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更新日:2017年4月30日

諏訪湖浄化について

ご意見(2017年3月1日受付:Eメール)

諏訪湖の第7期水質保全計画の策定に向けて議論が進んでいるようですが、正直言って諏訪湖の浄化に関しては県の関与だけではもう限界なのではないのですか?
ここ数年のヒシの異常繁殖や昨年のワカサギの大量死など、諏訪湖の水質環境はもう限界に来ていることの現れだと思います。
私が子どもの頃には湖底のヘドロの浚渫が盛んに行われていたと思うのですが、いつの間にか行われなくなったのはなぜなんでしょうか?
何十年にも渡り堆積した湖底のヘドロが水質や生態系に悪影響を及ぼしているのは明らかなはずなのに、なぜその根本原因である浚渫を行わないのですか?
要するに国のお金に頼らないとそうした事業も出来ないからですよね?
流域に下水道がほぼ100%普及して十数年経ったにも関わらず、いまだに湖の水は真冬でもどす黒く濁ったまま、真夏などは言うまでもない状況です。
長年に渡り多大な努力をしたが劇的な水質の改善が見られないということで、今後は国の関与を促すべきではないですか?それが県の仕事でしょう。
はっきり言って諏訪湖の水質を改善するには、湖底のヘドロをある程度除去し、水を入れ替えるしかこれ以上の改善は望めないと思います。
そんなことが県の事業で出来ますか?何十年やっても駄目なのだからもっと国に働きかけてくださいよ。

県の事業でももっと出来ることはあります。
例えば湖の全域は無理ですが、湾の中とか沿岸部だけ湖底のヘドロを取り除いて湖底を砂地に改善すればヒシの繁殖や貧酸素の問題はかなり改善されると思いますが、
このぐらいの事業なら県の予算でも出来るのではないですか?
ヒシが発生していなかった昔の時点まで環境を戻してそこからどうするかを考えるのが筋なのに、検討委員会の中ではヒシをある程度残すべきとの意見が出るなど、
本末転倒な気がしています。
また上流の山浦地区から大量に川に流されている肥料が湖の富栄養化を止められない原因だと思いますが違うのでしょうか?
諏訪市内を流れる中小河川の河口近くを見ると異常に繁殖した巨大な植物が多く見られますが、川の水に肥料が含まれている証明ではないですか?
であれば、農家に対する規制をしなければ他の対策をしても無駄なのではないでしょうか?と言うか、これが現在の諏訪湖の汚染の主原因のような気もします。

某アニメ映画の影響で全国から多くの若者が訪れているにも関わらず、近くで見ると汚らしいヒシや濁った水に失望する人が多いです。
何十年にも渡り堆積し汚染されたヘドロの問題に手を付けずに、限界に達している諏訪湖の水質環境改善はこれ以上望めないことを肝に銘じてください。

回答(2017年3月8日回答)

長野県環境部長の関昇一郎と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました諏訪湖浄化についてのご質問・ご提案についてお答えいたします。

このたびは、諏訪湖の水質環境改善に向けて貴重なご意見をいただきありがとうございます。
諏訪湖の水質浄化対策としての浚渫事業につきましては、昭和44年度から国の補助金を活用しながら進めてまいりましたが、平成10年代前半からアオコの発生が少なくなり水質改善に一定の効果が見られたこと、浚渫した土砂の処分先の確保が困難になったこと等の理由により、県における公共事業再評価の結果、浚渫は平成15年度で終了し、以後、平成19年度までに行った残土処理をもって関連する事業は完了しております。

このような状況の中、県では、平成13年度から浚渫に代わる新たな水質浄化工法について、学識者等で構成する「諏訪湖浄化に関する工法検討委員会」により検討を行ってきており、その検討結果に基づき、現在運用している第6期諏訪湖水質保全計画では、水質浄化工法として「水草除去工」、「沈澱ピット工」、「植生水路工」を位置付け、国の補助金を活用し水質浄化事業を行っているところです。

こうした取組や下水道の整備などにより、近年の諏訪湖の水質は、全リンが環境基準値を下回るなど改善しており、透明度も向上するなど見た目も改善しているところです。また、「シジミの採れる諏訪湖」を目指し、県では平成27、28年度に湖内の2箇所に遠浅の砂地を造成し、シジミの育成試験を行っております。
今回のご提案にもありましたが、造成した遠浅の砂地は、ヒシの繁茂抑制や貧酸素の解消にも効果があるものと考えております。

諏訪湖に流入する窒素やリンなどの汚濁負荷量につきましては、約9割が農地、山林、市街地からのものと考えられております。
そこで県では、ご意見の農地に関しまして、化学肥料等の使用量の低減に取り組む農家を認定する「エコファーマー制度」や、化学肥料等を削減した方法で生産された農産物を認証する「信州の環境にやさしい農産物認証制度」等を通じて、農地からの汚濁負荷量を削減する取組を進めています。
来年度策定する第7期諏訪湖水質保全計画においても、これまでの実施状況を踏まえて、環境にやさしい農業の取組を検討してまいりたいと考えております。

来年度は、諏訪湖の10年後、20年後のあるべき姿を示し、その実現に向けて具体的な取組を盛り込んだ「諏訪湖創生ビジョン」及び「第7期諏訪湖水質保全計画」を検討・策定する予定としております。
今回、沿岸部等における湖底のヘドロ除去など、諏訪湖の浄化に関して多岐にわたるご提案をいただきましたが、諏訪湖創生ビジョンの策定にあたっては、地域の皆さまや有識者の方々から広くご意見をいただきながら、諏訪湖のあるべき姿や環境改善へ向けた対策等を検討し、実効性のあるビジョンや計画の策定につなげていきたいと考えておりますので、今後ともご理解とご協力をお願いいたします。

以上、ご質問及びご提案への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら水大気環境課長:中山哲徳、担当:水質保全係まで、ご連絡くださいますようお願いいたします。

【問合せ先:環境部水大気環境課/水質保全係/電話026-235-7162/メールmizutaiki(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:くらし・生活環境)(月別:2017年3月)2016001442

 

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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