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更新日:2019年3月29日
2月1日にJR東日本へ要望をしに出向いたとありましたが、いくつか指摘したい点があります。
まず、ダイヤ改正を見送れと言っていましたが、現実的に無理な要求です。全国規模のダイヤ改正で、中央線を調整すれば影響は全国のJRや私鉄に及びます。また、時刻表が市販されているので、それを修正すればとんでもないことになります。
次に、寝耳に水みたいな感じに受け取っていましたが、北陸新幹線の停車駅問題やJR北海道、JR九州の列車削減を見ていれば、事前に手は打てたはずです。対岸の火事としてしか見ていないと言わざるを得ません。北陸新幹線は2022年度に敦賀まで延伸されるので、恐らく停車駅問題が出てくると思います。やはり先手を取る必要があるものと思います。
また、沿線の皆さんは時刻表をよく見ていないのだと思います。長野県内は松本、塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野、富士見と全部に停車する列車は3時間近くかかっています。いくら山梨県内の停車駅を減らしても長野県内で停車していれば、減らされても致し方ないとも思えます。第一、それだけこまめに停車していれば、特急ではなく快速です。
毎度のことながら、三鷹立川間の複々線化、山梨県内の線路改良など他人にばかり要求していますが、茅野岡谷間の単線区間に手もつけずに言うのは図々しいのではないでしょうか。それではJR東日本も停車駅の削減を選択します。
沿線の皆さんは特急あずさの話ばかりしていますが、県内移動には関心を示していないように見えました。まさか、松本や長野へは車で行くからいいとおっしゃるのではないでしょうか。それでは地元の熱意などないと受け止められたと考えざるを得ません。
思いつくだけでもこれだけあるにも関わらず数十人で東京へ行くのも、正直公費の無駄ではないかと思います。何も言うなとは言いませんが、泥縄的な対応ではなく日頃から関心を寄せて、JR東日本などとコミュニケーションを取るべきではないでしょうか。
企画振興部長の小岩正貴と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた、「特急あずさの停車駅」に関するご提案についてお答えいたします。
このたびは、「特急あずさの停車駅」に関するご提案をいただき、ありがとうございます。
ご案内のとおり、2019年3月のJRダイヤ改正で「特急あずさ」の停車本数が急激かつ大幅に削減される地域を中心に、沿線の住民の利便性低下や経済・観光面の影響への懸念のほか、こうした改正が地元に事前の相談がないまま発表されたことに対して、遺憾である旨の声が上がっております。
これは、ご指摘いただいた日頃からのJRとのコミュニケーション不足も一因と考えております。
このように互いの信頼関係を損ないかねない状況となったことから、県としては、2月1日にJR東日本本社に対し、ダイヤの不断の見直しを行うことや、平素から地域との意思疎通を図ること、大きな影響を与えるダイヤ改正にあたっては、早期かつ丁寧な説明を行うことなどを要請したところです。
また、今後は、これまで以上に地域とJRが連携して、利用促進等に取り組んでいく必要があると考えており、地域とJRが十分な意思疎通と連携を図ることができるよう取り組んでまいります。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、交通政策課長:宮島克夫、担当:鉄道企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:企画振興部交通政策課/鉄道企画係/電話026-235-7027/メールkotsu(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:交通)(月別:2019年2月)20180001120
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