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更新日:2024年10月28日
いつもお世話になっております。
最近、しなの鉄道のトラブルが多いです。
去年の減便・速度引き下げ以降、脱線・ポイント故障・信号故障・レール破損・架線凍結で数日間運休・車両故障など。特にここ数日は、同じトラブルを繰り返しており、じきに大事故が起こるのでは、と心配です。いつも謝っているが、脱線の謝罪含め、フォーマットでしかないように思う。本気で謝るなら二度と繰り返さないはずでしょう。脱線も、今度は営業中の本線で起こりそう。運転士・駅員の態度も悪い。前はもっとよかった。駅ナンバリングが無い。赤字ばかりを理由に、施設のスリム化・単線化まで言い出している。無理しすぎているのではないですか?だからトラブル続きなのではないですか?このままだと更に利用客が減ってしまいますよ。通勤で利用している当方としては、これ以上の減便・時間の大幅な変更は避けていただきたいです。自治体として、より安全な、利用しやすい鉄道にすることはできないのでしょうか?安全は当然の使命でしょう?信頼を無くしつつあります。
どうか、対策を切にお願い申し上げます。
長野県交通政策局長の小林真人と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました、しなの鉄道における事故・故障等に関するご意見についてお答えします。
言うまでもなく、鉄道は、大量高速輸送手段として重要な役割を担っており、県では、国や沿線自治体とともに、しなの鉄道も含めた地域鉄道事業者が行う鉄道の安全性を確保するために必要な施設整備に対して支援を行い、鉄道路線の安全・安定輸送の維持を図っているところです。
ご指摘のとおり、昨年6月の脱線事故をはじめ、設備の老朽化等による故障が原因となった運休・遅延がたびたび発生しており、県としてもこうした事故や故障が二度と起こらないように、抜本的な安全対策を講じるようしなの鉄道に対して強く要請するとともに、レール・マクラギ等の設備整備への支援の拡充を行い、安全で利用しやすい鉄道の維持を目指しているところです。
また、運転手・駅員の接遇については早急に改善を行うことや、駅のナンバリングについても検討するようしなの鉄道に伝えたいと考えています。
なお、しなの鉄道線は、北陸新幹線の開業に伴いJRから経営分離された並行在来線であり、特急列車の行き違い走行が可能であるほどの過大な設備を引き受けているため、維持管理コストを膨張させる要因になっていることから施設のスリム化・単線化を行うことは重要な対策でありますのでご承知願います。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、交通政策課長:丸山正徳、担当:鉄道企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:企画振興部/交通政策局/交通政策課/鉄道企画係/電話026-235-7027/メールtetsudo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:交通)(月別:2024年3月)2023000808
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