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更新日:2017年6月30日

電気事業者による長野県・青木湖畔における送電線建設に関して(その3)

ご意見(2017年5月23日受付:Eメール)

先日は「県民ホットライン」への回答をいただきありがとうございました。
確かに4月28日に阿部知事様及び建設部長の油井様より回答書を受け取りました。
丁度、GW直前でもあり来客や春到来の作業に追われてご返事が遅くなりましたことお詫び致します。
又、回答の内容に関しましてはお時間が掛かっていましたことから、それなりの中身があるものと期待してお待ちしていましたが関係者一同皆その内容に落胆しています。
今回の件は確かに"限界過疎地"の外れに位置していて関係する所帯も少ないのですが、日々身の危険を
感じつつ生活していますので、納得出来るような行政としての説明が欲しいのす。
今回いただきました回答の中でどうしても納得できない2点に関して、再度意見書としてまとめましたのでご回答いただけますようお願い申し上げます。
これで、今回のことが最後になりますよう誠意ある回答をお待ちしています。


電気事業者による長野県・青木湖畔における送電線建設に関してNo3

今年も早いもので、春が遅い当地も新緑の美しい季節になりました。
阿部知事に置かれましては日々県民の為にお多忙中の事と存じ上げています。
そのような中で、『県民ホットライン』制度を利用させていただき私達の意見書をお読みいただいたとお聞きして感謝しています。
ご回答がGW直前だったことからご返事が遅くなりましたことお詫び致します。
しかしながら意見書の提出後、回答までにお時間が掛かりましたことから、それなりの納得が出来る内容となっていますことを期待していましたが正直なところその内容に落胆しているのが現状です。
単に新年度の人事異動等で後回しとされたのか?回答の内容に関しても本当に阿部知事がお読みになって了承された後の物なのか?普段見聞きしている阿部知事の印象からはかけ離れた内容に感じて、疑問に思い再度確認の為に意見書を提出させていただきますことご理解ください。
本来であれば、このようなことを続けたくは無いのですが公正であるべき行政機関が住民の意見に耳を傾けず企業側の主張を弁護する姿勢に落胆すると同時に怒りさえ感じます。
当方としましてもこれを最後にしたいと思っていますがどうぞ誠意ある回答をいただけますよう再度よろしくお願い申し上げます。

1.回答いただきました以下3点に関して
1)20mを超える電気供給施設の建設に関する審査の件
2)眺望に関する見解の件
3)審査過程の不透明さと議事録等が無い件
に関し確認させていただきます。

1)今回、長野県建設部長の油井様による4月28日の回答書では「20メートルまで下げた場合には、No.1からNo.65までの最も低い電線が樹木に接触すると推測されました。」(本文より抜粋)が、私が前回指摘した全ての鉄塔に関する調査に関してなぜ個別にどこが接触するのか回答がいただけないのでしょうか?
又、前任の長野県建設部長の奥村様同様、鉄塔高を下げると架線下の樹木を伐採することになり景観を損ねるとのご指摘ですが・・・建設現場で昨秋から何が起きているのかご存知なのでしょうか?
行政機関に”嘘”をつかれること程住民にとって悲しいことはありません。
現場写真をご確認いただくと同時に前回もお伝えしましたが異論があるのであればいつでも立会いますのでご連絡ください。
一方、景観の項で回答いただいた「仮に鉄塔高を下げた場合、道路上空を横断する電線が視界を遮る圧迫感の増大など、沿道景観に及ぼす影響が増大する側面もあると想定されます。」この表現は突然、防風雪林が伐採され40mもの鉄塔を建てられた住民の恐怖心を理解せず、住民感情を逆撫でる見逃せない”暴言”とも取れる言動です。
本当にそう思っているのなら、No2鉄塔周辺の住民も合わせて皆が居る前で同じ事を言ってください。
40mもの鉄塔が突然建てられても家族に対して「20mの鉄塔より40mの鉄塔の方が圧迫感が無くて良かった。」と言えますか?。
このような発言をされる方が県の行政の責任者であるとは呆れると同時に、辞任させられた”今村復興大臣”の言動以上に怒りを感じます。
私達は今回の高鉄塔建設により日々身の危険を感じているからこそ意見書を提出しているのです。
ちなみに、前回も指摘しましたがNo2.鉄塔とNo3.鉄塔間は地形上高度差があり、仮に鉄塔を20mに下げたとしても国道148号線上では電線高が約40mは確保されると考えます。
これも実際現地で確認されればわかることです。

2)眺望に関する見解の件
眺望に関する見解は主観要素が加わって数値的絶対評価が難しい面があります。
要は”景観”に対する認識度を表すことになりますから、言葉尻の戦いをここで続けても意味が無いとも考えます。
私達は”景観”は重要な文化的資産であると考えますし、電力会社は送電線を経済的資産として捕らえている訳ですから相容れないのでしょう。
美しい景観はこれからも次世代へと引き継いで行かなければならない大切な”宝物”です。
場当たり的な企業利益の為に私達の代だけの判断で無くしてはならない物だと考えます。
行政機関としての県の立場はどうなのでしょうか?
ついでですが、先進国では”景観”を損ねる代表格が送電線鉄塔として強く規制されていますが・・・。
それと、この件に関しては現地調査をされたようで一応お礼申し上げます。
ただ、私の多くの指摘した写真から一枚だけ反論して「鉄塔のイメージがかなり強調されたシミュレーションとなり、」と表現されていますが、撮影場所が違います。
撮影場所の距離が違えば対象物の高さが異なることは子どもでもわかることです。
住民の訴えの揚げ足を取るようなことに腐心される時間があるのであれば、今回の鉄塔建設に関する電気事業者の申請書の写真を是非真剣に現地に足を運んで審査して回答してください。

3)審査過程の不透明さと議事録等が無い件
回答「担当者が届出書類と景観育成基準を照らして審査及び現地確認を行い、また決裁過程で複数の者による内容確認も経ておりますが、景観育成に関する影響についてどのような判断を行ったか、審査過程の不透明さはご指摘のとおりと存じます。」
要は、昨年11月に私が県に電話で問い合わせた時に「当該電気事業者は特別な企業なので審査しない。」と回答したことと内容的に大差無いということです。
担当者が現地確認を行い・・・複数の者による内容確認を経てと回答されていますが何も書類が残っていないのであれば口裏合わせと取られてもしかたありません。
一般的に職員が部署を離れ現地に赴けば”業務報告書”を作成し、提出された届出書類と景観育成基準を照らして審査したのであれば現地で写真を撮って確認し添付するのが当たり前の事です。
全ての企業や個人に対しても「長野県景観条例に基づく一般地域の行為の届出が必要な規模の要件基準として定められたものであり、行為の制限を定めた景観育成基準ではないこと」として書類提出だけといるのであればそれはそれで問題だと思いますが、他には適用して当該電気事業者にだけ適用しないとなればそれはそれで別の大きな問題だと思います。
昨今、国会で問題になっている”国有地売却”に関する財務省が検討の書類が無いと言っているのと同じ構図が見えてきます。
今後のことは県の中で検討してください。
今、私達はこの突然出現した恐怖の高鉄塔に怯える毎日を送っているのです。
これがどのように審査され決裁されたのか真相を求めているのです。
今回いただいた回答からすると、ご担当者が電気事業者から提出された書類を基にそのまま決裁を取ったと読み取れます。(検討された内容がないのであれば尚更そうなります。)
そうなれば、申請書類の中にある施工イメージ図は重要な判断基準になったと考えられます。
前項でも記載しましたが、このイメージ図の杜撰さを伐採地帯とともに検証して県の見解を回答してください。
No65.鉄塔に関する回答「電気事業者の保安間隔の確保とともに、電線下の地権者の権利意識の高まり等により樹木伐採を回避する方向であると伺っております。」この件がこの鉄塔に該当すると証明出来ますか?
昨年末にNo65.鉄塔の地権者にお聞きしたところでは「建替えると聞いただけで、私からは何も言っていない。」とお聞きしています。
一般論だけや一事例を基に言っているのなら、No65.鉄塔周辺の鉄塔は全て高く建替えるということになり、やがては長野県下の送電線は高くなる一方になってしまいます。
それを県は今後無条件で認可して行くのでしょうか??
そもそもの『景観条例』は、その役割はどこへ行くのでしょうか??
今回のA社の送電線(自社用)もメンテナンス費の削減と地権者からの増額要求がきっかけだったとお聞きしました。
要は電力会社の経済的理由(伐採回数の削減)からの立替なのではありませんか?

2.「急傾斜地崩壊危険箇所」及び「地すべり危険箇所」について
回答「貴殿から鉄塔工事の安全性に関するご要望があったことを当該電気事業者に伝えるとともに、県としても事業者に対して貴殿への丁寧な説明をするよう要請しました。」
この件に関しましてはお礼申し上げます。
当地は以前にも書きました国道148号線青木湖バイパス建設に伴う移転で代替地として等価交換として指定された場所です。
その当初より傾斜地の崩壊を懸念して指摘してきた背景があります。
当時の建設省の担当者は裏山のボーリング調査をして表層水の存在と地すべりの危険性を指摘しています。
公共事業に協力した者が不利益を受けないよう当鉄塔建設工事の安全性への確認の件を再度確実に説明するように要請してください。
大町市長からも同様の要請をしていただけましたが、電気事業者からはいまだに回答も説明もありません。

最後になりますが、GW明けから鉄塔工事が急ピッチで再開されています。
昨年末より多方面に要望や説明要求を出してきましたが一向に電気事業者は回答も説明もしてきません。
一方でこの工事に反対したら電気を止めると脅されたと言う住民もいます。(真意は不明)
先日のTVニュースで阿部知事が、リニア中央新幹線建設に関して大鹿村に対してのJR東海の説明が遅く住民に対して丁寧に対応するように苦言を呈したとの報道に接しました。
阿部知事には本当にご多忙中と存じますが再度お願いになりますが県担当者の現地調査を指示して現状を踏まえた上での見解をお聞かせください。
以上2点に関して阿部知事からのご回答をお願いするとともに、公約通りに県のHPに掲載し公表いただきますよう再度お願い申し上げます。

回答(2017年6月30日回答)

長野県建設部長の油井均と申します。
まずは、現地確認などに時間を要し、回答が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
知事あてのご意見をいただきましたが、景観に関することと急傾斜地等危険個所に関することについて、私から回答させていただきます。
まず、はじめに、ご質問いただきました景観条例に関しての3点について回答いたします。

(1)20メートルを超える電気供給施設の建設に関する審査の件
鉄塔高が20メートルを超える高さに係る審査についての見解はこれまで回答しましたとおりでございます。また、鉄塔を20メートルまで下げた場合の電線と樹木の接触について、推測される箇所のお問合せですが、当該電気事業者の説明によると、No.1、No.2の間のうち旧国道148号西側、旧国道148号東側からNo.2鉄塔を経てJR東日本大糸線までの間、現国道148号青木湖東側ランプウェイからNo.3鉄塔までの間及びNo.3鉄塔周辺で、送電線に沿って約10メートル幅の伐採が推測されるほか、今後も送電線の安全管理上、高木の生育を制限することになります。
なお、景観の評価はあらゆる角度、全ての地点から影響を検証することは、現実的ではありません。県としては、審査に当たり当該地域周辺で最も多くの方の視界に入り、景観育成重点地域でもある、国道148号沿道からの眺望で判断することにご理解ください。また伐採の状況につきましても、周辺道路からの眺望を確認しましたが、林縁部の樹木の伐採を抑制するなど、景観に対する一定の配慮がうかがえましたことをご報告させていただきます。

(2)眺望に関する見解の件
美しい景観は信州の誇り・魅力そのものであり、次世代へ引き継いでいかなければならないという県の基本姿勢は、前回知事が回答しましたとおりです。

(3)審査過程の不透明さと議事録等が無い件
審査の過程は、貴殿からの文書公開請求に基づき開示したとおりですが、これまで回答しましたとおり、担当者が現地確認を行い、県の基準に従って適正に審査を行っております。なお、「電線下の地権者の権利意識の高まり等により樹木伐採を回避する方向」は一般論ではありますが、前回知事から回答しましたとおり、届出指導のあり方についてはご指摘を踏まえ、より積極的に地域の景観を守る観点から、今後方策を研究してまいります。
また、ご指摘のイメージ図ですが、届出書には高さの数値の記載や立面図の添付もあり、現地写真による周辺状況情報も踏まえ、審査に当たってはそれらを総合的に把握し、必要な指導等を行っております。届出の上で添付義務のある「当該敷地及び当該敷地の周辺の状況を示す写真」に、イメージを重ね合せる加工行為がなされていますが、任意によるもので、簡易で精度も低く、眺望のシミュレーション同様に見る位置で結果も異なることから、審査の上では参考扱いとしております。

次に、「急傾斜地崩壊危険箇所」及び「地すべり危険箇所」について回答します。
鉄塔工事の安全性に関して、貴殿が心配されていることを拝察いたしました。
当該電気事業者に工事の安全性への考えを聞いたところ、「しがら(崩落防止柵)による地盤養生や、掘削穴への雨水侵入防止を施すことで、地すべりや崩れが発生しないよう対策するとともに雨水が特定箇所に偏り流れないよう配慮して工事を実施した」「工事後の対策としては、表土の安定を図るために、植生マットの設置を検討している」とのことでした。
当該電気事業者に対しては、貴殿のご不安が解消されていないことを伝え、工事の安全性に関する詳細について、丁寧に、確実に、貴殿へ説明するよう要請いたしましたところ、貴殿に対し説明を行った旨当該電気事業者より報告がありましたが、引き続き、誠意をもって説明するよう重ねて要請しました。

以上、ご意見等に対する回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、景観に関する問合せは、都市・まちづくり課長:藤池弘、担当:景観係まで、「急傾斜地崩壊危険箇所」に関する問合せは、砂防課長:田下昌志、担当:調査管理係までご連絡くださいますようお願いします。

【問合せ先:建設部都市・まちづくり課/景観係/電話026-235-7348/メールtoshi-machi(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:建設部砂防課/調査管理係/電話026-235-7316/メールsabo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:住宅・景観)(月別:2017年5月)2017000194

 

 

 

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企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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