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更新日:2018年10月31日

県内の教育組織について

ご意見(2018年9月3日受付:Eメール)

教育行政に関して、不安に思うところがありおたずねいたします。

今年に入って、A市町村がある学用品を導入する計画をめぐって、不透明に感じられるところを明らかにするよう再三質問していたのですが、当該市町村からの回答は論点を意図的にずらした的を得ない回答や揚げ足取りの反論ばかりで、最後まで本当のことを教えてもらえませんでした。

結局、学用品を製作しているメーカーに直接問い合わせて、やっと事実確認がとれました。

当該市町村長及びの当該市町村教育委員会の対応には誠意が全く感じられず、今でも怒りが収まりません。

また、私自身が小中学校に通っていた際に問題のある教師(教科を指導する気がなく授業中に関係ない話ばかりする、殴る蹴るなどの暴力をふるう、生徒に独自の決まりを押し付けるなど)に一定数出会っていたこともあり、このまま子どもを入学させて大丈夫なのか不安に思っています。

小学校教諭は県の職員であると聞いていることもあり、3点ほどお伺いし、1件の告発と最後に1件要望をいたします。

1.万一、子どもが学校での事件や事故に遭い、命にかかわる重大な問題となった時、学校や市町村教委が誠実な対応をしなかった場合、県教育委員会にはご対応いただけるのでしょうか。
現状ではいじめによる不登校でも内申点がなくなり、公立高校への進学はかなり不利となると聞いています。

2.現在でも教科の指導力が低い教師や、生徒に体罰や長い説教、自分ルールの強制などをする教師は一定数いると考えていますが、そういった教師のやり方を発見し、生徒への接し方や、授業内容を変えさせるようなシステムはありますか。

3.学校ではきちんと授業が行われ、皆が理解できているのか、学級崩壊など起こしていないか、不安に思います。
回覧板で回ってくる学校だよりも、良いことしか書かれていないので、授業の様子など全くわかりません。

公立校であっても、学力別に補習をするとか、学力のある児童がそうでない児童に引っ張られたり、学力に不安のある児童がそのままにされたりすることがないようにすべきと考えますが、小中学校で学力の向上のために県が取り組んでいることはありますか。

ここからは告発になります。

私がB小学校高学年のときにとなりのクラスの担任であったCという教諭は、日常的に乱暴な言葉遣いや、きつい態度でもって生徒を怯えさせ、時に凄惨な体罰を生徒に与えていました。
当該教諭のクラスと合同で運動会の練習をしていた際、要領がわからなかった私どもを怒鳴りつけ、中でも一番弱そうな女子児童を私たちの目の前でガンガンに蹴りつけました。
今でも忘れることができません。

この教諭が体罰や言葉の暴力をふるっていないか、県のしかるべき部署で監視していただきたいと思います。

最後に要望です。

公立中学校の制服および通学カバンについて、着崩しや私服の自由着用を認めてほしいです。
私は制服のルールが厳しい公立中学校に通ったのち、制服も指定カバンもない高校に進学しましたが、誰もが服装の自由を保障され、のびのびとした雰囲気であったのが印象的です。

いじめの評論家や現役教師がコメントするとき、よく言われるのが「制服の強制によるストレス」です。
日本の学校はムラ社会であり、海外のいじめには被害者にも少なからず味方がいるが、日本型のいじめは「何でもみんなと一緒」でなければならないことで、被害者に味方はいなくなり、より自殺や不登校に直結しやすいという指摘があります。

このような傾向をなくしていかなければいけないと強く思います。

まずは、おしゃれをしたい盛りの思春期の子どもに、制服や細かい校則を強制するのはやめませんか。

高校では、派手な化粧の女子生徒や茶髪でピアスを開けている男子生徒が学年上位の成績であることもよくありました。
つまり服装は学力に関係ありません。

式典の時だけTPOを守れば、あとは自由に上だけ制服でも、下だけ制服でも、すべて私服でも常識の範囲内であればかまわないという仕組みを作るべきです。

制服にはTPOを守ることを身につけるとか、私服を何着も買わなくて良いという利点もありますし、スポーツの際は服装は統一すべきですが、日本の学校の制服は徹底しすぎです。
もちろん自由には責任が伴うこと、未成年のうちはその自由の代償として家族に迷惑がかかる可能性が高いことも同時に教えなければなりませんが。

中学生は100年以上前はいっぱしの大人とみなされていました。
つまり社会が大人であることを自覚させれば精神的に大人になれる年代なのです。

制服や校則などで画一的に管理した「つもり」になっていることこそが、彼らの精神を幼稚なままとどめ、いじめなど卑劣な行為に追いやっている気がしてなりません。

他県がやらなくても、保守的といわれる長野県があえて先進的に進めていくべきです。ぜひ一考をお願いします。

回答(2018年9月10日回答)

長野県教育委員会事務局教育次長の轟寛逸と申します。「県民ホットライン」あてお寄せいただきましたご意見・ご質問等につきまして回答いたします。いただいたメールを拝読し、小学校の学用品変更に係る対応の不十分さから、お子様の小学校入学に不安を感じていらっしゃる貴殿のお気持ちが伝わってまいりました。また、過去のご経験から、教員の資質を始めとする長野県の教育についても不安に思われているお気持ちを重く受け止めているところでございます。
学校教育に対する皆様のお声に対して、分かりやすく、丁寧に、誠実に対応することが教育行政の基本であると考えます。メールからですと、当該市町村及び当該市町村教育委員会とのやりとりが具体的にどのようであったかを推し量ることしかできませんが、いただいたご意見につきまして、当該市町村教育委員会に伝えてまいります。

また、いただいたご質問等につきましては、以下に順に回答させていただきます。
まず、質問事項1に記載のある学校での事故等、重大な事案につきまして、長野県教育委員会では、市町村教育委員会から報告を受け、必要に応じて助言を行ってまいります。また、いじめによる不登校等があった場合には、重大事案として県・市町村で情報を共有し、連携を図りながら解決に向けた最大限の取組を行います。
次に質問事項2につきましては、貴殿ご指摘のとおり、教員は質の高い授業を行うことができるように、自ら日々学んでいかなければいけません。教員が教え方について客観的に捉える機会として、学校内の教職員の間で授業のあり方や改善について互いに話し合い検討するための校内研修を行っています。さらに、校長は教員一人一人の授業を見て回り、必要があれば教員に対して指導を行っています。県全体の取組としては、教科ごとに全教員が参加する「教育課程研究協議会」を年1回開催しています。「教育課程研究協議会」では、公開授業を参観した教員が、子どもの学びの様子や授業の進め方について話し合い、自らの授業の改善につなげる取組を行っています。
質問事項3に記載の子どもたちの学力向上につきましては、長野県教育委員会としても重要な課題だと考えています。小・中学校においては、児童生徒一人一人に応じたきめ細かな指導を行うことができるよう、全国的な水準より手厚い30人規模学級を編制し、学習習慣や生活習慣の定着と基礎学力の向上を図っています。また、全ての児童生徒にとって「楽しく・分かる・できる授業」となるよう、授業の質の向上を目指す「信州型ユニバーサルデザイン」を構築し、教員の専門性の向上を図り、子どもたちの学力向上につなげようと考えています。さらに、毎年1月には「学力向上フォーラムながの」を開催し、学力向上に向けた全県的な機運を高める機会としています。

続きまして、告発としていただきました、小学校時代の隣の学級担任の体罰等についてです。メールを拝読し、小学校時代の隣の担任による当時の日常的な体罰や暴言等に今でもお怒りを感じるとともに、現在当該教諭が担任をしている小学校の子どもたちに同じ思いを味わわせたくないと、心配していらっしゃるお気持ちが伝わってまいりました。学校は、子どもにとってまず安心・安全で、楽しい場所でなくてはなりません。それが、担任教員の体罰や暴言等によって脅かされるとすれば、看過できないことであると考えます。服務を所管する市町村教育委員会にご指摘の内容を伝え、事実確認を依頼するとともに、県教育委員会としての対応を検討してまいります。

最後にご要望としていただきました、公立中学校の制服及び通学カバンについてです。公立中学校の通学用服の選定や見直しについては、平成30年3月19日に文部科学省から発出された通知「(29初財務第26号)学校における通学用服等の学用品等の適正な取扱いについて」に基づいて、「校長の権限において適切に判断すべき事柄」として扱われ、「選定や見直しを行う場合は、保護者等学校関係者からの意見を聴取した上で決定することが望ましい」とされております。このことから、県教育委員会として一概に見解を述べることはできませんので、何とぞご理解いただきますようお願いいたします。

以上、ご意見・ご質問等への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、ご質問の1及び告発として送付いただいた件につきましては、義務教育課長:北村康彦、担当:管理係まで、ご質問の2及び3への回答につきましては、教学指導課長:佐倉俊、担当:義務教育指導係まで、ご要望としていただいた件につきましては、心の支援課長:小松容、担当:生徒指導係まで、それぞれお問合せいただきますようお願い申し上げます。

【問合せ先:教育委員会事務局義務教育課/管理係/電話026-235-7426/メールgimukyo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:教育委員会事務局教学指導課/義務教育指導係/電話026-235-7434/メールkyogaku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:教育委員会事務局心の支援課/生徒指導係/電話026-235-7436/メールkokoro(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:教育・文化)(月別:2018年9月)2018000613

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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