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更新日:2019年9月30日

迷惑行為抑制グッズについて

ご意見(2019年8月27日受付:Eメール)

今日、とある地銀のATMコーナーの列に並んでいたら、知らない高齢者の男が暴力をふるいながら列に割り込んできた。
かろうじて抗議をしたところ、ありったけの暴言を吐かれ、男はそのまま用事を済ませて立ち去ってしまった。
周りは女性ばかりで、見て見ぬ振りを通された。
行員も巡回していなかった。
県内で高齢の男に絡まれたのはこれが3度目である。いずれも10年以内の出来事である。
被害にあった銀行の次長にも相談をしたが他人事のような対応をされた。
また、後ほど警察に通報したところ「こういった事件は現場で通報を受けないと警察として十分な対応ができない」と言われた。
店舗の従業員も客から客への暴力、暴言に対して予備知識も薄い上に対応もなっていない。
(しかも調べたところ、悪質な列の割り込みは軽犯罪法に違反し、刑罰の対象となる。)
店側の人手不足で客同士のトラブル対応が不十分になる傾向はより強くなるであろう。
一部の高齢者は、失うものがないからなのか本当に酷い振る舞いをする人がいる。
不安で外出する気にもなれない。
高齢者のルール違反以前にも、長野県内では女性の社会的地位がまだ低く、男性以下に扱われていることを感じることが多い。
ただでさえ力の弱い女性が男性のルール違反に対等に抗議することは難しい。私のように更なる暴力や暴言で傷ついてしまう人も多いと思う。
鉄道利用が多い都市部では、痴漢抑制バッジが広まっているという。
長野県でも痴漢に限定せず、暴力、暴言、割り込みなどのルール違反にNOを突きつけるバッジやキーホルダーなどを広めて欲しい。
また、銀行など日常的に混雑する施設では、威圧的な割り込みは違法行為であることを従業員にも客にも周知徹底して欲しい。

回答(2019年9月2日回答)

長野県県民文化部長の増田隆志と申します。

「県民ホットライン」にお寄せいただきました迷惑行為抑制に関するご意見についてお答えします。

このたび、あなた様がご高齢の男性から迷惑な行為を受けご不快な思いをされたことにつきましては、とても残念なことであり心中お察し申し上げます。
県では、「人権が尊重される長野県」を目指して、様々な人権啓発や人権教育を進めております。
また、男女が互いに個人としての人権が尊重される男女共同参画社会の実現に向けて取り組んでおり、特に女性に対するあらゆる暴力を根絶するための環境づくりが必要と考えております。
なお、行列に割り込むなどの悪質な行為については、軽犯罪法などの法律に違反する場合もありますので、その際には必要に応じて迅速に110番通報するよう事業者等に向けた周知を県警察本部に依頼したところです。
県内では鉄道利用客へのマナー向上を呼び掛ける「マナーアップキャンペーン」など、様々な迷惑行為防止運動も行われており、ご提案いただいたバッジやキーホルダーなどの迷惑行為防止グッズの普及も含めて有効な手段を検討しつつ、被害者を生まない、安全で安心して生活できる社会づくりを目指してまいります。

引き続き一人ひとりの県民の皆様に人権・防犯意識がより一層高まるよう、企業の皆様とも連携して様々な機会を通じて啓発に取り組んでまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

以上、お寄せいただきましたご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、人権・男女共同参画課長直江崇、担当:人権尊重係、くらし安全・消費生活課長:古川浩、担当:防犯担当までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:県民文化部人権・男女共同参画課/人権尊重係/電話026-235-7106/メールjinken-danjo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:県民文化部くらし安全・消費生活課/防犯担当/電話026-235-7174/メールkurashi-shohi(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:くらし・生活環境)(月別:2019年8月)2019000281

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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