ホーム > 県政情報・統計 > 広報・県民参加 > 県民ホットライン > 「県民ホットライン」過去のデータ(月別) > 「県民ホットライン」2021年1月分(月別) > 水素ステーションについて

ここから本文です。

更新日:2021年2月26日

水素ステーションについて

ご意見(2021年1月25日受付:Eメール)

知事は脱炭素宣言をされましたが、長野県は数少ない水素ステーションの無し県の一つです。
ところが、2019年に県の企業局が川中島に水素ステーションを作っていました。一般には水素を売らない、年内には民間と相談して水素ステーションを開設したいと言う返事でした。
せっかく作った設備ですから民間が出来るまでの間、県で水素ステーションを開設するべきです。水素の量が不足なら予約制でも良いと思います。
一刻も早く不名誉な水素ステーション無し県の汚名を返上してください。
どのような対策をお考えか御返事ください。

回答(2021年2月1日回答)

長野県公営企業管理者の小林透、長野県環境部長の猿田吉秀と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきましたご意見について、お答えいたします。

貴殿から頂いたご意見を拝見し、現時点で本県に一般利用向けの水素を供給可能な水素ステーションが無いことを危惧されていることと推察いたします。

企業局が運営する「川中島水素ステーション」は、100%再生可能エネルギー由来の水素の生成及び長期貯蔵、水素から電気への変換による再生可能エネルギーの安定供給の可能性の検証の他、企業局の燃料電池自動車(FCV)に水素を供給し、環境負荷の軽減や利便性の検証を行うことなどを目的として、平成31年度に自家用施設として整備し、実証事業を行っております。
このため、水素の販売・供給は行っておりませんが、実証事業の趣旨にご賛同くださり、水素の充てんに制約があることをご理解の上、走行データの提供や企業局が参加するFCVを活用できるイベントへの参加等にご協力いただくなど、実証事業にご参加いただける地元企業等の皆様には、FCVへ水素を提供させていただくこととしております。

なお、本県では、運輸部門の温室効果ガス削減の観点から、FCVの普及と民間事業者による商用水素ステーションの整備を促進するため、「長野県次世代自動車インフラ整備ビジョン」において県内4箇所に商用水素ステーションの整備の必要性を位置づけており、今年の夏に県内初の商用水素ステーションが長野市内に開業する見込みです。これにより、FCVの利用環境の整備に向けて、ようやく第一歩が踏み出せるところです。
県といたしましても、これを契機に、県内におけるFCVと充てんインフラの普及が進むよう、取り組んでまいります。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、川中島水素ステーションについては企業局電気事業課長小林史人、担当:技術管理担当まで、長野県次世代自動車インフラ整備ビジョンについては環境部環境政策課ゼロカーボン推進室長柳原健、担当:省エネルギー係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。


【問合せ先:環境部環境政策課ゼロカーボン推進室/省エネルギー係/電話026-235-7022/メールzerocarbon(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:企業局電気事業課/技術管理担当/電話026-235-7375/メールkigyo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:くらし・生活環境)(月別:2021年1月)2020001451

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?