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更新日:2018年10月31日

山の自然保護について

ご意見(2018年9月5日受付:Eメール)

登山が好きでIターンで来た者です。
最近の登山ブームにおいて、思うことがあり連絡します。
最近の傾向として、ソロテン(一人用テント)を使用する方が多く、テント場の許容範囲を超えたテントの張られることが多くあります。小屋においてもキャパオーバーで土間に寝るようなシーズンも多くあります。また、初心者にも関わらず、下調べが不足しており装備不足や自分のレベルを超えたコースへ入る人も少なくありません。いくら入山口に計画書のポストを置いても、事前に装備やコースをチェックすることはできない状況です。
そこで、規制を行うことを検討していただけないでしょうか?海外の山では、小屋宿泊のチケットを事前に購入し、チケットがなければ泊まれない仕組みです。小屋もテントも規制をかけることで、ある程度入山する人数を抑えること(コントロールすること)は可能なのではないかと思います。
数年前のシルバーウィークで、チングルマの群落の上にテントを張っている人を何十人と見ました。行列となった登山道でのいさかいもありました。花を踏みつけて前へ進もうという人もいました。
せっかく大自然の中に身を置きたくて行くはずなのに、登山者が多く入ることで自然を壊しているのが現状です。国を挙げての対策が必要だと思います。
まずは長野から。ご検討ください。

回答(2018年9月13日回答)

長野県環境部長の高田真由美、長野県観光部長の熊谷晃と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた「山の自然保護」に関するご質問について、以下のとおりお答えします。

山の自然保護について親身になってお考えいただき、ありがとうございます。

自然公園における入山規制につきましては、アメリカ合衆国などでは、国や州などが一律に山の土地を所有しており、その所有権に基づいて入山規制を行っている事例があります。
これに対し、日本の自然公園の土地所有者は、国、地方公共団体のほか、個人や民間企業なども含まれており複雑な土地所有形態となっていることから、入山規制を行うことは難しい課題があるものと認識しております。

ご提案のありました、山小屋へのチケット制の導入につきましては、山小屋の有する避難所機能の観点や、経営上の問題等、様々な課題があることから、困難と考えております。
しかしながら、自然公園におけるオーバーユースは重要な問題であり、県内の山岳関係者を集めて開催しています「山岳環境連絡会」などの場を通じ、実態把握に努めるとともに、関係の皆様のご意見も伺いながら、山岳の環境保全と適正な利用に向け、様々な方策を検討してまいります。
また、野営行為のうち野営場の範囲外で行われるものや高山植物を傷めるようなものは、適切な行為とは認められないことから、本県職員による巡視等の際に利用者に対し指導するとともに、県で委嘱している自然保護レンジャーなどの活動を通じて普及啓発を行い、山岳の環境保全と適正な利用を図ってまいります。

レベル(実力)に合った登山の推進についてですが、本県ではベテラン登山者だけでなく、初心者や外国人など多くの方においでいただき、登山を安全に楽しんでいただきたいと考えております。
そのため、本年度から「信州山岳アカデミー」として、山岳現場である山小屋やWebでも安全登山のための知識等が学べる機会を設けるとともに、首都圏では、登山用品店等の担当者を対象に、接客の中で安全登山の情報提供を行っていただくよう、出張アカデミーなどに取り組んでいるところです。
また、「テントは、決められた指定地に設営する」など登山者が、登山におけるルールやマナーとして「必ず心掛けること」と「是非心得ておきたいこと」を整理した「登山を安全に楽しむガイドライン」や登山者が自らの体力、技術等に応じて登山することができるよう作成した「信州山のグレーディング」などを活用し、装備不足や自分のレベルを超えた登山をしないよう、また、事前にしっかりとした登山計画を立てた上で、登山計画書を提出していただき、安全登山に努めていただくよう今後も指導に力を入れてまいります。
あわせて、地区山岳遭難防止対策協会による登山口での装備のチェックや相談活動も強化していきたいと考えております。

結びに、回答が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、入山規制、野営場に関しては、環境部自然保護課長:春日嘉広、担当:自然保護係まで、安全登山の推進に関しては、観光部山岳高原観光課長:丸山賢治、担当:山岳高原観光係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:環境部自然保護課/自然保護係/電話026-235-7178/メールshizenhogo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:観光部山岳高原観光課/山岳高原観光係/電話026-235-7251/メールmt-tourism(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:商業・工業・観光)(月別:2018年9月)2018000629

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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