ホーム > 県政情報・統計 > 広報・県民参加 > 県民ホットライン > 「県民ホットライン」過去のデータ(月別) > 「県民ホットライン」2019年8月分(月別) > 189系保存にあたっての地方自治体との協力について
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更新日:2019年9月30日
県外の者が失礼致します。
先日、JR東日本の189系が引退したのをご存知でしょうか?
当方はその189系を動態保存できないか検討をしている次第でございます。この189系は主に1970年後半から長野新幹線開業まで特急あさま、特急あずさなどで首都圏や新潟と信州地域を結び、信州地域の振興に貢献した車両だといえます。
この189系を動態保存することは後世にとっても大きな意味を持つと思います。
そして何より、信州地域の町おこしに利用できるのではないでしょうか?鉄道ファンの低年齢化によって悪い面ばかり取り上げられていますが、増えた鉄道ファンの経済力は貴県に多大な経済効果を生み出すと私は考えます。
詳細などにつきましては実現の可否も含めて検討中なのですが、「長野県とその長野県下の自治体に資金などのご援助をいただけないか」をまずは方針だけでも示して頂ければうれしいです。
県長、よろしくお願いいたします。
長野県企画振興部長の伊藤一紀と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた189系車両の動態保存への資金等の支援に係るご提案についてお答えいたします。
このたびは、貴重なご提案をいただき、ありがとうございます。
JR東日本の189系車両については、長年にわたり長野県と首都圏を結ぶ特急列車などとして活躍した車両であり、長野県民にとって馴染み深い車両であります。
189系車両の引退については、所有者であるJR東日本が決定したものであり、引退後の車両を活用する場合は、まずは希望者と同社との話し合いが必要であると認識しております。
また、これまでに引退した鉄道車両につきましては、一部市町村がSLなどを静態保存していますが、車両の運搬、管理、修繕、展示場所の確保に多額の費用を要しており、動態保存の場合、さらに多くの経費負担が必要となることが考えられます。
こうした大きな課題があることから、現段階において県として資金等の支援の方向性を示すことはできませんが、貴殿から詳細な構想(計画)をご提案いただけるのであれば、その段階で、改めて検討したいと考えております。
以上、ご提案への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、交通政策課長:永岡勝、担当:鉄道企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:企画振興部交通政策課/鉄道企画係/電話026-235-7027/メールkotsu(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:交通)(月別:2019年8月)2019000268
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