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更新日:2021年11月29日
公衆衛生専門学校
公衆衛生専門学校(公専校)の日々の様子、学生の皆さんの実習や課外活動などについて、お知らせします。
飯田下伊那歯科医師会・飯伊地区包括医療協議会・飯田市が主催となり開催された「歯と口の健康を守る郡市民大会」に
2・3年生の35名が参加しました。
本校では、この行事を地域における歯科保健活動を学ぶための臨地実習として位置づけており、今年で2回目の参加と
なりました。
「成人歯科健診」や「口腔がん検診」のコーナーに2年生を配置し、口腔内状況をあらわす健診(検診)票の記録や、
来場者の誘導などをお手伝いしました。 今年は口腔がんに関心をもつ方々が多かったらしく、いつもはひっそり?とした
がん検診コーナーに待つ人の列ができていました。
3年生は、小児を対象とした「フッ化物塗布」と「ブラッシング指導」のコーナーを担当しました。歯科衛生士の
方々からご指南をいただき、実際に子どもたちへの歯みがき指導を実施したり、歯科医師の先生方の指示のもと、
むし歯予防のフッ化物を塗布したりと、これまで校内実習で培った手技を活かした活動ができました。
会場では他にも、口腔内の細菌を測定し、むし歯や歯周病のリスクを判定するコーナーや、うまく飲み込めているかどう
かを評価する嚥下内視鏡のデモンストレーションなどがあり、学生たちは学校にない機器の見学もできました。
歯科技工のコーナーでは、歯の型を取る材料(アルジネート印象材)で指の型を取り、石膏で模型を作って来場者にお土産
としてお渡ししていました。
開催時間が午後2時から4時までという短時間の中ですが、900名を超える方々が来場されました。「日頃なかなか歯科医
院を受診できないから来ました」という方が多く、こうした普及啓発活動の重要性を感じた催しでした。
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