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更新日:2021年12月3日
公衆衛生専門学校
公衆衛生専門学校(公専校)の日々の様子、学生の皆さんの実習や課外活動などについて、お知らせします。
現在、3年生は最後の臨床実習に取り組んでいます。
この期間は、病院と歯科診療所に分かれ、それぞれの専門的な歯科衛生業務について学んでいます。
病院では、必要な感染対策と口腔外科の処置や周術期患者(手術が必要な患者)の口腔ケア、また、口腔の健康がどのように全身疾患と関係しているのか等について、臨床現場の緊迫感のなか実習を行っています。
歯科診療所は、歯周病治療専門の歯科診療所で実習しています。歯科衛生士として歯周病患者の口腔を管理するための歯周治療の手順、予後の評価、メンテナンスの方法等について学び、知識を習得するとともに必要な臨床的技術を身に付けようと頑張っています。
どちらも約3週間という短い期間ですが、6月から始まった臨床実習の集大成として皆意欲的に実習しています。
11月6日(土)に 今年度4回目の学校公開として「模擬授業」を開催しました。
模擬授業は、参加者の方に実際に行っている講義や実習を体験してもらうことで、歯科衛生士になるための教育内容を知って頂く機会として毎年開催しています。今回は高校生とその保護者、社会人の方20名がご参加下さいました。
1時間目は「歯科保健指導」の講義です。口腔や歯の構造などについて受講し基礎知識を得た後、手鏡で自分の口の中を観察しました。
2時間目の「歯科予防処置」では、プロービングという歯周病の検査を、模型を使って体験しました。
3時間目は「歯科診療補助」の講義と実習です。歯へかぶせ物をする時に接着材として用いる歯科材料を実際に取り扱いました。
参加者からは「難しかったけれど楽しかった。」「歯科医院でされていたことがこれだ!とわかった。」「もっと深く学びたくなった。」などの声が聞かれました。
「歯科衛生士」を
将来の「自分の仕事」として選んでいただければ嬉しいです。
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