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更新日:2018年10月31日

長野県ものづくり産業振興戦略プランの推進体制の整備の進捗状況について

ご意見(2018年9月18日受付:Eメール)

【はじめに】
〇長野県ものづくり産業振興戦略プラン(2018年度~2022年度)(以下、「ものプラン」という。)によると、ものプランの実効性を高める推進体制の整備を今年度から速やかに実施することがP130以降に明示されている。

〇「ものプランの推進体制の整備無くして、ものプランの効果的推進無し」と言えるほどに重要な推進体制であるので、本来であれば、その推進体制の整備については、ものプランの中に具体的に提示され、ものプランの開始年度(2018年度)当初から整備・稼働することが当然のことではあるが、なぜか、ものプランの中には、推進体制の姿(理念)とその整備のスケジュールのみが提示され、実際の整備は今後の「宿題」とされている。

〇県においては、ものプランの推進体制の整備の重要性については、十分に認識された上で、4月以降、速やかに、ものプランP130以降のスケジュール通りの作業に着手されていると拝察申し上げるが、その状況についての情報が公開されていないようであるので、今回、以下の通りお尋ねすることにした次第である。

【質問1】
〇本年4月から来年3月までに、国内外の産業支援体制の先進事例や、現状の本県の産業支援体制の課題(不足する支援機能等)を徹底的に調査研究するようになっている。この調査研究については、2月県議会において、知事も、内外の先進事例を徹底的に調査研究すると積極的に答弁されている。
この調査研究は、今後の長野県の産業支援体制の在り方、整備(再編・再構築)の方向性を決定づける極めて重要なものであるため、スケジュール通りの着実な実施をお願いしたい。

〇そこで、以下についてお尋ねしたい。
(1)この調査研究の進捗状況は、どうなっているのか。
(2)調査研究体制は、どのようなものか。
(3)調査研究対象は、どのような国や地域の、どのような機関等になっているのか。
(4)調査研究はいつ頃までに終了し、その成果は公開されるのか。
(5)以上に関する調査研究計画書のようなものがあれば、公開していただきたい。

【質問2】
〇速やかに整備すべきものプランの推進体制の姿(理念)については、ものプランに基づき、以下のように整理できると思われる。
[ものプランの推進体制の姿(理念)]
ものプランに提示された9の重点施策を効果的に活用して、県内企業の産業イノベーション創出活動の入口(経済的・社会的ニーズの把握・選定)から出口(販売・販路拡大)までを、一貫して支援できるワンストップ・ハンズオン型の支援機能と、16の産業イノベーション創出型プロジェクト(地域クラスター形成プロジェクト)を効果的に推進するために、各プロジェクトの課題解決や連携・補完等を支援するなどの、戦略的なプロジェクトマネジメント機能とを併せ持つ、統括的な推進体制

〇また、その整備の進め方に関する留意事項としては、ものプランには以下の2点が挙げられている。
(1)統括的な推進体制の在り方等の検討においては、県のリーダーシップの下、同一の建物に本部を有する、県工業技術総合センター、県中小企業振興センター及び県テクノ財団のそれぞれの支援機能の連携・融合化等について検討する。

(2)前記3機関が連携したワンストップ・ハンズオン型の支援体制の整備等(3機関の一部支援機能の統合組織の整備等)を今年度中に実現し、本県の産業支援体制の更なる高度化を図るための調査研究を実施し、その調査研究結果に基づき、時代の変化に迅速に対応できる新たな産業支援体制(3機関全体の統合による新たな産業支援機関の創設等)を2022年度までに構築する。

〇そこで、以下についてお尋ねしたい。
(1)今年度中に整備することになっている、県工業技術総合センター、県中小企業振興センター及び県テクノ財団の3機関によるワンストップ・ハンズオン型支援体制の整備の進捗状況はどうなっているのか。
※3機関の共同運営による統合型相談・支援窓口の設置等(3機関の全体的な統合にまでは至らない、一部支援機能の統合組織の整備等)について、ものプランの策定作業の中で、かなり具体的に検討されていた。

(2)今年度中に整備される、ものプランに基づく「ワンストップ・ハンズオン型支援体制」と、「攻めと守りの政策パッケージ」に基づき来年4月に設置予定の医療機器産業振興に係る「事業化開発センター」との支援機能の棲み分け・役割分担等については、どのように整理する予定なのか。

【質問3】
〇今年度すみやかに、企業、大学、産業支援機関、行政機関、金融機関等の関係者による、「長野県の産業支援体制の在り方検討会」(仮称)(以下、「検討会」という。)を設置し、今年度中に、ものプラン推進体制の整備の在り方の検討に資する調査研究を実施し、その調査研究に基づき、整備すべき姿を描く作業等を、来年度の半ばまで実施することになっている。

〇そこで、以下についてお尋ねしたい。
(1)検討会は設置されているのか。設置されている場合には、その設置要綱等を公開していただきたい。

(2)まだ、検討会が設置されていない場合には、今後の設置予定や検討スケジュール等はどうなっているのか。スケジュール通り実施可能なのか。

【むすびに】
〇ものプランの効果的な推進のためには、ものプランに提示された、統括的な推進体制の速やかな整備が不可欠であるため、その整備の進捗状況について質問させていただいた。

〇県内の産学官の多くの方々が、産業支援体制の抜本的な再編・再構築という、困難性は高いが、県内産業振興には非常に有意義な作業を、県は如何にして主導し、実現するのかに注目している。

〇2年間という異例の長期間をかけて検討・策定したものプランの記載内容の「重み」を十分に認識されて、今後の地域産業振興に真剣かつ積極的に取り組まれることをお願い申し上げます。

回答(2018年9月26日回答)

長野県産業労働部長の内田雅啓と申します。

日頃、産業労働行政に対し、御理解と御協力を賜りありがとうございます。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた長野県ものづくり産業振興戦略プランの推進体制整備の進捗状況に関するご質問についてお答えいたします。

まず、ご質問1につきまして回答申し上げます。
(1)の進捗につきましては、これまでの間、産業労働部の職員が、富山県新世紀産業振興機構、ひろしま産業振興機構、東北大学試作コインランドリ等を訪問し、事例調査を行っております。この調査は、多くの先進事例を参考にするため、今後も随時実施することとしております。
(2)の体制につきましては、産業労働部の職員が有識者と協議のうえ実施しております。
(3)の対象につきましては、国内につきましては、(1)で申し上げた複数の支援組織を統合して設立された機関や先進的な取組を行っている産業支援機関等を対象としております。海外につきましては、米国モデル、欧州モデル(ベルギー、スイス等)などについて情報収集しております。
(4)の調査期間につきましては、今年度中に調査研究、分析を行い、課題を整理する予定です。調査結果等を踏まえ、今後施策構築に反映していく形でお示ししていく予定です。
(5)の計画書につきましては、調査研究計画書は作成しておりませんが、視察候補やヒアリングの視点などの考え方を整理した資料に基づき実施しております。

次に、ご質問2の(1)につきまして回答申し上げます。
ワンストップ・ハンズオン型支援体制の整備につきまして、工業技術総合センター、中小企業振興センター、テクノ財団、発明協会の4機関で会議を設置し、4月から6回にわたり支援のあり方などついて検討を進めております。具体的には、利便性向上の観点から、既に建物入口案内の見直し、連絡電話窓口の設置などを行ったほか、実際にワンストップで対応できるよう、各機関に連絡担当者を設置し、4機関の業務内容を共有する体制づくりを進めております。
また、先日は、ワンストップ支援を進めていくための4機関職員合同研修会を開催し、各機関の業務内容や連携方法について理解を深めたところです。

ご質問2の(2)につきまして回答を申し上げます。
ワンストップ・ハンズオン型支援体制は、4機関が連携し、産業全般の課題解決を図る総合的・効果的な支援につなげていくものであります。一方、医療機器に関する事業化開発センター(仮称)は、事業化に精通した専門人材を招へいし、国内であれば医療機器完成品、海外については、医療機器部材の供給に特化して進めてまいります。

最後に、ご質問3につきまして回答申し上げます。
(1)の検討会については、新たな産業支援体制の検討に当たり、要綱による検討会は設置しておりませんが、4機関による連絡会議を中心に検討を進めており、外部専門家や金融機関、企業経営者のもとを訪問し、ご意見を伺いながら産業支援体制の構築について検討しているところです。
(2)については、現段階では、いわゆる検討会を設置する予定はありませんが、(1)で申し上げましたとおり、連絡会議や有識者等との意見交換により、今年度中には調査研究を行うこととしており、ご提示したスケジュールに沿って進めてまいりたいと考えております。ご指摘のものづくり産業振興戦略プランの推進体制は、重要な事項でありますので、引き続き鋭意検討を進めてまいりたいと考えております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、産業政策課長:渡辺高秀、担当:企画経理係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:産業労働部産業政策課/企画経理係/電話026-235-7192/メールsansei(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:商業・工業・観光)(月別:2018年9月)2018000679

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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