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更新日:2017年5月31日
建設工事の入札について質問があります。平成29年4月より、開札後、入札参加者からの疑義申立てを受付ける事を始めると思いますが、制度につきましては、積算ミスの防止、本来の落札者以外の者との契約することがないようになると思いますので賛成でありますが、疑義を受付けるのには、予定価格の公表のみでは資料不足ではないでしょうか?入札後公表する工事費内訳書程度の開示がないと短時間で積算ミスがあるか否か判断は難しく、積算ミスではないかと各社から疑義申立てが乱立して落札まで時間を要する工事が増える事はありませんか?本当に積算ミスを防止するのであれば、予定価格のみの公表ではなく内訳書の公表も当然必要と考えますが回答をお願いします。
長野県建設部長の油井均と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました公共工事入札制度に関するご意見についてお答えいたします。
このたびは、貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。また、貴殿には日頃より、県の公共工事にご協力いただいておりますことに感謝申し上げます。
このたび新たに設けました「予定価格に対する疑義申立て」につきましては、私ども発注者の積算ミスにより、本来の落札者以外の者と契約することのないよう、開札後、落札候補者通知前に、予定価格を公表し、入札参加者からの疑義をお受けするものであり、平成29年4月の公告案件から実施しています。
予定価格のみの公表では、資料不足ではないかとのご指摘もあろうかと存じますが、一方で、積算に必要な歩掛、単価等については、ほぼ公開されているため、今までの応札状況から見ると、多くの応札者が予定価格を高い精度で推定しているものと、私どもは考えております。このため、本制度の導入に当っては、予定価格のみの公表とさせていただいたものです。
また、各社から疑義申立てが乱立し、落札まで時間を要するのではないかとのご指摘ですが、疑義の多い少ないにかかわらず、3日間の受付期限の翌日までに、入札手続の継続決定等を判断するよう努めてまいります。
平成29年3月に行いました受注者向けの入札制度改定説明会においても様々なご意見をいただいております。入札制度については、より良い制度とするべく、今後も、随時、改善等を行ってまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、建設政策課技術管理室長猿田吉秀、担当:入札・契約班までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:建設部建設政策課技術管理室入札・契約班電話026-235-7313メールgijukan(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:まち・みち・かわづくり)(月別:2017年4月)2017000070
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