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更新日:2019年9月30日

産業労働部への質問及び意見について

ご意見(2019年8月19日受付:FAX)

[長野地域振興局]
先日、横浜に行って古本屋さんに立ち寄ってみたら「香川発希少糖の奇跡」出版社日経BP社が売られていたので購入しました。本の内容を見てみますと、「希少糖産学官プロジェクト」の歩みが書いてあり1991年~2015年までの歴史が書かれていました。(この本の出版日は2015年12月11日が初版)
香川県又は香川県で発見された希少糖の論文を次に書きます。
(1)「希少糖の分子構造と物性結晶及び溶液中における単糖の多様な構造」化学と生物VOL56,NO12,2018年804ページ~809ページ[6ページ]
(2)「希少糖の用途と今後のビジネス展開」
食品工業2011年9月15日日61ページ~69ページ[7ページ]
(3)「希少糖研究への挑戦と期待」特集
生物工学会誌第86巻第9号2008
427~442ページ[17ページ]
(4)「雄性および雌性ラットにおけるD-アラビリースの毒性試験」食衛研VOL59,NO3,6月2018年114ページ~120ページ[5ページ]
(5)「希少糖の機能性と甘味料への利用」
食品と開発VOL46,NO4,7ページ~9ページ[3ページ]
(6)新しい糖密素材「希少糖」への期待
バイオサイエンスとイニダストリーVOL68,NO3,198ページ~202ページ[5ページ]
(7)「さまざまな分野における希少糖作用の応用希少糖資源による新利用途開発への挑戦」
化学と生物VOL57,NO1,2019年50ページ~57ページ[8ページ]
(8)「甘い糖と甘くない糖」
生物工学第89巻,486ページ~490ページ[5ページ]
(9)「日常生活条件下における希少糖D-プシコースの食後血糖値上昇抑制作用」
生物工学会第89号第7号
401ページ~403ページ2011年[3ページ]
(10)「ラットにおける希少糖D-プシコースの6ヶ月間長期摂食試験」
化学工学会誌第92巻第9号
500~503ページ2014年[4ページ]
(A)[]の数字を加えると63ページ
(B)その他参考文件10件(2015年2月頃の時点で)
(C)希少糖を商品化又は開発するメーカーは
A社、B社、C社、香川県産業技術センター、D大学農学部、D大学医学部、タイ8か所
(D)A社香川県に1万423平方メートルの土地購入し(1億6000万円)27億円の工場立てる。(2010年2月15日現在)
(E)香川県産業技術センター食品研究所の女性研究員は希少糖の分析を確立したことと、「希少糖D-プシコースの食品への利用に関する研究」で愛媛大学で博士号をとった。
(F)2019年現在では希少糖が食品、ドリンクに入って売られている。

一方長野県の場合
(あ)今の所1年半経過しているが論文もデータも見た事がない。
(い)メーカー又は研究機関:信光工業、東京理科大、長野県テクノ財団3ヶ所
(う)光触媒による希少糖の特許申請:4件
2019年11月30日
2019年10月29日
2017年9月29日
2017年4月28日
(え)サンプルがいまだに手に入らない。
(お)量産体制が確立したとは聞いていない。
(か)効率、コスト、安全性、サンプルも話し聞かない。

質問:今後長野県としてどのように希少糖の製品化するのか考えをお聞きします。
意見:今後、香川県の希少糖は進歩して行き、希少糖を使った商品がぞくぞく市場に並ぶと思われる。今なら方向転換(長野県で製造するのではなくメーカーより購入する。)して世の中に普及させる方に走った方が良いと思うのですが。ダメなものはダメ。今考えて決断しなければ後で県民からタタかれますよ。うまくかわしたとしても担当者、担当会社はつらい思いをすると思います。希望も必要ですが「希望の反対は失望」なので考えた方が良い。夢も必要ですが現実も重要です。責任とれと言っているのではありません。現実をよく調査されて判断して欲しいと言っています。研究は出来ない失敗の連続です。そんなに簡単にいい結果が出ません。1万回実験して1回うまくいくかどうかの時代になっています。しかし実験しなければ成功はありません。又ラクに成功することもありません。今の時代は組み合わせしかいい結果出せないでしょう。又いろいろな人のいろいろな考え、アイディア、論文、自然現象からのヒントをもらって発見するようになります。素直な(自然に対して)人間が研究を成功させると思います。

[産業労働部]
ある新聞に掲載されている信大、県、日立など研究組織「ナノカーボン使い淡水化」水処理技術で産学官連携「飲料や工業用水に応用」を見て質問します。
Q1.信大の海水淡水化装置はどのように淡水化するのかお聞きします。又システム構成はどのようになるのか教えてください。圧力設定、循還率、処理水透過速度、その他再生時間、有機物無機析物の除去は何の薬品で落とすのか。
Q2.コスト○○○円/m3(海水又は地下水、河川、湖水の場合)又長期寿命試験データーを教えてください。又再生費用とメンテナンス費用はどのくらいかかるかとSiO2(シリカ除去)(膜に付着した物)はどうされるかお聞きします。
Q3.イオン交換樹脂装置、蒸留装置
再生するのは何の薬品でどのくらいの量必要になるのですか。教えてください。コスト比較表を要求します。
Q4.今後カーボンナノチューブ/ポリアシド浸透膜はどのようなメリットがあるか教えてください。Cost面、耐久性、非活染性耐薬品性(他の膜成分と比較して)
お答えください。
Q5.どのくらいのモジュール(寸法、処理能力に応じて)信大又は信託会社が作られるのですか。価格はいくらぐらいするのですか。
Q6.オリオン機械、伊那食品工業はどんな事をおやりになるのですか。
Q7.運用コストで従来よりも3割削減のデータをお示しください。
Q8.残りの4年間で(長野県総合5か年計画)でどこまで製品化又は売上げ額を考えていますか。
Q9.RO膜の評価試験装置説明会(RO膜を使うにあたっての)を長野県工業技術総合センターで行うのですか。
よろしくお願いします。

回答(2019年8月30日回答)

長野県産業労働部長の林宏行と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた希少糖に関する質問及び水処理技術に関するご質問についてお答えします。

<希少糖について>
前回6月の県民ホットラインで回答しましたとおり、公益財団法人長野県テクノ財団が2018年6月29日に経済産業省の戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)の採択を受け、2020年度までの3年間補助を受ける予定で、「キノコ廃培地からの高純度希少糖生産法の研究開発」に取り組んでいるところです。
このサポイン事業においては、情報提供いただいた香川県の希少糖と比較して、異なる種類の希少糖を異なる製造方法で開発しております。また、大量生産の方法や安全性に係る試験等も実施中です。
長野県長野地域振興局としては、サポイン事業の研究開発成果を活用した製品化を長野地域内で促進させるため、サポイン事業終了後の2021年度から、飲食料品メーカー等に対する希少糖のPR支援や販路拡大等に取り組む予定です。

<水処理技術について>
Q1について
ご質問の海水淡水化装置については、基本的には、一次処理を行った後、信州大学において開発されたナノカーボン膜(新規RO膜)を用いて淡水化することを想定しています。
システム構成や、そのほかのシステムの仕様につきましては、現在研究開発の途上(ご指摘の条件を含めて検討中)でありますので、恐縮ですが回答を差し控えさせていただきます。

Q2について
再生費用やメンテナンス費用等を含む、海水淡水化に要する総コストにつきましても、Q1と同様、現在研究開発の途上でありますため、回答を差し控えさせていただきます。
なお、システムの一要素であるナノカーボン膜の性能に係る試験データにつきましては、実験的手法として、あるたんぱく質のモデル物質を用いて実験したところ、市販のポリアミド膜では、モデル物質の付着により、透水量が元の値より34%~50%の低下したのに対し、開発したナノカーボン膜では15%の低下にとどまっており、開発品には、従来品に比べ洗浄回数を低減できるなどのメリットが期待されます。
※最近の発表《プレスリリース》天然有機物に対して優れた防汚性を有するカーボンナノチューブ/ポリアミド逆浸透膜を開発
論文発表;米国化学会(ACS)、Environmental Science & Technology 誌、電子ジャーナルに掲載
New Insights in the Natural Organic Matter Fouling Mechanism of Polyamide and Nanocomposite Multiwalled Carbon Nanotubes-Polyamide Membranes
Rodolfo Cruz-Silva, Yoshihiro Takizawa, Auppatham Nakaruk, Michio Katouda, Ayaka Yamanaka, Josue Ortiz-Medina, Aaron Morelos-Gomez, Syogo Tejima, Michiko Obata, Kenji Takeuchi, Toru Noguchi, Takuya Hayashi, Mauricio Terrones, and Morinobu Endo(Corresponding Author)
Environmental Science & Technology, Article ASAP, DOI: 10.1021/acs.est.8b07203

Q3について
イオン交換樹脂装置や蒸留装置、現在開発している逆浸透膜による海水淡水化システムの再生時の薬品の種類や必要量、コストにつきましては、使用する水質条件や前処理条件、装置構成などの前提により大きく変わります。研究開発の途上にある逆浸透膜を含めた、各手法の比較につきましては、回答を差し控えさせていただきます。

Q4について
信州大学において開発されたナノカーボン膜は、従来のポリアミド膜に比べ、耐ファウリング性(タンパク質などが付着しづらい性質)や耐スケーリング性(炭酸カルシウムなどの無機系の物質が付着しづらい性質)を有しており、汚染に強く洗浄回数が少なく済むことから耐久性が高く、結果として、海水淡水化システム全体としてコスト面で優位となることを期待しています。
※Q2の論文など

Q5について
モジュールの詳細につきましては、現在、研究開発の途上であることから、回答を差し控えさせていただきます。なお、価格につきましては、研究開発結果に基づき、販売先の企業において決定していくものとなります。

Q6について
オリオン機械及び伊那食品工業は、アクア・イノベーション拠点における研究成果の活用を促進するコンソーシアム「アクア・ネクサスカーボン-プラットフォーム」の参画機関となります。発起人でもあり委員をお願いしております。現時点では具体的な役割はございませんが、今後、各社の研究開発ニーズにおいて必要となる場合は、同拠点の研究成果を活用して研究開発を推進することとなります。

Q7について
目標の数字であり、現在、実証試験中であるため、データの提示は差し控えさせていただきます。

Q8について
ナノカーボン膜だけでなく、アクア・イノベーション拠点の研究成果が広く社会実装されることにより、ものづくり産業振興戦略プランに掲げる目標を達成したいと考えております。

Q9について
現時点では、RO膜の評価試験装置の説明会を長野県工業技術総合センターで行う予定はございません。地域の産業界の皆様からのご要望が寄せられました場合は、改めて説明会の開催について検討いたします。

以上、ご意見・ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、下記担当までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
最後に、回答が遅れましたことをお詫び申し上げます。

希少糖については、長野地域振興局商工観光課長:窪田敏彦、担当:工業係まで、水処理技術については、ものづくり振興課長:西原快英、担当:技術開発係まで

【問合せ先:長野地域振興局/商工観光課工業係/電話026-234-9528/メールnagachi-shokan(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:産業労働部ものづくり振興課/技術開発係/電話026-235-7196/メールmono(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:商業・工業・観光)(月別:2019年8月)2019000258

 

 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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