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更新日:2020年5月29日

会議開催の是非について

ご意見(2020年4月27日受付:Eメール)

長野県知事阿部守一様

日頃より長野県政にご尽力いただき一県民として深く感謝しております。

さて、件名の通りですが近ごろ耳を疑う話を側聞いたしました。知り合いの教員から聞いたのですが、5月中に県内全域から数十名の教員を集めての会議を複数回開催するそうです(会議の内容は教えてもらえませんでした)。

これが本当ならば私達民間には外出自粛や休業を知事自ら要請しておきながら、なぜ長野県は会議を開くのでしょう。県職員は特別な存在なのでしょうか。
児童生徒に休校措置をとりながら、なぜ教員は会議に招集されるのでしょう。何のための休校措置かわかりません。
長野県は他県からの来県自粛を要請し、高速出口で県外車のナンバーまで調査する一方で、なぜ全県から不特定多数の人間を一施設に集めるのでしょう。広域にわたっての移動や人との接触は禁忌事項のはずです。
ステイホーム週間と言われる時期に、予定通り会議を開かなくてはいけないのは何か理由があるのでしょうか。命より大切な会議とは何でしょうか。

民間が律儀に自粛する中、旗振り役の県行政がこれでは県民感情が納得したり協力したりするでしょうか。むしろ、営業自粛で苦しむ自営業者を筆頭に反感・反発を生じさせてしまうのではないでしょうか。少なくとも、子を持つ一県民として私は大きな疑問を感じています。

教育行政は一般的行政から独立しているので知事はご存知なかったのかもしれません。
しかし、県が私達県民に様々な活動の自粛を要請(ある面強制)している中、県行政が率先して取り組まない姿勢は如何なものでしょうか。子どもが休校中、教員が活動自粛をしなかったことで万が一感染したならば、教員から子どもに広げたならば、県民はどう思うでしょうか。
知事は、県政の責任者として県民に、全国から集まる報道陣に、どう説明なさるのでしょうか。罹患した子ども、保護者や教員、県民にどう謝罪するのでしょうか。教育委員会の所管で私は存じ上げなかった、で済まされる話ではありません。教育長が謝罪して済む話ではありません。

学校は、子どもの安心安全を最優先に命を守る場にもかかわらず、世の流れに逆行し子どもや教員の命を危険に晒してまで開催する会議の意義を私は見出せません。
また、世論はどう思うでしょうか。

最後に会議が延期された場合のお願いです。延期され日を改めて開催されるであろう会議によって再開された学校業務や教員の負担増にならないよう希望します。教員の負担増は、学習が遅れている子ども達に更なる不利益が生じることに直結するからです。学校再開後の現場はただでさえ大混乱をきたしているものと思われます。子どもから失われた、貴重な学校と先生との時間が学校外の会議で奪われることのないよう、重ねてご配慮お願い申し上げます。

阿部知事の政治力・指導力を発揮していただき、このコロナ禍を210万長野県民の総力で乗り切り、1日も早く平和に笑顔で安心して生活できる長野県に復する事を祈念申し上げます。

回答(2020年5月8日回答)

長野県教育委員会事務局教育次長の尾島信久と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた、緊急事態宣言下における県職員の全県にまたがる会議開催の是非に関するご意見についてお答えいたします。
なお、連休を挟み、回答が遅れましたことをお詫び申し上げます。

今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言を受け、長野県教育委員会としましては、原則として会議の開催を中止または延期することとして対応にあたっております。
しかしながら、中には法令等に基づき開催が義務づけられている会議もございます。こうした会議につきましては、開催を中止または延期するといった対応が困難なことから、いわゆる三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避け、クラスター感染が発生しないよう十分に注意しながら開催することとして対応しております。
また、学校再開後につきましては、不要・不急な会議は開催方法を見直すなど、教員の負担増とならないよう配慮してまいります。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら学びの改革支援課長:曽根原好彦、担当:義務教育指導係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。


【問合せ先:教育委員会事務局学びの改革支援課/義務教育指導係/電話026-235-7434/メールkyogaku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:教育・文化)(月別:2020年4月)2020000490

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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