ホーム > 県政情報・統計 > 広報・県民参加 > 県民ホットライン > 「県民ホットライン」過去のデータ(月別) > 「県民ホットライン」2018年6月分(月別) > 保育園の医務室について

ここから本文です。

更新日:2018年7月31日

保育園の医務室について

ご意見(2018年6月4日受付:Eメール)

当方、日頃保育園を利用させて頂いております2児の父親です。
日々保育園に子どもを通わせているうちに、ふとした疑問が湧きました。
「なぜ保育園には、小学校のような保健室がないのだろうか?」と。
小学校の様な保健室があれば急な発熱やけがにも対応しやすく、健康診断や感染症対策・日頃の衛生管理など、保育園衛生の向上に資するだろうなぁと思っておりました。
そこで私なりに法律・条令関係を調べてみたところ、保育園は厚生労働省の告示である保育所保育指針に基いて運営されており、施設に関する基準は、国で示された児童福祉施設最低基準に基いて定められた長野県の児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例にしたがうということを知りました。
そこで、保育所の医務室に関する県条例の条文を見てみると、第5章第44条(1)に、保育所には次に掲げる設備を設けなければならない。
乳児又は満2歳に満たない幼児を入所させる保育所にあっては、次に掲げる設備
ア乳児室又はほふく室
イ医務室
と、条文化されていました。
ちなみに2歳児以上のみの保育所での設置基準は、同条例第5章第44(2)で、医務室の記載はないため設置の必要はないと思われます。
現在居住している市町村のほとんどの保育園では、0-1歳児を受け入れているため、施設として多くは、第5章第44条(1)の設置基準を満たさなければならないと思われますが、現状当該市町村の保育園で医務室が設置されている園は無く、明確に医務室を設置する条文があるなか、どのような根拠に基いてそうなっているのか当方にはわかりませんが、保育園の事務室等と兼用で医務コーナーを設けているので、現状でも設置基準は満たしているということのようです。(実際の園では、医務コーナーといってもカーテン等で仕切られた場所が事務室兼用であるわけではなく、仮設ベットと医薬品等が備品として備え付けられているという内容です。)
国の児童福祉施設最低基準は昭和二十三年からの厚生省省令なので、長年の保育所行政の積み重ねによるものか、県の当条文は事実上死文化しており、当条例の規定に基づき、条例の施行に関し必要な事項を定める児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例施行規則には、医務室に関する記載が全くありませんでした。
ちまたでは「保育園は病気の巣だから」とささやかれており、かかりつけのお医者様の話では、「子どもは病気をもらうことで体が強くなる、誰もが通る道です。」とおっしゃっていました。そんな中でも園の先生方は、専門知識がある職員が現場にいない中で、懸命に対応をして頂いていると思います。
保育園全体の仕組みに関わる問題のようにも思いますが、県や市町村などの自治体単位で対応が可能な案件のように思います。
何とぞご一考をよろしくお願い致します。

 

回答(2018年6月12日回答)

長野県県民文化部長の角田道夫と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた保育園の医務室に関するご意見についてお答えいたします。

このたびは、保育園の医務室について貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。お子様の健康と健やかな成長を願う保護者のお立場から、保育所において体調がよくない子どもが安静を保つことができるような環境整備への思いを拝察し、受け止めさせていただきました。
貴殿がご指摘のとおり、県内の保育所の設備に関する基準は、長野県が平成24年に制定した「児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例」で定めており、同条例の第44条第1項において、乳児又は満2歳に満たない幼児を入所させる保育所にあっては、医務室を備えることとしています。
また、同条例の施行にあたって必要な事項を定めた「児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例施行規則」において、医務室に関してはその面積などについて具体的な基準は定めておらず、独立した部屋の設置や事務室等との兼用により設置するなど、各保育所がその実情に応じて対応をしているところです。

医務室につきましては、体調不良の子どもが安静を保つことができるとともに、感染防止が図られるように他の子どもから離れた場所の確保に加え、当該子どもの状態を常に見守ることができる状態を確保することが重要であり、事務室等と医務室を兼用している保育所がありますことについて、何とぞご理解をいただきますようお願い申し上げます。

県では、毎年度各保育所に対してその設備や運営が適正に実施されているか指導監査により確認しており、今後とも医務室がその必要な機能を果たすことができるように助言等を行うなど、子どもが明るく衛生的な環境において、心身ともに健やかに育成されるように市町村としっかり連携を図り取り組んでまいります。貴殿におかれましては、貴重なご意見をいただきましたことを改めましてお礼申し上げます。
最後に、回答が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、こども・家庭課長米久保篤、担当:保育係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:県民文化部/こども・家庭課保育係/電話026-235-7098/メールkodomo-katei(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:教育・文化)(月別:2018年6月)2018000222

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?