出審査ですが、県の景観育成基準は、北から南まで、県土全体を対象とした一律の基準であることから、地域の実情をきめ細かく反映出来ないという側面がございます。届出の審査過程では、それを補完する手段として地元市町村の景観に対する意見を徴収し、尊重することとしておりますが、景観法の届出についての最終判断は県で行っております。
次に、景観法第2条第3項の規定ですが、景観法では当該規定に基づき、景観計画の策定など、地域全体の景観の方向性を定める際の地域住民の意見の反映を規定しております。個々の届出については、この住民意見を反映して策定した県景観計画の中の県景観育成基準に従って審査指導を行っておりますが、地元市町村の意見を確認する中で、景観に関する地域の意見の把握に努めているところです。
また、景観法の届出については、県景観条例の規定により地方事務所ホームページで概要を公表している他、届出書類については地方事務所にて公衆の縦覧に供しております。鉄塔の高さについても届出書に明記されており、広く一般に公表されている情報です。
最後に、旧来の鉄塔(既存No.65鉄塔は昭和11年製)について、安全対策として樹木の成長による電線への接触を防止するため伐採されてきましたが、近年は、電気事業者の保安間隔の確保とともに、電線下の地権者の権利意識の高まり等により樹木伐採を回避する方向であると伺っております。実際、御指摘の本線上においても、近年、同管内で、地権者の要望等により本線鉄塔の嵩上げ工事が行われた事例もあります。当該箇所については今後、定期の樹木伐採が行われず、電線下の山肌の帯状の虎刈り状態も徐々に解消されることとなります。

県としましては、貴殿の御意見を踏まえ、引き続き、長野県の宝でもある、北アルプスの雄大な山々と青木湖などの美しい湖を有する大北地域一帯の良好な景観を育成、保全し、次世代に引き継ぐため、市町村とも一体となり、取り組んで参ります。

次に、「急傾斜地崩壊危険箇所」及び「地すべり危険箇所」について回答いたします。

今回の場所については、先日回答しました通り、急傾斜地崩壊危険区域及び地すべり防止区域に該当しないため、法令に基づく申請等を当該電気事業者に求めることはできませんが、今回のご意見について承りました。
つきましては、貴殿から鉄塔工事の安全性に関するご要望があったことを当該電気事業者に伝えるとともに、県としても事業者に対して貴殿への丁寧な説明をするよう要請しました。

以上、ご意見等に対する回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、景観に関する問合せは、都市・まちづくり課長:藤池弘、担当:景観係まで、「急傾斜地崩壊危険箇所」に関する問合せは、砂防課長:田下昌志、担当:調査管理係までご連絡くださいますようお願いします。

【問合せ先:建設部都市・まちづくり課/景観係/電話026-235-7348/メールtoshi-machi(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:建設部砂防課調査管理係/電話026-235-7316/メールsabo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:住宅・景観)(月別:2017年3月)2016001450

 

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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