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更新日:2025年1月14日
県政おもなできごと(10項目)と番外編、各地域振興局のおもなできごと(リンク)を紹介しています。ぜひご覧ください。
時期 | 項目 |
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1月 | |
4月 | |
6・9月 |
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7月 |
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9月 | |
10月 | |
12月 | |
通年 |
1月1日、石川県能登半島の志賀町や輪島市で震度7を観測する大きな地震が発生しました。
県では、「能登半島地震復興支援県民本部」を立ち上げ、県・市町村・関係機関が一体となって、救出・救助、物資・食事提供、医療・福祉の支援、土木・水道の復旧、災害廃棄物の処理などの支援を行ってきたところです。
特に、輪島市と羽咋市には、長野県が対口支援団体(カウンターパート)となり、1月5日から5月31日まで延べ5,139名の県・市町村の職員が被災地に入り、避難所運営や住家被害認定調査などの支援を行いました。
引き続き、県全体で一丸となり、「チームながの」として息の長い支援に取り組んでまいります。
輪島市での避難所運営支援(1月)
羽咋市での給水支援(1月)
緊急消防援助隊による土砂災害現場の捜索(1月)
キッチンカーによる食事支援(1月~2月)
関連リンク
県内の小・中学校の不登校児童生徒数は全国と同様に10年以上増加を続けており、社会的課題となっています。
このような状況から、一人ひとりの子どもの特性や状況に応じた学びを継続的に実現し、多様な学びの場を確保・充実するため、令和5年4月に「信州型フリースクール認証制度検討会議」を設置して検討を進め、民間のフリースクールを公的に認証する全国初の制度である「信州型フリースクール認証制度」を4月に創設しました。
令和6年11月現在で30カ所のフリースクールを認証しており、運営経費の補助を行うほか、フリースクール職員向けの研修、学校内外の支援者が交流する場づくりやその相互連携を促すサポート人材の配置等を実施しています。
フリースクールでの学び
信州の豊かな環境を生かした体験活動
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県内の河川や湖沼の水質と生態系の調査研究を進めるとともに、情報発信や環境学習を推進するため、諏訪湖畔(岡谷市)に諏訪湖環境研究センターを開所しました。
長野県最大の湖であり、県の水環境のシンボルでもある諏訪湖は、かつて全面を覆ったアオコが激減し、水質は大きく改善しましたが、ヒシの大量繁茂や平成28年のワカサギ等の大量死、貧酸素水域の拡大など、新たな課題が生じています。
こうした課題の解決に向けて調査研究に取り組むとともに、諏訪湖創生ビジョンの長期ビジョンに掲げる「人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖」の実現を目指します。
諏訪湖環境研究センター
開所式の様子
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スポーツを生かした観光振興や一般スポーツと障がい者スポーツの一体的推進を図るため、新たに「観光スポーツ部」を設置しました。
スポーツ大会や合宿の誘致はもとより、スキーやサイクリングなどアウトドアスポーツを活用した観光地域づくり、プロスポーツチームと連携した観光誘客などスポーツツーリズムを積極的に推進してまいります。
さらに、4年後に迫った「第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会(大会愛称:信州やまなみ国スポ・全障スポ)」の開催に向けて、市町村競技会場の施設整備支援やトップコーチ招へいによる競技力向上など、準備を加速化させてまいります。
また、学校部活動の地域クラブ活動への移行に向けても、教育委員会と連携して主体的に取り組んでまいります。
観光スポーツ部を新たに設置
ツキノワグマの目撃が例年より多く、人身被害も発生したことから、6月5日に県として初めて「ツキノワグマ出没注意報」を発出しました。また、その後も目撃の多い状況が続くとともに人身被害が続発したことから、9月9日には、佐久、上伊那、木曽、北アルプス、北信の5地域に「ツキノワグマ出没警報」を発出しました。
県では、ツキノワグマ出没(警戒)マップにより出没状況を広く周知しながら県民等の皆さまにクマとの遭遇への注意を呼びかけるとともに、出没警報発出地域においては、市町村等と連携しながら広域連携クマ対策チームを編成してクマへの警戒を強化し、早期の発見及び被害防止に取り組みました。
今後も市町村等と連携し、クマによる人身被害の防止に取り組んでまいります。
クマとの遭遇への注意を呼びかけ
関連リンク
信州まつもと空港は、平成6年(1994年)7月26日にジェット機が就航可能な空港として開港してから、今年で30年を迎えました。
ジェット化開港30周年を記念して、7月26日にセレモニーを開催したほか、10月26日・27日には30周年記念イベントを開催し、多くの来場者でにぎわいました。
30周年を契機として、長野県の「空の玄関口」である信州まつもと空港が、県民の大切な財産として発展し、県内経済の活性化に大きな役割を果たすことができるよう取り組んでまいります。
ジェット化開港30周年記念セレモニーの様子
関連リンク
令和6年能登半島地震の教訓を踏まえ、本県の地震対策の更なる充実・強化を図るため、「長野県地震防災対策強化アクションプラン」を策定しました。
基本目標として「『地震災害死ゼロ』に挑戦」を掲げ、予防対策・応急対策・復旧復興対策の3つの段階に応じた10のアクションを設定しました。
このプランを推進するため県では、住宅耐震改修への補助や衛星通信機器の整備、組立式トイレの全県への分散備蓄などを進めています。
「地震災害死ゼロ」という高い目標に向けて、市町村はもとより、県民、事業者の皆さまのご協力をいただきながら、全庁を挙げて取り組んでまいります。
古い木造住宅の耐震化
避難生活の質の向上に配慮した避難所設営訓練
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信州首都圏総合活動拠点「銀座NAGANO」は、一般的なアンテナショップとは一線を画し「信州のヒト・コト・モノ」をトータルで発信する施設として平成26年(2014年)10月に開設。来場者数は延べ700万人以上、売上高は22億円を超えるなど高いの実績を上げ、信州ファンの創出と信州ブランドの価値向上に重要な役割を果たしてきました。
開設から10年が経過する中、お客さまにとってより利便性が高く分かりやすい店舗とするため、1階は物販に特化、2階はテイスティングスペースとイベントスペースを一体化した体験フロアに転換、5階には移住・観光相談機能を集約し、10月26日にリニューアルオープンしました。
このリニューアルを契機にさらに皆さまに愛される施設となるよう、市町村や民間事業者と連携した取組を強化してまいります。
リニューアルオープンイベントの様子
1階フロア
約50年ぶりに200万人を割った県内人口は、現状のままいくと2050年には2001年のピーク時から約3割減の159万人まで減少する見通しです。人口減少に伴い、担い手不足、産業競争力の低下、サービスの維持が困難になるなど、さまざまな問題が新たに生じ、または顕在化・深刻化するおそれがあります。
こうした問題に立ち向かい、明るい未来のビジョン(2050年のありたい姿)を実現するため、行政、企業、地域、そして県民みんなが垣根を越えて一緒に具体的な対策を議論し、推進する「私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議 」を12月23日に皆で設立するとともに、具体的な行動を起こすための羅針盤となる「信州未来共創戦略~みんなでつくる2050年のNAGANO~ 」を決定しました。
超長期にわたった人口増加時代の常識を捨て、新しい社会を創造するとの強い決意で県民の皆様と共に取り組んでまいります。
県民会議におけるワークショップの様子
県民会議におけるワークショップの様子
県民会議におけるワークショップの様子
参加者の皆さまとの記念撮影
関連リンク
平成26年(2014年)9月27日に発生し、死者・行方不明者63名にのぼる甚大な被害をもたらした御嶽山噴火災害から10年。
山麓の王滝村で行われた「御嶽山噴火災害犠牲者追悼式」に知事が出席し、犠牲になられた方々へ哀悼の誠を捧げるとともに、「火山防災先進県・長野」の実現に向けて全力を尽くすことを誓いました。
県では、噴火災害を風化させず、火山防災意識の向上を図るため、噴火後にオープンした御嶽山ビジターセンターでの火山情報等の発信や登山口での啓発活動、御嶽山火山マイスターによる火山防災教室、「信州 火山防災の日」(毎年9月27日)記念イベントなど、今年も火山防災に関するさまざまな取組を推進しました。
御嶽山噴火災害犠牲者追悼式の様子
「信州 火山防災の日」記念イベントの様子
30年以上にわたり「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)」、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)」をけん引してきた小澤征爾総監督の功績をたたえる記念事業として、公益財団法人サイトウ・キネン財団及びOMF実行委員会の主催による「小澤征爾総監督 感謝の会―その生涯を祝福して―」が8月17日にキッセイ文化ホールで開催されました。
世界の名だたるオーケストラで活躍し、「世界のオザワ」と評された小澤総監督は、世界最高水準の音楽芸術に間近で触れる機会を県民に提供するとともに、同フェスティバルを世界的な音楽祭へと育て上げ、本県の音楽文化の発展に貢献されました。また、46万人を超える子どもたちが招待された「子どものための音楽会」や「子どものためのオペラ」などを通じて多くの県民に音楽の楽しさを広げられ、小澤総監督の薫陶を受けた演奏家が国内外で活躍されています。こうした功績から、県では平成27年に初めての県民栄誉賞を贈呈しました。
2月にご逝去された小澤総監督のご活躍に心から感謝の意を表するとともに、築き上げてきた音楽文化が本県に根付いてますます発展していくよう取り組んでまいります。
(c)山田毅 /2024OMF
「小澤征爾総監督感謝の会」の様子
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.168
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:沖澤のどか(OMF 主席客演指揮者)
合唱:OMF オペラ ソリスト、カヴァーキャスト
(c)大窪道治 2024OMF
「小澤征爾総監督感謝の会」の様子
感謝のことば( OMF 実行委員会 名誉会長 阿部 知事)
(c)大窪道治 /2024OMF
長野県内中学1年生を招待
「子どものためのオペラ」の様子
(c)山田毅 /2024OMF
長野県内小学6年生を招待
「子どものための音楽会」の様子
令和6年は長野県にゆかりのあるアスリートが大活躍した1年でした。
1月に行われた天皇盃第29回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会では、長野県チームが3大会連続10度目の優勝を大会新記録で達成しました。
さらに、12月には京都市で行われた全国高校駅伝で、男子の佐久長聖高校が2年連続4回目、女子の長野東高校が2年ぶり2回目の全国優勝を果たしました。
また、第78回国民スポーツ大会冬季大会のスピードスケート競技(成年女子500m)では、諏訪市出身の北原伊織選手が大会3連覇を果たしました。
そして、7月から9月にかけて開催されたパリオリンピック・パリパラリンピックには、長野県関係の選手が15名出場しました。中でも、塩尻市出身の出口クリスタ選手は女子柔道57kg級で金メダルを獲得し、諏訪市の企業に所属する大岩義明選手は総合馬術団体で銅メダルを獲得するという素晴らしい成績を残しました。
選手の皆さまの今後のますますの活躍を期待します!
全国男子駅伝長野県選手団との記念撮影
北原選手との記念撮影
パリオリンピック・パリパラリンピックに出場した長野県関係選手との記念撮影
各地域振興局が発表している「おもなできごと」のリンク集です。
(現在発表前のものは発表後順次リンクを貼ります)
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