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更新日:2017年11月30日

諏訪湖の貧酸素水塊対策について

ご意見(2017年10月5日受付:Eメール)

今年のワカサギ釣りはなんとかこれまでどおりにできそうな状況です。
諏訪湖のワカサギ釣りは単なる風物詩ではなく、地域経済の活性化の大きなツールであり、昨年のような大量死は二度と起きてほしくはありません。
ただ私は、県の方々のこの事態に対する意識、認識への危機感が乏しいことに対し、大いなる憤りと失望を感じています。

今年、この時期まで、貧酸素水塊がワカサギの成長や生残にさほど悪影響を及ぼさなかったのは、たまたま気象条件が良かったからにほかなりません。
昨年の事態を受けてさまざまな場で検討が行われましたが、その際、県の担当の方々は、諏訪湖の環境改善に対しては、長期的な対策だけでなく応急的短期的対策についても検討すると表明されたと私は理解していますが、聞き間違いだったのでしょうか。
今年の夏、諏訪湖では、新たな、応急的な、貧酸素水塊に直接的に何かをしようとするようなことは、県の事業としては試験的実施すら行われませんでした。
今は来年度予算の組み立てが始まっている時期ではありますが、県の方々とお話をする中では、貧酸素対策としては、来年度もこれまでどおりのヒシ刈りと覆砂だけのようなお話しか聞こえてきません。
昨年の大量斃死は、ヒシ刈りと覆砂を継続している中で起きたものです。

今、諏訪湖では、民間団体が独自に貧酸素対策技術を試行しようとしています。このことについては、現地で責任ある立場の方が、オブザーバー参加していると堂々とおっしゃるのもお聞きしていますが、オブザーバー参加と協働とは違うと私は思います。県が動かないのに業を煮やして民間が動いたのですから。
このまま、来年の夏も、貧酸素水塊の挙動に、息をひそめて過ごしていかなければならないのでしょうか。

諏訪湖に対する県の担当の方々の意識改革と、昨年の大量死対策として、貧酸素水塊の解消に向けた応急的かつ短期的な対策の実施、試験的実施も含めた目に見える対策が行われることを切望します。

回答(2017年10月13日回答)

長野県環境部長の関昇一郎と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました諏訪湖の貧酸素水塊対策についてのご意見についてお答えいたします。

この度は諏訪湖の貧酸素水塊対策につきまして、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

昨年7月に発生しましたワカサギ等の大量死の通報後、県ではワカサギの魚体検査、流入河川の河口での水質検査、プランクトン調査、湖内全域の溶存酸素量調査などを行い、その原因を解析してきたところです。
その結果、強風や気温の低下などで表層水と貧酸素状態の下層水が混合したこと、植物プランクトンの減少で光合成による酸素供給が減ったことなどにより、湖全体で溶存酸素量が低下したことが大きな要因と考えておりますが、原因の特定には至っておりません。
また、原因の一つとして考えられる貧酸素について、ヒシの除去、覆砂、機械力の導入などの対策についてシミュレーションによる効果の検証を行いました。
この検証の結果、機械力の導入による対策は効果があるものの、費用が多額になるなど課題もみられました。このため、今年度は、応急対策として一定の効果が確認されているヒシの除去について、水草刈取船による刈取りに加え、発芽直後のヒシ種子除去の面積を拡大して実施しております。このヒシの除去は、湖内にワカサギの逃げ込める場所を確保することも目的としております。

現在、今年度から平成33年度までを計画期間とする「第7期諏訪湖水質保全計画」を策定中であり、この計画では、沿岸域の貧酸素対策として、重点的に貧酸素を解消するエリアを設定するとともに、機械力を活用した貧酸素対策をヒシ除去や覆砂などの対策と組み合わせて実施するなど、効果的な貧酸素対策の実施についても検討することとしております。

諏訪湖のワカサギは漁業だけでなく、観光面など諏訪地域の産業を守るうえでも重要な資源であることから、地域の皆さまや有識者の方々から広くご意見をいただきながら、諏訪湖の環境改善へ向けた対策等を検討するとともに、「第7期諏訪湖水質保全計画」策定後は、地域住民、事業者などの関係者と連携し、各種貧酸素対策を計画的に推進してまいりますので、今後ともご理解とご協力をお願いいたします。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、水大気環境課長:中山哲徳、担当:水質保全係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:環境部水大気環境課/水質保全係/電話026-235-7162/メールmizutaiki(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:くらし・生活環境)(月別:2017年10月)2017000634

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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