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更新日:2018年10月31日

農業試験場開放について

ご意見(2018年9月25日受付:FAX)

試験場開放時に分析室や研究室や試験設備や図書室を見せてくれませんか?

<意見及び感想>
A中野市で栽培の盛んなシャインマスカットの開発はどこが行なったのでしょうか。国立研究開発法人である農研機構がやったのですよね。
Bキノコの研究(品種改良、雑菌対策、殺菌条件、ビン内の菌種の変化、培養条件、薬剤の開発、新品種、放送技術etc)は企業の方が進んでいるようですが。
C風さやか(長野県産ブランド米)は県全体で作られ県内で売られているのですか。広報活動と本当にA、Bと比べてうまいのでしょうか。特徴は何があるのでしょうか。
買えない、高い価格、うまくないではダメだと思うのですが。
D農業技術レーダーも30冊ぐらい出されると聞きますが、県庁の情報行政サービスコーナーや県庁農政部、農業試験場、農業改良普及センターの入口、長野県立図書館、各市町村の図書館に全巻置かれていないのでしょうか。ネット(ホームページ)も昨年から出されていますが、紙の情報も必要です。
E農政部は業務報告書、研究報告書は何十年も出されていないのはなぜですか。(菌茸部と水産試験場は除く)その理由をお聞きします。
F試験研究で採れた果物、野菜、キノコのフリ売りはもっといろいろな場所で売って欲しい。又入金システムが複雑でフリ売りの人がカワイソウ。(又領収書を誰にも発行して欲しい。)
G農政部は開かれた研究所になっていない。成果実績が昔と比べて少な過ぎる。研究員も少な過ぎる。もっと実験やる人を多くして結果を早く出そう。
H農業・果樹試験場の文献(学会誌、専門誌)書籍もほとんどなく、又資料もすぐ調べられない検索も出来ないでは、これからどう県民、農家、JA、企業と連携していくか疑問である。いろいろな質問に答える研究員も実際やった知見を述べるようにしないといけないのでは。
I農政部と農業改良普及センターは農家に対して説明会(各地域振興局でもどこででも)を行っている回数が少なすぎる。普及技術資料も地域振興局ではすぐ見られない。又農家も野菜花き試験場、農業、果樹試験場に期待していないし、農家と真摯に向き合っているのはJAである。
J農業試験場、果樹試験場、野菜花き試験場は何をやって研究しているのかよくわからない。依頼は受けない(土壌分析、残留農薬、栽培技術、防虫防除指導etc.)で何をやって県民の為に役に立っているのでしょうか。
本当に技術開発、品種改良、栽培技術、土壌分析技術、土壌微生物の同定定量技術作物、果実の診断技術、をお持ちなのでしょうか。何もしない、やらない、知らない農政になっていませんか。

〈最後に農政に希望する事〉
農家の思いを聞くしか方法はないと思います。

回答(2018年10月5日回答)

長野県農政部長の山本智章と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました農業技術課へのご質問について、お答えします。

農業関係試験場の実験室への一般の方の入室につきましては、分析機器の納入業者を除き、ご遠慮いただいております。その理由は、実験器具の破損など不測の事故を防ぐ必要があること、現地から持ち込まれるサンプルには個人名が記載されている場合があり、個人情報を保護する必要があること、病害虫のサンプルは人を介して周囲に拡散する恐れがあることなどです。
今回分析機器を見せてほしいというご要望ですが、農業試験場の一部の分析機器につきましては、外からご覧いただくことは可能である旨を9月19日にファクシミリで回答させていただいたところです。10月6日(土曜日)の農業試験場・果樹試験場一般公開時には、ご希望の来場者に高度育種研究ラボの分析機器の一部をガラス越しにご覧いただく予定です。
野菜花き試験場につきましては、外からご覧いただける分析機器はございません。畜産試験場につきましても同様で、家畜防疫上、畜産関係者であっても場内への立ち入りにつきましては一定の制限をしておりますのでご理解をお願いいたします。
また、農業関係試験場の図書室につきましては、一般の図書館ではありませんので室内をご覧いただくことはできませんが、所蔵している図書の閲覧・貸出につきましては、研究業務に支障が生じない範囲で認めております。

A「シャインマスカット」に係る試験研究について
これまで「シャインマスカット」に係る普及技術等を12件開発し、生産現場での普及を図っております。

Bきのこに係る試験研究について
野菜花き試験場菌茸部では、「きのこの害菌・害虫、生育障害発生抑制技術の開発」など民間企業等では実施困難な研究課題のほか、「きのこの高付加価値化技術」や「きのこ栽培における新光源利用技術の検討」などに取り組んでおります。

C風さやかについて
長野県オリジナル米「風さやか」は、県内各地で栽培されていますが、より品質のよいものを生産するため、標高600m以下での栽培を推奨しております。食味については、「A」、「B」、「風さやか」それぞれに特徴や消費者の好みがあり、一概に比較することは困難ですが、「風さやか」は「しっかりとした旨味と甘味があり、粘り・味・香り等食味のバランスがよく、和食と合う」、「冷めてももっちりとした食感と美味しさが保たれるので、おにぎり、お弁当に適している」といった特徴があり、特に女性や高齢者から好評を得ています。これまで広報・PR活動を行ってきた結果、県内の多くの量販店で販売されるようになってきました。価格は、「コシヒカリ」よりも若干安く設定されていることから、消費者アンケートでは、「味が良く、価格も手頃である」という御意見をいただいております。

D農業技術レーダーについて
農業技術レーダーはこれまで25集発行しており、農業関係試験場ホームページに全集を掲載するとともに、農業試験場の図書室や長野県立図書館において閲覧することができます。インターネット環境が無い方につきましては、農業試験場企画経営部が個別のご希望に沿って対応してまいります。

E研究報告(試験場報告)、業務報告書について
研究報告は、研究により得られた知見をとりまとめ製本したものです。農業関係試験場の各場において発行しておりますが、ご指摘のとおり発行が滞っているケースが見受けられますので、今後適切に発行されるよう努めてまいります。
なお、業務報告書という名称の刊行物につきましては、農業関係試験場では発行しておりません。

F生産物販売について
農業試験場、果樹試験場における生産物にかかる「ふり売り」は、「選果」「袋詰め」「陳列」から「販売量の確認」「冷蔵庫への収納」など、一連の作業を行う職員が限られているため、試験場のロビーでの販売を基本にしております。
限られた人手の中で生産物販売を行うため、近隣の県現地機関・県立高校等の職員に購買の協力をお願いしているところです。
なお、試験場一般公開の際には、県民の皆様にご購入いただけるよう事前のPRや生産物の確保に努めております。
「入金システムが複雑」というご指摘ですが、現金の取り扱いについては長野県財務規則に定めるところに拠っております。また、領収書は希望する方にはすべて発行しております。

G成果実績について
農業関係試験場の成果は、普及に移す農業技術として毎年公表しております。今後も生産現場の課題解決につながる新技術・新品種の開発に取り組んでまいります。

H文献の不足について
研究員は学会への参加などにより試験研究に係る情報収集に努めております。必要な書籍については、予算の範囲内で整備に努めてまいります。

I農家に対する姿勢について
農政部と農業改良普及センターにおいて、農家の皆様に対して直接説明する必要がある事項につきましては、説明会等の開催に努めているところです。
今後も農家の皆様により迅速に研究成果などの情報提供ができますよう一層努めてまいります。

J農業試験場などの業務、依頼分析について
農業関係試験場では、長野県農業の振興に向け、関係機関・団体と協力・連携し、今後もより多くの成果が得られるよう試験研究に取り組んでまいります。
土壌分析などの依頼分析につきましては、長野県組織規則により、畜産試験場の自給飼料分析を除き業務の位置付けはありませんので実施しておりません。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、農政技監兼農業技術課長:伊藤洋人、担当:研究普及係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:農政部農業技術課/研究普及係/電話026-235-7220/メールnogi(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:農業・林業)(月別:2018年9月)2018000709

 

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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