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更新日:2023年3月31日

消防団操法大会について

ご意見(2023年2月22日受付:Eメール)

消防、操法大会についての意見です。
近年、コロナウイルスにより操法大会がなくなっている状況です。
これを機に、消防団のあり方を変えてはいかがでしょうか。
大会があると、練習その後の反省会食事などの負担が正直すごいんです。
なぜ、大会で競わなくてはいけないのでしょうか。
火を消す流れは、学べるかもしれません。しかし、本番であの動きそのままをしますでしょうか?
消防団に入り地域の火災を、防ぐ訓練をしてはいかがでしょうか。
なぜ、大会をするのか教えていただきたいです。

回答(2023年3月6日回答)

長野県危機管理部長の前沢直隆と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた消防ポンプ操法大会に関するご意見及びご質問についてお答えいたします。

日頃から、消防団活動に、ご理解、ご協力をいただくとともに、この度は、消防ポンプ操法大会について貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。

消防ポンプ操法大会は、出場に向けた訓練や大会への参加を通じて、操法技術の向上が図られ、団員の士気高揚や結束力を高めるとともに、団員の日頃の訓練成果を披露する貴重な機会であると考えております。
一方で、大会を意識した過度な訓練が、消防団活動への参加をためらう要因になる、団員本人や家族、勤務先にも負担になっていると全国的にも指摘されています。

操法大会については、長野県内の消防団からも、早朝や休日の訓練等が本人や家族にとって負担が大きく、開催方法等を見直すべきという意見が寄せられたため、長野県消防協会を中心に県も加わり、令和2年度に県大会の在り方を検討いたしました。
その際に、各消防団から意見を聴いたところ、「大会は毎年開催し、出場分団は各団が判断する」「家族等に迷惑を掛けない訓練計画が必要」「中山間地域では団員不足により、大会への出場が難しくなっている」などの意見が出されました。
検討の結果、操法技術の向上を目的に県大会は毎年開催することとし、負担を軽減するため、開催場所の固定や開催時期の見直し、開閉会式の短縮の検討を行うことになりました。加えて、県大会への出場は各消防団の判断に委ねることになりました。

また、ポンプ操法の動作については、令和4年度の県大会から簡素化し、隊員の動作を揃えたり、動きをより美しく見せるパフォーマンス的な動作は、審査ではプラス評価とせず、操法訓練が、「安全」「確実」、かつできる限り「迅速」な現場活動に繋がるよう見直しました。

大会の開催方法についても、多くの大会で上位大会へ進む消防団を決定するために順位を決めていますが、県内でも大会への出場を持ち回りにして、団員の負担を軽減している消防団もございます。

県といたしましては、地域防災の要である消防団の技術力の維持・向上は大変重要であると考えております。引き続き、消防団の意見も聞きながら、負担の少ない開催方法を検討するなど、長野県消防協会とともに操法大会のあり方を考えてまいります。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、消防課長:柳沢剛、担当:消防係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:危機管理部/消防課/消防係/電話026-235-7182/メールshobo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:くらし・生活環境)(月別:2023年2月)2022001050

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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