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更新日:2014年6月20日
平成25年(2013年)1月24日(木曜)午後1時30分から午後4時20分
県庁 教育委員会室
議第1号 懲戒処分等の指針の一部改正について
議第2号 職員の処分について
議第3号 高等学校の校名変更について
議第4号長野県文化財保護審議会への諮問について
(1)平成25年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について
(2)平成24年度「学力向上のためのPDCAサイクルづくり支援事業」C調査の結果について
(3)平成24年度長野県生涯学習審議会の概要について
委員長 櫻井 久江
委員長職務代理者 耳塚 寛明
委員 野村 稔
委員 高木 蘭子
委員 生田 千鶴子
教育長 山口 利幸
市川教育次長、荒深教育次長、田中教育総務課長、笠原義務教育課長、田中高校教育課長、成沢特別支援教育課長、武田教学指導課長、澤井心の支援室長、阿部文化財・生涯学習課長、松野保健厚生課長、原スポーツ課長
櫻井委員長
ただいまから第954回教育委員会定例会を開会します。
それでは、議事に入ります。本日の審議事項中、議第2号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。つきましては、議第2号を非公開で審議することが適当と思いますが、非公開とすることに御異議ございませんか。
全委員
異議無し。
櫻井委員長
御異議無いようですので、議第2号は非公開で審議を行うことに決定します。なお、議第2号の審議につきましては、本日の最後に行うことにします。
最初に、議第1号「懲戒処分等の指針の一部改正について」、田中教育総務課長から説明してください。
田中教育総務課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。ございませんでしょうか。
高木委員
いいですか。
櫻井委員長
はい、高木委員。
高木委員
私は、原則公開といった今までのやり方に不足の部分があったとは思っていませんけれども、本当に多様な事象が出てくるにつれて、どうしても公開できない事情があるものならば、それなりの考え方をしなければならないかなとも感じております。きちんとした公職にあって、尚且つ、社会的責任が非常に大きい教職員という立場にある人たちについての行動ですので、きちんとこれが伝わることの方が大事なことだと思っております。けれども、様々な状況を考えるにつれて、どうしても公表できないという事情も考慮しないといけないのかなと思っております。ただし、こういう条項があるからと言って、要請があれば、まったく公表しない、あるいは、隠そうとするような体質にだけはなってほしくない。そういうことを本当に慎重に慎重に考えたうえで、結論をひとつづつについて出していっていただきたいと思っております。
櫻井委員長
他にはよろしいですか。教育長。
山口教育長
極めて限定的に、今御発言があったようなやむを得ないケースというもの、本当に厳密に、限定的に、抑制的に事案を捉えて規定したものでございます。したがって、その精神は今までの公開の方向を強めてきたという考え方だと思っていますけれども、そういったものに逆の流れをつくっていく提案をしているつもりは全くありません。
櫻井委員長
他にはよろしいですか。それでは、議第1号「懲戒処分等の指針の一部改正について」、原案のとおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議無し。
櫻井委員長
御異議無いようですので、議第1号を原案のとおり決定いたします。
次に、議第3号「高等学校の校名変更について」、田中高校教育課長から説明をしてください。
田中高校教育課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。生田委員。
生田委員
お願いします。前から校名に関しては気になっております。この名前自体は素晴らしいなと思うのですが、過程において公募で210人の高校生からの公募があったということなのですけれども、選考委員会の中で十分公募の意見を重要視して選んだということでしょうか。
田中高校教育課長
はい。公募の意見を参考にされたと考えております。
櫻井委員長
よろしいですか。
生田委員
前回もそうだったのですけれども、やはり在校生、自分たちがその学校の名前を持って日々生活していくわけですので、子どもたちの意見をまず最優先に。こういった公募もそうですけれども、高校の名前を考えるときに子どもたちの意見を最優先に考えていただきたいというのが、毎回ですがお願いでございます。
櫻井委員長
どうぞ。
田中高校教育課長
そういうことで、検討されたと考えております。
櫻井委員長
そういうことで検討されたということですが、他には御意見ございませんでしょうか。それでは、議第3号を原案のとおり須坂創成高等学校と決定したいと思いますが、御意見はございませんか。
全委員
異議無し。
櫻井委員長
御異議無いようですので、議第3号を原案のとおり決定いたします。
次に、議第4号「長野県文化財保護審議会への諮問について」、阿部文化財・生涯学習課長から説明してください。
阿部文化財・生涯学習課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がございましたら発言願います。ございませんでしょうか。大桑村定勝寺の絹本著色補陀洛山聖境図を長野県宝として諮問するということでございますが、よろしいですか。それでは、議第4号を原案のとおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議無し。
櫻井委員長
それでは、御異議無いようですので、議第4号を原案のとおり決定いたします。
以上で議事を終わります。続いて、教育長報告事項に入ります。
最初に、教育長報告事項1「平成25年3月公立高等学校卒業予定者の就職内定状況について」、武田教学指導課長から説明をしてください。
武田教学指導課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。よろしいですか。無いようですので、以上で教育長報告事項1を終了します。
次に、教育長報告事項2「平成24年度『学力向上のためのPDCAサイクルづくり』支援事業C調査の結果について」、武田教学指導課長から説明してください。
武田教学指導課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。耳塚委員。 耳塚委員長職務代理者 まず質問です。大体学校数でカウントしてみると、小4が18%ぐらいで、小5と中2が8割をちょっと切るということなのですけれども、これは昨年度の数値というのはどうなっておりますでしょうか。
櫻井委員長
武田教学指導課長。
武田教学指導課長
少々お待ちください。
耳塚委員長職務代理者
では、その間にもう1つ質問を。例えば、ただ解答を求めるのではなくて、それに至る過程を言葉で説明するような設問上の工夫というのがあって、大変に現在の指導要領でも強調されているところでこの方法でいいかと思います。ただ時間の関係なのか、やはり答えだけを求める設問が結構多くて、徐々にこういうプロセスを言葉で説明させていくようなタイプの問題に重点を置いていただければと思いました。
櫻井委員長
どうぞ。
武田教学指導課長
先ほどの最初の御質問でございますが、学校数でいきますと昨年度は75.2%でございます。24年度は、小中学校合わせてですが82.7%でございます。
それから、2点目のことでございますが、私どもはこのPDCAサイクルづくり支援事業を4年、これで終わるところでございますが、例えば国語の漢字を今まで出していたのですけれども、この漢字が例えば書けたか書けないかというだけで、なかなか授業改善に結びつかないという反省がございまして、今の耳塚委員がおっしゃるように、実際に思考、解答のプロセスが分かるような設問にすることが重要だと考えております。ただ1つ、そのときに今度は採点側の負荷がございまして、その辺については今後研究をさらに進めてまいりたいと考えているところでございます。
櫻井委員長
よろしいですか。他にはございませんでしょうか。無いようでしたら、4年ということで成果が出ている反面、課題も見えてきている中で、様々なことを参考として学力向上のためにさらに努力を押し進めていっていただきたいと思っております。
次に、教育長報告事項3「平成24年度長野県生涯学習審議会の概要について」、阿部文化財・生涯学習課長から説明をしてください。
阿部文化財・生涯学習課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。特によろしいですか。素晴らしい発表でしたので、これからも地域に密着したというところで、次につなげていっていただければと思います。
それでは、「その他」に移ります。最初に、「第2次長野県教育振興基本計画(案)」について、田中教育総務課長から説明をしてください。
田中教育総務課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。よろしいでしょうか。無いようであれば、意見の取りまとめ中ということですので、以上にさせていただきます。
次に、「埋蔵文化財情報誌『信州の遺跡』の発刊について」、阿部文化財・生涯学習課長説明をお願いします。
阿部文化財・生涯学習課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いいたします。ございませんでしょうか。生田委員どうぞ。
生田委員
すみません。お伺いいたします。これは第1回目の試みということだと思うのですけれども、第2回目は大体いつ頃を予定されているのか。また、どれくらいの割合で発行されていく予定なのか聞かせていただきたいと思います。
阿部文化財・生涯学習課長
先ほどもお話しいたしましたけれども、第2号はキッズ版ということを予定しておりまして、できれば今年の3月ぐらいに発行させていただきたいと思います。大きなスパンでは年2回ぐらいのペースと考えていますけれども、また状況を見ながらと考えています。
櫻井委員長
よろしいですか。それでは、「信州の遺跡」の発刊第1号ということでございました。 次に、「2月、3月の主要行事予定について」、田中教育総務課長から説明をお願いします。
田中教育総務課長
(資料説明)
櫻井委員長
ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は2月7日木曜日の午後に開催をしたいと思いますが、御異議ございませんか。
全委員
異議無し。
櫻井委員長
御異議無いようですので、そのようにいたします。その他何かございますか。無いようでしたら、以上で公開による審議は終了いたしました。これから非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが傍聴人の方は退出をお願いいたします。
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