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更新日:2022年11月4日

令和4年6月10日に開催した県政タウンミーティングについて
~高校生と考えるこれからの長野県~

開催概要 

開催日時  令和4年6月10日(金曜日) 16時45分~18時00分

開催手法  Zoomによるオンライン開催

テ ー マ

  高校生が地域でしたいこと

  行政にしてほしいこと

参加者 県民10人、阿部知事

 

・意見交換の要旨

 冒頭の知事あいさつの概要は以下のとおりです。

 県では、教育であったり、福祉であったり、まちづくりであったり、いろいろな仕事をしているが、総合5か年計画は、そうしたいろいろな施策を横断的に一体化して作っていく計画である。若い皆さんには、これまでの発想にとらわれず、未来に向けた大胆な発言、提言をしていただきたい。

 知事あいさつのあと、参加者の自己紹介と参加者が実施している活動の紹介をいただき、知事との意見交換を行いました。主な内容は以下のとおりです。

(参加者)
・SDGsに関する活動として、学校で脱ペットボトル、マイボトル持参の企画を開催した。また、未来への希望を書くことで、今、自分たちでできることを考えられるよう灯ろうを作成し、ともしていく企画を実施した。
・コロナで、他校の生徒とのつながりがなくなってきているので、他の学校とつながれる機会がほしい。また、SDGsや社会問題に関して、学生は意識が低いところがあるので、自分たちの企画などに関して、意見をもらえる機会があったら面白いと思う。

(知事コメント)
・高校生の皆さんでSDGsを一緒にやりたい人たちをつないでもらえれば、県も一緒に関わって、いろいろな取組をしていきたい。行政ができることもたくさんあると思うし、逆に若い皆さんがどんどんアイデアを出して行動できることもあると思うので、ぜひ協力しながら進めていけるようにしていきたい。


(参加者)
・みんな輝く、シャイな人も輝く活動として、コミュニケーションを取ることに自信がない人や自分の力を活かしたくても活かす場所がない人たちの、社会と関わっていくきっかけになるような場所づくりを展開している。昨年度の活動では、通信制や定時制、私立、公立といった学校の枠を超えて、みんなでミーティングを重ねて、演劇公演を実施した。コミュニケーションが苦手な方も、得意なことなどを活かせる企画をとおして社会にもどっていけるきっかけになればよいと思っているので、そういった機会を増やしていけたらと思っている。
・今は、点数で結構評価される世の中だと思っているが、フリースクールでは芸術体験や自然体験などを大事にしている。点数以外のところでも評価されるようになればよいと思う。

(知事コメント)
・社会は多様で、いろいろな働き方があるのに対し、学校はどこも同じ感じである。画一的で、何年生で何を勉強するか決められていたりして、スピードが標準化されている。それに合う人と合わない人がいるので、そういうことも含めて教育のあり方を考えなければいけないと思っている。


(参加者)
・諏訪市のポイントカード「すわともカード」について研究している。利用者が少ないこともあり、学校で認知度のアンケート調査を実施したりした。今後どうしていったらいいかなど考え、市役所や商工会とも話をしている。
・最終的な目標としては、諏訪地域の6市町村で使えるように、規模を大きくして便利にしたい。

(知事コメント)
・できるだけ地域内で物のやりとりをしてもらうと、経済もしっかり回るし、地域のこともみんなで考えて発展させていくことができるので、そういうツールとしての地域通貨みたいにできないかと思っているので、ぜひ一緒に考えられればと思う。


(参加者)
・ジェンダーレス制服について研究している。LGBTQの生徒が気がねなくジェンダーレス制服を着用するには、学校全体の雰囲気づくりが必要である。また、価値観に世代格差が生まれてしまっているので、大人と生徒の話し合いや対話も必要である。今あるジェンダーレス制服はもう古いという新たな視点から、新しい制服を作りたいと考えている。

(知事コメント)
・極端な話かもしれないが、民主主義をどう具現化するかということと直結している話かなと思っている。基本的に多くのルールは、本来は自分たちの意思と行動で変えられるし、変えられなかったら民主的な国ではないと思う。制服のデザインの問題に取り組まれているが、そういうものの仕組みをどう変えるかという点では、日常暮らしていて何かこのルールは変だなとか、これは変えた方がいいんじゃないのって感じたことを、行政と一緒に考えられればと思い、お話を伺った。


(参加者)
・長野県の観光について調べている。マナーが守られ、県民の気持ちが尊重された、子どもから大人まで楽しむことができる長野県の観光のあり方を考えている。また、長野県の観光を盛り上げる未発掘部門のコンセプトを考えたいと思っている。
・人間ドックと観光を掛け合わせた取組があるが、今後は、歯科健診が義務化されることに合わせた観光との取組を考えていけたらと思っている。

(知事コメント)
・歯科健診の義務化からそういう発想にいくのはすごいと思う。長野県は自然に恵まれており、森林セラピーがある。健康長寿県であることからも、森林の中での癒しの効果は実証されているので、そういうものと医療であったり、歯科健診であったり、うまく結びつけられたらいいと思う。


その他、以下のことについて意見交換がありました。
・メガソーラー設置による景観への影響について
・フリースクールへの支援について
・学生の企画に対して失敗しても許されるような雰囲気づくり・場づくりについて
・観光シーズンにおける公共交通機関の混雑解消のための、通勤時間のフレックスタイム制について

令和4年6月10日タウンミーティング写真4

会議録(PDF:211KB)
 

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