ホーム > 県政情報・統計 > 広報・県民参加 > 県民ホットライン > 県民ホットライン過去のデータ(月別) > 「県民ホットライン」2019年2月分(月別) > 長野県の交通について

ここから本文です。

更新日:2019年3月29日

長野県の交通について

ご意見(2019年2月25日受付:Eメール)

去る11月5日に「長野県の発展について」について寄稿させて頂いた者です。いつも御丁寧な回答していただき有難うございます。

先ず、一点目ですが、特急あずさの停車駅の件ですが、このほどJRから発表されたダイヤによると、塩尻駅、岡谷駅、下諏訪駅、上諏訪駅、富士見駅の停車本数が減少するという報道は承知していますが、本当に残念でなりません、このことにより、長野県の拠点性向上に悪い意味で影響しないか非常に心配です。私も、特急あずさの所要時間が短縮できればいいなとは思いますが、停車駅を減らす形での所要時間短縮は望んでいません。そこで、私なりに試算してみたのですが、塩嶺トンネルなど比較的長距離のトンネル内の速度をほくほく線と同等の160km/hに引き上げた場合や、車両の起動加速力を東海道新幹線のN700A系と同等かそれ以上の2.6~3.5km/h/sにした場合、停車駅を減らさなくても最大で4~5分程度短縮できると考えます。また、東京地区の複々線化は当然ですが、本数の多い松本-塩尻間の複々線化や立体交差化、岡谷駅-茅野駅の複線化なども含めてJR東日本に強く要望してください。

二点目に、長野市内の国道についてですが、その日にもよるのだと思うのですが、特に、国道18号線と県道35号長野真田線の合流地点である古戦場入口交差点と国道18号線と国道19号線長野南バイパスの合流地点である大塚南交差点は日中でも混雑していることがあります。また、これらの交差点では、平日、朝の長野市方面と、夕方の千曲市方面は、慢性的に渋滞していると聞いています。そこで、これらの交差点の立体交差化といいましょうか、新潟県の新潟BPや新新BPのように高規格化を要望します。また、落合橋も混雑しているようなので、落合橋の4車線化も要望します。

三点目も二点目で挙げた課題と被ることでありますが、仙台南部道路とか三陸自動車道のような道路といいましょうか、上信越道更埴JCT-五輪大橋-国道18号長野東BPを(信号機のない)高規格でつなぐ「新篠ノ井バイパス(仮称)」の道路があってもいいと思います。「新篠ノ井バイパス(仮称)」ができれば、南長野運動公園やUスタジアム、ホワイトリング、長野地方卸売市場へのアクセスが格段に向上することや現在の篠ノ井バイパスの慢性的な渋滞を改善できること、高速道路とダイレクトで繋げることで、新たなヒト、モノ、カネ、情報の流れが生まれることが期待できます。また、現在事業中の若穂スマートICや千曲市の上信越道屋代BS附近に計画されているスマートインターについて、2つのスマートICが実現すれば、長野圏へのアクセスするための選択肢が増えることにも繋がり、企業誘致、新たな産業や雇用の創出、移住の促進にも繋がると考えます。訪れて良し、暮らして良し、そんな長野県にするために、是非検討してください。

四点目に、千曲市内への北陸新幹線駅開設についてですが、昨年度JRからの回答で「現時点では技術的に困難」との指摘で、大変残念ながら、新駅の開設は先送りといいましょうか、中断したということは承知しています。

私は、千曲市が発展すれば…と当初考えていましたが、長野県や長野圏、その周りを取り巻く環境を俯瞰する視点で長野県を見つめていると、新幹線駅開設については、千曲市だけの課題だけではなく、長野圏や長野県の拠点性に関わる重大な課題であると考えるようになりました。

というのも、新潟県では、北陸新幹線開業前後以降、特に新潟市や燕三条、長岡など上越新幹線沿線都市の『2014年問題』と称した危機感があり、私も新潟市に行きましたが、上越新幹線沿線都市の危機感というものは私が思っていた以上に凄まじいもので、その危機感を目の当たりにした私は、長野の危機感の無さと言いましょうか楽観的な動向に非常に焦りを覚えましたし、いまも焦りを覚えています。
2030年には北海道新幹線が札幌まで延伸し恐らく東北系統は増便になる可能性があります。そうなれば、いまですら、大宮-東京間の線路容量は逼迫しているのに、北海道新幹線が札幌まで延伸すれば、上野や大宮始発ということも現実味を帯びてきます。民間会社として、需要の多い方や長距離路線の方に振り分けたい心理が働くのは当然のことと言えると思います。

それに高崎-東京間は上越新幹線との線路の争奪戦状態にあることを考慮しなければなりません。

そのような状況下にあるにもかかわらず、長野県や県民からは、危機感とか焦りというものが感じられません。むしろのほほんとした楽観的な雰囲気だと思います。

いま、長野駅からは東京方面40往復、金沢方面25往復ありますが、この数字が多い数字だと思いますか?私は、中間拠点駅としたら非常に少ない数字であると考えます。のぞみやはやぶさ或いはかがやきが全便通過している静岡駅や福島駅、郡山駅、宇都宮駅、高崎駅ですら50~60往復位あるんですよね。全国の中間拠点駅と比較すれば、対東京方面で名古屋駅134往復、京都駅120往復、岡山駅103往復、仙台駅67往復、熊本駅56往復です。地域間競争が激化する中で、長野県を底上げさせていくためには、最低でも70~80往復位なければ、他の地域との競争する上で同じ土俵に立てないのではないかと不安に思います。

しかし、1本でも多くの新幹線の運行本数を北陸新幹線に引き寄せるためには今以上の需要を創出しなければならないと考えます。新規の需要を掘り起こす、いわゆる新規需要喚起型の機能として、いつかは千曲市内に新駅は必要であると考えます。

新潟県では、先般、新潟市や五泉市、三条市などと「連携中枢都市圏協定」を結びました。つまり、同一の連携中枢都市圏内に複数の新幹線駅があることになります。

同一の連携中枢都市に複数の新幹線駅のある事例は、姫路市や相生市等で構成する「播磨圏域連携中枢都市圏」、福山市や三原市等で構成する「備後圏域」、広島市、東広島市、山口県岩国市等で構成する「広島広域都市圏」、山口市や山陽小野田市等で構成している「山口県央連携都市圏域」などがあります。

地域間競争に勝ち残るためには、交通における選択肢を1つでも多く確保することが求められます。どの地域も、生死を懸けて競争しているのです。そういった意味ではどの地域とも『競争相手』ですが、特に新潟とは、上越新幹線との線路の争奪戦の関係上、完全なる『競争相手』なのです。

燕三条駅の至近距離には、北陸道の三条燕ICや三条燕BSがあります。更に新潟市と合わせるとこの圏域内には、多数のスマートICやBSもあり、周辺部にはレンタカー施設や駐車場、路線バスのバス停があるなど企業が進出しやすい環境が整っているように感じ、このままでは故郷、長野が地盤沈下していくのでは…と非常に危機感を抱かざるを得ません。

駅間距離が短いのではないか、高速性が阻害されるのでは、という指摘や批判があるのも確かですし、その懸念があるということは十分理解できますが、九州新幹線の新鳥栖-久留米間の5.6kmなど駅間距離の短い駅は存在しているわけで、確かに長野駅-千曲市間の約13kmの駅間距離は短い部類には入りますが、全国的には同程度の駅はあるわけで長野駅-千曲市間の距離が特段短いとは必ずしも言えないと思いますし、新幹線にも速達型もあれば快速型、各駅型もあるわけです。速達性も確かに重要な要素である事は確かです。しかし一方で、利用できる本数の確保や乗車に関して選択肢を確保することも重要な事なので、それが両立できるようにすることが大切と考えます。

それから、新幹線に関する書籍によれば、2037~2042年頃には高崎-長野間の老朽化が始まる時期とされ、その頃を目途に大規模修繕や改築等が必要な時期である事が載っていました。今すぐとは言いませんが、大規模修繕が必要となる時期に併せて新駅の開設といったものも検討してもいいかもしれません。いずれにせよ、次の100年、甲信越北陸地方における長野圏と長野県の拠点性向上について考えたとき、100年以内の新幹線千曲新駅の開設も検討してもいいのではと考えます。

いつになるかは分かりませんが、将来、新駅開設によって長野県内の回遊性を高め、長野駅や松本駅、リニアの飯田駅の利用者数を増加させることや、県内へのアクセス改善のきっかけになれば…と思います。

五点目ですが、先日、移住希望地域ランキングが公開されました。

総合順位で長野県が1位に選ばれたことは物凄く嬉しい事ではありますが、私が非常に気になっていることは、年代別のランキングで、特に20代以下の移住希望先が、隣県の新潟である事、そしてその割合ですが新潟との差が4.2%のいう結果が示されました。この結果に一喜一憂することはあまりないと思いますが、若い世代が長野県に移住してくれなければ活気が生まれないと考えます。4.2%の差…。小さいようですが、私から見れば非常に大きな差だなと感じます。

それだけでなく、相談者の出身地の割合でも、新潟が4.1%だったのに対し、長野は1.4%となっているのが現状です。いかに20代以下の若い世代のIターン、Uターン、Jターンを増やすか、工夫が求められているように感じます。また、長野県の魅力度向上ということに絡めて言えば、いま東京の銀座にアンテナショップがありますが、本当にこれだけで十分なのか、大阪や神戸、京都といった関西地域や札仙広福といった地域にもアンテナショップを設けてみてはどうでしょうか。特に、2040年代には北陸新幹線は新大阪への延伸が予定されています。関西にアンテナショップやそこに併設して移住相談窓口を設けてもいいのではと感じますが如何でしょうか。

回答(2019年3月4日回答)

企画振興部長の小岩正貴、建設部長の長谷川朋弘と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた、ご提案についてお答えいたします。

この度は県民ホットラインにご提案をいただきありがとうございました。

まず、1点目の特急あずさの停車駅に関するご提案についてお答えします。
平成31年3月のJRのダイヤ改正で特急あずさの停車本数が大幅に削減されることについては、貴殿と同様に、本県としても停車駅を減らす形での所要時間の短縮は望んでおりません。
そこで、中央東線の高速化や速達性の向上については、都内の複々線化などの抜本的な対策により実現するよう、先般、関係市町村等とともにJR東日本に対し要請したところです。
今後も、地域の声を真摯に受け止めて対応するよう、関係市町村等とともに、引き続きJR東日本に強く求めてまいりたいと思います。

2点目の長野市内の道路に関するご提案についてお答えします。
本県では道路管理者や交通管理者、交通事業者などで構成する「長野県移動性・安全性向上検討委員会」において、渋滞損失時間や死傷事故率などのデータに基づき「イライラ(移動性阻害)箇所見える化プラン」「ハラハラ(安全性要対策)箇所見える化プラン」を策定し、「道路見える化事業」として重点的に取り組んでおります。ご提案のありました古戦場入口交差点と大塚南交差点は、「イライラ(移動性阻害)箇所」に位置づけ、国道18号、19号など直轄国道を管理する国土交通省長野国道事務所や、交通管理者である警察とともに渋滞緩和のため右折レーンの延長などの対策を進めたことで一定の改善がみられるところです。引き続き渋滞緩和に向け検討してまいります。また、落合橋につきましても橋詰めの市道を含めた右折レーンの整備や信号時間の調整などの対策を行っているところです。交差点の立体交差化や4車線化といったご提案をいただいたところですが、まずはこうした対策を進め、その効果を確認してまいりたいと考えております。

3点目にご提案のありました上信越道更埴JCT-五輪大橋-国道18号BPをつなぐ新たな道路の整備については、前回いただいたご提案と同様に大変夢のある大きな構想と感じているところですが、緊急性の点から現時点において検討することは困難と考えておりますのでご理解をお願いします。
一方、スマートインターチェンジについては、若穂地区において、長野市はじめ国、県等関係機関が新規事業化に向けた調査、検討を進めております。また、屋代地区においては、整備候補箇所に選定されることを目指している千曲市が、インターチェンジの必要性や整備効果等のとりまとめ作業を行っております。

4点目の千曲市内への北陸新幹線駅開設に関するご提案についてお答えします。
ご承知のとおり、千曲市への北陸新幹線新駅誘致については、千曲市において対応策に係る費用なども含め総合的に検討し、誘致活動に区切りをつけることとされました。県としては、その判断を尊重したいと考えております。

最後に、5点目の20代以下の若い世代のIターン、Uターン、Jターンに関するご提案についてお答えします。
ご指摘のとおり、地域の活性化のためには若い世代の呼び込みが必要であることから、現在、東京・名古屋・大阪に計4か所の相談窓口を設置しております。そのうち、銀座NAGANOでは、国と連携したハローワーク機能や主に学生を対象とした相談窓口を設けるなど、移住と仕事をセットにした取組を行っております。
また、ご提案の関西のアンテナショップへの移住相談窓口の設置につきましては、現在県大阪事務所に移住相談窓口を設けておりますので、今後の参考とさせていただきたいと思います。
人口減少が続き、地域や産業の人材確保が課題となる中、今後も若い世代のび込みに取り組んでまいりたいと考えております。

以上、ご提案への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、1点目及び4点目については、企画振興部交通政策課長:宮島克夫、担当:鉄道企画係まで、2点目及び3点目については、建設部道路建設課長:下里巌、担当:計画調整係まで、5点目については、企画振興部地域振興課楽園信州・移住推進室長:出川広昭、担当者までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:企画振興部交通政策課/鉄道企画係/電話026-235-7027/メールkotsu(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:建設部道路建設課/計画調整係/電話026-235-7304/メールmichiken(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:企画振興部楽園信州・移住推進室/担当者/電話026-235-7024/メールiju(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:その他)(月別:2019年2月)20180001183

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?