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更新日:2019年4月26日

障がいのある子どもの「学び」について

ご意見(2019年3月29日受付:Eメール)

先日、ゲストの方と阿部守一知事による「これからの時代に必要な「学び」とは」フォーラムに参加させていただきました。
その中で、ゲストの方が、「ヒトの学びとは、五感で感じる入力があり、それを脳で処理し、運動として発信する。そして、それがまた自分の五感の入力としてフィードバックしていくことである」と述べられていました。
そして、現在はその「五感で入力する」という部分が子どもたちに極めて提供できにくい状況になっている。
したがって、そういう環境を意図的にしくみとして構築する必要がある。ゲストの方は、小学校時代は遊んでいればいいと述べられ、それに対して阿部知事も賛同しておられました。
しかし、現実は学習指導要領があり、そのしばりのために教育に関して独自性を発揮することができないとおっしゃっていました。
現場で、もっと頑張ってほしい、知事としても応援するとまでおっしゃっていました。
私の勤務先である学校は、特別支援学校であり、生徒の「学び」はまさに「五感で入力」することがもっとも大切に考えている部分であります。
しかし、以下の点において、生徒たちに十分「五感で入力」する学びを保障できにくい環境になっています。
その状況を阿部知事に視察していただくとともに、生徒や保護者および職員(支援者)の思いを掴んでいただき、全国に先駆けた「障がいのある子どもの学び」を構築していきたいと思います。
1:医療的ケアが必要なこどもは看護師付き添いでないと登校できないが、看護師が不足(予算がない)しているため、1日の生活で1・2時間しか登校できない。
2:同様の生徒が校外活動をする場合、保護者の同伴あるいは看護師の付き添いが必要になり、保護者の過度な負担が発生している。対応策:合理的配慮として看護師の配置をする。
3:生徒の多くが病院に入院している。中には軽度の生徒もおり、卒業後は一人で生活することもある。しかし、病院での生活には行動上の制約が多くあり、簡単に散歩にもいけない状態である。学校の教育活動が、それらの制約により規制されてしまう。対応策:寄宿舎の設置、あるいはアパートを借りるときの補助などが必要と思われる。

回答(2019年4月10日回答)

長野県教育委員会事務局教育次長の轟寛逸と申します。
県民ホットラインにお寄せいただいた、「障がいのある子どもの学び」に関するご提案についてお答えいたします。
回答が遅れ、申し訳ございません。

このたびは、特別支援学校の学びについて、貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございました。ご指摘いただいた障がいのある子どもの児童生徒の学びの保障は、県教育委員会としましても大変重要な課題であると認識しているところです。

まず、お勤め先の学校における医療的ケアの看護師不足についてですが、看護師付き添いでないと登校できない医療的ケアの必要な児童生徒は、入院している病院から登校している入所生のお子さんであり、その医療的ケアの内容は、全て人工呼吸器に関わるものであると承知しております。人工呼吸器に関わる医療的ケアは、高度な手技と難しい判断が要求され、主治医の指示のもと、入所生と日頃から密接に関わっている病院の看護師でなければ、安全安心の確保は困難であり、学校看護師を増員することでは解決できない課題と考えております。
また、看護師の増員については、病院との相談が必要となります。
県教育委員会としては、現在、こうした児童生徒の学びの場を確保するため、当該校の教員が病棟を訪問するベッドサイド学習を行っているところでありますが、今後も継続して、児童生徒のニーズや校外活動における保護者引率の負担軽減について、当該校及び病院と相談してまいりたいと考えております。

さらに、病院に入院している児童生徒の行動上の制約についてですが、県教育委員会では、今年度より、子ども、保護者のニーズに応える特別支援学校の学びの改革を進めていくこととしており、今後、障がい種別の特別支援学校のあり方や寄宿舎のあり方についても検討を行います。現場の先生方や保護者、地域の声を丁寧にお聞きしながら議論を進めていきたいと考えており、今回いただいたご提案につきましては、今後、議論していく上での参考にさせていただきたいと考えております。

以上、いただいたご提案への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、特別支援教育課長:坪井俊文、担当:指導係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:教育委員会事務局特別支援教育課/指導係/電話026-235-7456/メールtokubetsu-shien(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:教育・文化)(月別:2019年3月)2018001256

 

 

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企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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