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更新日:2019年4月26日
私のうちの裏山(建物から2、3メートル)は竹が伸び毎年冬になると雪の重みで屋根にまできて雨どい等壊れてしまいます。伸びてきた竹、笹の葉の処分など手間がかかります。また、その山の岩がポロポロと崩れてきていて大きな災害がくることを考えるととても怖いです。
そんなこともあり以前、市町村に相談しに行ったところ持ち主がわからないとのこと。法務局に行き謄本を取ろうとしたところやはり持ち主が分からず対処ができないので何もできないとの事でした。
うちの土地でもないとこに補強もできないし、補強するにも莫大な費用がかかります。
大きな災害がきてからでは遅いです。どこに相談したら良いかもわかりません。
どうしたらよいでしょうか?
林務部の対応等は以下のとおり。
相手方に電話連絡の上、以下の主旨のとおり回答。
○森林への対策について
・裏山の竹が積雪等により、下方の人家屋根にかかる場合、森林を管理すべき森林所有者に話をして伐採していただくことが一般的。民法において、隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができるとされているが、枝は勝手に切断してはならない。
・相談内容からすると、地番・所有者が不明とのことであり、現在、そのような地番・所有者が分からない場所、いわゆる土地台帳が無い土地が存在している。
・このような場合、法務局内に土地所有者が不明の土地の扱いについて相談できる「相談員」が常駐しているので、そちらに相談するか、近隣の土地所有者や区の役員の方にご相談いただき、例えば区の土地として新たに登記するなど、所有者(権利)を明確にすることを検討していただくことが良い。
○土砂災害対策について
・当該地は、長野県HP(信州くらしのマップ)によると、土砂災害防止法の特別警戒区域に指定されているが、これだけをもって急傾斜地崩壊対策事業を導入することはできない。
・事業を行うためには、急傾斜地崩壊危険区域に指定する必要があり、指定には各種の要件がある。今後、同区域に指定し、対策が可能か否かは管轄する建設事務所へ相談していただき、現地を調査してもらうことをお勧めする。
【問合せ先:林務部森林づくり推進課/治山係/電話026-235-7271/メールshinrin(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:農業・林業)(月別:2019年3月)2018001248
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