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更新日:2023年3月7日

平成29年1月25日に開催した県政タウンミーティングについて
「知事と語ろう 郷学郷就県づくり」(佐久長聖高等学校)

開催概要 

 1 基本情報
 開催日時 平成29年1月25日(水曜日) 15時55分から17時15分まで
 場所    佐久長聖高等学校 1号館4F アクティブラーニングルーム(佐久市)

2 意見交換
 (1) テーマ 「知事と語ろう 郷学郷就県づくり」
 (2) 参加者
    佐久長聖高等学校(生徒、教諭)  24人
    長野県知事 阿部守一
    私学・高等教育課 課長 青木淳   

会場の様子

 今回のタウンミーティングは、『知事と語ろう 郷学郷就県づくり』をテーマに、知事と高校生が意見交換を行いました。

 (郷学郷就とは、信州で学び続けていただきたい、そして信州で働き続けていただきたいという意味を込めた言葉です。)

 

 冒頭、佐藤校長先生から歓迎のあいさつと、佐久長聖高等学校の特徴や駅伝部の活躍などについてお話しがありました。

 知事からは、「温かく迎えていただき、また、文武両道で活躍いただいていることに感謝申し上げたい。高校生の皆さんのフレッシュな夢や希望を出していただきたい。」とのあいさつがありました。

 その後の意見交換では、進路担当教諭から進路状況の説明があり、続いて、生徒から「もっと特色のある大学づくりを進めるとともにPRもしてほしい。」、「長野県は自然災害も少なく、住みやすい土地だと思う。」、「有名なアーティストがライブに来るような大きな施設があれば経済効果も増えるのでは。」、「英語でのコミュニケーション教育が整った大学をつくっていただきたい。」、「地域に特色を持たせて、県外の方から興味をもってもらうことが重要だと思う。」といった発言がありました。

 知事からは、「新県立大学は特色を出そうと考えた。少人数教育で、1年生は全寮制、また、グローバルな視野を持って活躍できる人材づくりのために英語の集中プログラムも行う。アピールもしっかりしていきたい。」、「移住したい県ナンバー1ということで暮らしやすいと感じていただいているが、長く住み続けたくなる動機付けがまだ弱いと思っている。」、「佐久に武道館をつくるが、コンサートにも使えるように考えて作っている。」、「こういう人がいるからあそこで学びたいとか暮らしたいという人が増えている。そういう意味では、人材誘致も重要だと考えている。」とのコメントがありました。

 その後、知事から、「将来何になりたいかはっきりしている人は?」との質問には、「小説家」、「宇宙分野の運用管制官」、「ギタークラフトマン」、「臨床工学技士」といった発言がありました。

 さらに、知事から、「住むなら大都市が良いか、長野県みたいな人口が密集していない方が良い?」との質問には、「ずっとここで生きてきたので、ここで貢献したい」、「利便性の面で大都市」、「大都市はお金を使いそう」、「大都市は遊ぶとか買物するには面白いけど、生活するなら長野がいい」、といった発言がありました。

 最後に知事から「今日は、皆さんから、楽しい意見や切実な意見、また、我々が真剣に受け止めなければいけない意見をいただいた。新しい5か年計画にもできるだけ活かしたい。」、「一人ひとりは微力かもしれないけど、無力ではない。ゼロじゃなければ足し算や掛け算をすればどんどん大きなパワーになっていく。一人一人が夢と希望をしっかり持って自分の道を歩むとともに、社会あるいは日本、世界に貢献していくという志を持ってこれからの人生を歩んでもらいたい。」との総括コメントでタウンミーティングを終了しました。

 

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