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更新日:2016年3月10日

第1004回長野県教育委員会定例会会議録 

1 日時

 平成28年(2016年)3月10日(木曜日) 午前11時00分から午後2時55分まで

2 場所

 県教育委員会室

3 議題 

 ○議題 

 議第1号 教育長の辞職について

 議第2号 職員の人事異動について

 議第3号 職員の処分について

 議第4号 平成27年度退職者の永年勤続教職員表彰について

 議第5号 平成28年度長野県教育委員会基本方針素案について

 議第6号 学校教育法施行細則の一部を改正する規則案について

 議第7号 平成28年度長野県教科用図書選定審議会委員の委嘱について

 議第8号 平成28年度長野県教科用図書選定審議会への諮問について

 議第9号 長野県宝の指定について

 報第1号 平成27年度児童生徒教育委員会表彰について

 

 ○教育長報告事項

 (1) 第71回国民体育大会冬季大会の総合成績について

 

 

4 出席者 

 ○教育長         伊藤学司

 ○委員

  教育長職務代理者    櫻井久江

  委員          耳塚寛明 

  委員          平林尚武

  委員          矢島宏美

  委員          荻原健司

 

  ○その他

 小林教育次長、菅沼教育次長、北澤教育政策課長、兒玉義務教育課長、今井高校教育課長、

 中坪特別支援教育課長、北澤教学指導課長、原心の支援課長、高橋文化財・生涯学習課長、

 宮下保健厚生課長、小野沢スポーツ課長

 

会議録 

伊藤教育長

 ただいまから、第1004回教育委員会定例会を開会します。

 本日の審議事項中、議第2号「職員の人事異動について」、議第3号「職員の処分について」及び議第4号「平成27年度退職者の永年勤続教職員表彰について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。

 つきましては、議第2号、議第3号及び議第4号を非公開とすることが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第2号、議第3号及び議第4号につきましては非公開とすることに決定しました。

 なお、本日は、運営の都合上、非公開案件から審議をしたいと思います。

 

 

【以下、公開審議】 

伊藤教育長

 それでは、ただいまから、第1004回教育委員会定例会を再開します。

 本日は、運営の都合上、通例とは異なり、午前中に議第2号「職員の人事異動について」、議第3号「職員の処分について」及び議第4号「平成27年度退職者の永年勤続教職員表彰について」の審議を、特定の個人に関する情報が含まれている案件のため、非公開により行いました。

 それでは、他の議事に入ります。

 はじめに、議第1号「教育長の辞職について」でございます。

 これは、私の一身上に関する議題でございますので、司会進行を櫻井教育長職務代理者にお願いしたいと思います。

 よろしくお願いします。

 

櫻井教育長職務代理者

 それでは、教育長から司会進行を任されましたので、議第1号につきましては、私が務めさせていただきたいと思います。

 去る2月22日、伊藤学司教育長から、平成28年3月31日付けで教育長を辞職したい旨の願いが提出されました。

 教育長の辞職につきましては、地教行法第10条の規定により、教育委員会の同意を得ることが必要とされているため、本日皆様にお諮りするものであります。

 なお、地教行法第14条第6項に、「教育委員会の教育長及び委員は、自己の一身上に関する事件については、その議事に参与することができない。ただし、教育委員会の同意があるときは、会議に出席し、発言することができる。」と規定されております。

 つきましては、このまま、御本人出席のもとで審議に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井教育長職務代理者

 御異議ございませんので、そのように決定いたします。

 それでは、審議に先立ち、辞職を申し出た理由を伊藤教育長から説明していただきたいと思います。

 

伊藤教育長

 それでは改めて、私の方から、辞職のお願いをした理由について、簡単に御説明させていただきたいと思います。

 まず、私の一身上のわがまま、勝手で、任期途中で辞任をお願いすることについて、大変皆様に御迷惑をおかけする点について、お詫びを申し上げたいと思います。任期途中でございますけれども、私、平成25年4月に教育長に就任いたしました。当時は、教育委員に就任し、この教育委員会で教育長に互選でお選びいただいたわけでございますが、その後、教育委員会制度が変わりまして、教育委員を辞し、教育長としてちょうど1年前に、改めて知事の方から選任をいただくという形になったわけでございます。新教育長としては、まだ1年しか経っておりませんけれども、25年4月の教育長就任からカウントしますと、ちょうどここで丸3年が経過する、新しい制度における教育長の職については、任期3年という規定になってございますので、1つ、やはり3年間、この重責を1人の者が決めるということについて、3年というのは、1つ区切りを付けるのに良い時期ではないかと、このように思ったのが1つの理由でございます。

 もう1点は、当時阿部知事から教育委員に、そして教育長にという含みでお話をいただいたときに、皆様御案内のとおり、長野県の教育界は大変な不祥事等が続く中で、県民の信頼を失う中で、従来にはない新しい発想で教育界に様々な改革をしてもらいたい、国や他県の様子を知った人間に新しい風を吹かせてもらいたい、このような御要請をいただいて、私が就任したところでございます。以来、この3年間、様々な改革に着手させていただきました。もちろん、全ての成果が出るには、まだまだ時間がかかると思いますが、この3年間で、私としては、私が考えられるやるべきことは何らかの形で全て着手できたのかなと。そういう意味では、むしろこれからはその改革を、委員の皆様、そして事務局でしっかり遂行し、さらに良い成果を出していただくことが、より大切なのではないかと思ったのが2点目の理由でございます。

 また、3点目としては、今、第2次教育振興基本計画に基づいて、様々な施策を行い、丸3年がこれで経過をしようとしております。来年以降は、次の第3期の教育振興基本計画の策定に向けた検討の準備に入るということと、地教行法が改正された後に、教育大綱をつくって、これは直接には知事でございますが、教育委員会も一体としてつくっていくという、新しい計画を策定する段階に入っていくわけでございまして、そういう段階になれば、新しい方にしっかりバトンを引き継いで、次の計画策定に向けて取り組んでいただく、心機一転を図っていただいた方が良いのではないかという思いで、この3つの理由から、大変私のわがままで申し訳ございませんけれども、任期中で辞職をお願いできればと思った次第でございます。 

 以上でございます。

 

櫻井教育長職務代理者

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありますでしょうか。

 それでは、伊藤教育長の辞職について同意したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

櫻井教育長職務代理者

 御異議ございませんので、辞職に同意することと決定いたしました。

 それでは、伊藤教育長から一言お願いします。

 

伊藤教育長

 ただいま、辞職の同意をいただきました。ありがとうございます。

 先ほど申し上げた理由で、この度、一身上の理由、私の考えで辞職をさせていただくという形になりますが、先ほども申し上げたとおり、様々な改革に着手したけれども、これから成果というものがどう出るかということを、確認していくものもまだまだたくさんございますし、私が改革を始めたものについても、今後の状況によっては、さらなる改革をする、また、軌道修正していただく必要があることもたくさんあると思ってございます。ぜひ、教育委員の皆様には、今後とも、教育施策の継続という観点と、さらに、新たにより良い教育行政を進めていく上で、大いに皆様から御指導、また御議論いただいて、事務局を引っ張っていただければと思ってございます。私も立場は変わり、長野県をいったん離れることになりますけれども、引き続き、長野県の教育のために、何か私の力で貢献できることがあれば、何でもさせていただきたいと思ってございますので、どうぞ今後とも引き続き、御指導のほどよろしくお願いしたいと思います。

 

櫻井教育長職務代理者

 それでは、司会進行を教育長にお返ししたいと思います。

 

伊藤教育長

 はい。それでは通常のモードに戻りたいと思います。

 議第5号長野県教育委員会基本方針素案について、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。ただいま説明がございましたように、今日はまだ素案でございますので、今日決定するわけではございません。遠慮なく御意見を頂戴できればと思います。ただいまの素案について、御質問、御意見がございましたら、発言をお願いします。

 矢島委員お願いします。

 

矢島委員

 何点かあるのですが、1点ずつお願いしたいと思います。

 まずは3ページの「すべてのものの学びの保障」というところで、「困難や悩みを抱える児童生徒への支援」というところに関わってくると思うのですが、こども・家庭課から出された子どもの貧困対策の基となった子どもの声のアンケートが出ていると思うのですけれども、ぜひこれを一読していただきたいと思います。子どもたちの生の声が入っていますので、それをしっかり受け止めてもう一度考えていただきたいと思います。ランダムに取ったアンケートの中に、いじめや不登校、性的嫌がらせ、それから自殺願望であるとか学力低下とか、いじめのアンケートの取り方のヒントとか、そういうものがたくさん入っていますし、そういうことを示唆する声がたくさん入っています。ぜひ、こういう声をSOSとしてキャッチしていただきたいということに関しまして、来年度スクールソーシャルワーカーが大幅に増加されるということで、本当にありがたいと思います。それによって、貧困家庭とか問題を抱えた子どもたちの背景にあるものに、大分着手できるのではないかと思いますが、現状として、今、スクールソーシャルワーカーは、学校から依頼があったときに、教育事務所の人と同行して学校に伺うという派遣型になっていると認識しております。かつての総合教育会議の中でも、どういうような形をとるかということについて、少し議論されたかと思うのですが、学校密着型か派遣型かということなのですけれども、派遣型だと学校から依頼があったときに伺うということで、学校から依頼があるということは、大分問題が表面化してきて、複雑化されているときに依頼があると思うのですね。そうすると、時間もかかりますし、かなり労力を取られるかなと思います。それと管理職の意識によっても、呼んだり呼ばなかったり、お願いしたりしなかったりということもありますので、ぜひ日頃から学校訪問を日常的にしていただいて、子どもの様子を見て、早期発見、早期対応ができるようなシステムにしていただきたいと思います。それに関してどうお考えかということと、スクールソーシャルワーカーの人数が増えたということで、特に質の向上、今、本当に待ったなしの状態ですので、その研修を充実させていただきたいと思います。そして連携した支援体制を強化するために、開かれた学校づくり、スクールソーシャルワーカーが学校に訪問しても、何しに来たのだということではなくて、よく来てくれたという学校の認識、開かれた学校づくりを目指すという点も入れていただければと思います。

 何点かあるのですが、1つずつでよろしいですか。

 

伊藤教育長

 はい。ただいまの点につきまして、事務局の方から、原心の支援課長お願いします。

 

原心の支援課長

 ただいまいただきましたスクールソーシャルワーカーの関係でございますが、今年度大幅に時間を増やしていただきましたので、非常に注目を浴びているということはあります。各学校やスクールソーシャルワーカー本人もそうなのですが、従来から状況が変わってきているときちんとお伝えしていくことが大事かなと思っております。学校訪問につきましては、今も、いじめ不登校支援チームが中心になって学校訪問はしております。それと、日常の学校生活の中で、今まではどうしても、スクールソーシャルワーカーに頼んでいいのかなと抑える部分もあったと思うのですけれども、時間が増えてきた中で、今までの頼みづらかった部分のハードルを下げていくことは可能ではないかと思います。それはやはり最初に申し上げましたように、状況が大きく変わってきていることを全体に周知していくことが大事かなと思っています。それから研修につきまして、今までも研修は行っていますけれど、必ず受けてくださいという研修のほかに、希望課題研修ということで、自ら積極的に研修を受けてくださいということを伝えながら、県としてもどういう研修が良いのか、人数が増えてくる中で、考えてまいりたいと思います。

 

伊藤教育長

 よろしいですか。では続けてお願いします。

 

矢島委員

 次は4ページの「特別支援教育の充実」です。施策を見ますと、人数を増やすとかコーディネーターの配置でありますとか資料の作成とか、本当に環境は整いつつあるなと感じます。しかし、環境が整っても、配置する意味とか活動の効果がいまいち実感できなくて、特に一番大切なのは人ということで、人材育成だと感じています。どんなに環境が整っても、結局は先生方の人権感覚を磨かないと、環境を最大限活かすことはできないと感じています。自分の目の前にいる子どもに、学校にいる間だけ問題を起こさなければいいという認識から、これをしてはいけない、あれもしてはいけないという禁止教育をしていることも見受けられます。特に障がいを持っているお子さんについては、世の中もこれもできない、あれもできないと、可能性をどんどん閉じてしまう関わり方が多い中で、これもできるよ、あれもできるよと、子どもの持っている能力を引き出すことができる関わりのできる先生方の人材育成、そのために人権感覚を磨く研修をかなり多くしていただきたいという要望があります。そして5ページにあります、特別支援教育コーディネーターが配置されていますが、実際に校内で、このコーディネーターの方がどれだけの役割を持って活動されているのか。支援体制の充実とあるのですけれども、本当に支援体制の充実が図られているのかどうか。中には教頭先生が兼任されていたり、初めて特別支援教育コーディネーターになりますという方もいて、なかなか何をしてよいかわからないまま子どもたちの前にいるという状態です。コーディネーターを育てるために、コーディネーター同士の研修であるとか、研修はかなりやられていると思うのですけれども、単発的な研修ではなくて、ケース検討みたいな実際の現場にすぐ活かせるような研修の実施と、それからスーパーコーディネーターの設置、人を育てる専門家をぜひ確保していただきたいという要望があります。それから一番下の丸、「通級指導教室等により」というところなのですけれども、現状では通級指導教室が設置されている学校はそんなに多くなくて、他の学校から通級指導教室に通うということもあります。ただ、通いの子どもは家族が送迎するので、送迎できる環境のある家庭のお子さんしか通級指導教室に通えないということがありますので、仕事が休めないという家庭のお子さんは、実際には行けない状況かと思います。特別支援を必要とする全ての児童生徒が適切な支援を受けられる教育環境の充実を進めるために、センターの設置、例えば相談員やコーディネーターが一緒になって、学校に入って共有して、適切に支援が受けられるようにするといったような、専門性を持った人の人材活用をお願いしたいと思います。

 

伊藤教育長

 ただいまの件につきまして、中坪特別支援教育課長お願いします。

 

中坪特別支援教育課長

 はい。3点ほど御指摘をいただきました。

 人材育成については、非常に重要なポイントでございまして、とりわけ4月から、障がい者差別解消法が施行される中で、一人ひとりの教員が、先ほどもお話にありましたが、人権感覚を持つということが非常に大切だと思っております。そういった意味で、少し差別解消法に触れさせていただいておりますが、もう少しその辺の具体的なものを出せるように検討させていただきたいと思っております。

 それからコーディネーターの関係、5ページになりますけれども、現在の取組としては、専任のコーディネーターの配置は、今回法的配備を含めて、何らかの国の施策があればと思ったのですが、なかなかそれもない中で、県として、地域の中核となるコーディネーターの養成を25年度から始めて、2年の期間ですので、25、26年で1期目の方、今年度から来年度にかけて2期目の方ということで養成をしておりますので、そうした方々の活動と言いますか、どんな役割を担っていただくのかということも、もう少し明確にして入れたいと思います。それから特別支援学校の教員の増員、これはセンター的機能という形で、まさに地域の中核となるコーディネーターの方のさらに取りまとめ役と言いますか、そのような機能を果たしていくと思っておりますので、その辺のところも少し表記させていただきたいと思います。

 それから通級指導教室につきましては、発達障がいに対応した通級指導教室の充実ということで、ここ2年ほどで倍以上に増やしたわけですけれども、まだその数でいいのかということや、中学校にはまだ取組が進んでおりませんので、その辺のことを今後どうしていくのかということについては、今後徐々に検討していかなければいけないと思っております。ただ、障がい者差別解消法の、4ページの一番下にも書きましたけれども、通常学級を中心にした支援というもの、集団の中でどうやって、障がいのあるお子さんもないお子さんも一緒に学んでいくのかという辺りも、より強めていかなければいけないと思っておりますので、その辺も合わせて検討していきたいと思います。

 

矢島委員

 ありがとうございます。1つ要望としては、フリーに動ける専門性のある人がいればいいのかなと思います。中核的な方ももちろん出てくると思うのですけれども、現場では、特別支援教育ということで、目の前の自校の子どもたちの支援が大変で、フリーに動ける専門性のある方がいれば、かなり質も支援の仕方も変わるのかなと思います。来年度ではなくてもよいのですが、そういう視点を持っていただきたいなと思います。

 

伊藤教育長

 それでは他の部分を含めてでも結構でございますので、委員の皆様から何か御意見ございますでしょうか。

 耳塚委員お願いします。

 

耳塚委員

 はい。重点施策の方向性については、おおむね記述の通りで異論はないと感じました。

 ただ1点、「学力の向上」のところで、2ページになりますけれども、比較的本文が、「小学校では算数Aが全国平均を下回ったものの他は全国平均を上回り、おおむね良好な結果となった」とか、あるいは中学についても「回復の兆しが見え始めている」と、肯定的な記述になっているのですけれども、懸念されますのは、達成目標と進捗状況を眺めてみると、今からこれはもう目標には達成しないなと思われる項目がないわけではございませんで、というのは、平均ではなく分布で見ると、やはり目標達成には難しいなというところもございます。新たな重点施策を加えないといけないかというと、そうは思わないのですけれども、あまり肯定的に捉えてばかりいられる状況でもないかなと思いました。

 

伊藤教育長

 はい。御指摘のとおりでございまして、これは、どの指標をとるのが一番適切なのか、なかなか難しい判断の部分でございまして、一般には平均点が報道されますから平均点で動いていくのですが、これは耳塚先生が一番御専門ですからわかると思うのですが、逆に平均点は上がっているのに、全国との差がギュッと縮まった故に、この数字では昨年度より落ちてしまうというような、ちょっと矛盾した、実態というとなかなか難しいのですが、実感と指標の差が出てしまっているという面はございます。逆に言うと、全国で間延びしてくると、間延びすることは目指してはいけないのですが、間延びしてくると、今の順位でも指標上は良くなってくるという、おかしな現象があるので、実は新しい戦略の中にも、平均点を見た方が、シンプルでわかりやすいのではないかという観点もあるのですが、なかなか正解は何であるのかという面はございまして、難しい。ただ、手放しで、全てが順調に進んでいるわけではないということは、我々も重々認識している部分でございます。北澤課長、何か補足があれば。

 

北澤教学指導課長

 御指摘の点は、我々も十分承知しております。全国調査は毎年問題が違いまして、平均値と中央値の関係で、どうしてもこういうような実感に合わない部分もございます。もう少し、指標としてどのようなものを大切にすべきか検討してまいりたいと思います。

 

伊藤教育長

 合わせて、これまでのことをさらに加速してやっていかなければならないことは事実でございますので、方針としてはしっかりやっていきたいと思います。

 他にございますでしょうか。

 矢島委員お願いします。

 

矢島委員

 1つお願いします。7ページの「教育環境の維持改善」というところで、ここには載っていないのですけれども、性的マイノリティーの子どもへの配慮ということで、国もいろいろな方針を出したりする中で、長野県も指導案等、動いていると思うのですけれども、ここに項目として、性的マイノリティーの子どもへの配慮とか環境整備ということは、取り組んでいる中で載せてもよいのではないかなと感じました。

 

伊藤教育長

「教育環境」のところか先ほどの「困難や悩みを抱える児童生徒への支援」、支援の方が少し馴染みやすいかなと思います。検討させていただきたいと思います。

 他に何かございますでしょうか。

 先ほど申し上げたように、まだ素案でございますので、次の年度末の定例会で、今日いただいた意見、また、この後何かお気づきの点があれば、メールでも結構ですので事務局の方に寄せていただいて、それらを踏まえて、先ほど課長の説明にありましたように、案という形で、次回お諮りさせていただきたいと思ってございます。

 それでは、そういったことが前提で、これからまだ変わるわけですけれども、素案の方向性については御了解いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、本日の意見を踏まえ、また、この後いただく意見を踏まえ修正するということで、方向性については、今日御了解をいただいたということにさせていただきたいと思います。

 それでは次に、議第6号「学校教育法施行細則の一部を改正する規則案について」、兒玉義務教育課長から説明をお願いします。

 

兒玉義務教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただ今の説明につきまして、御質問、御意見がございましたら、発言をお願いします。

 平林委員お願いします。

 

平林委員

 ちょっと教えていただきたいのですが、小学校、中学校、義務教育学校で異論はございませんが、中等教育学校がございますよね。その前期課程とかは、法律上は問題ないということですか。 

 

兒玉義務教育課長

 中等教育学校については、法律がもう整っておりまして、所要の改正等が行われていると考えられます。ただ、義務教育の関係につきましては、義務教育学校が初めて法律で規定されますので、それに伴っての改正になります。

 

平林委員

 わかりました。

 

伊藤教育長

 「中等教育学校(前期課程に限る。)」みたいな規定はなくても大丈夫ということですか。確認はしていると思いますが、改めてお聞きします。

 

兒玉義務教育課長

 現在のところ、中等教育学校に関わっての長野県の動きはございませんので、公立学校につきましては。

 

伊藤教育長

 条例レベルでは、中等教育学校まで入っているところに義務教育学校が改正されるということで、今の議会で御承認をいただいたところですが、これは、そもそも中等教育学校が入っていなかったものなので、対象ではないという前提で整理をしてきているのですが、確かに私学で行っている部分もありますので、改めて確認をしたいと思います。

 他にございますか。

 それでは、今調べていますので、議第6号の採決は後ほどにしたいと思います。大変恐縮でございます。

 それでは、議第7号を先に行いたいと思います。議第7号「平成28年度長野県教科用図書選定審議会委員の委嘱について」、北澤教学指導課長から説明をお願いします。

 

北澤教学指導課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただ今の説明につきまして、御質問、御意見がございましたら、発言をお願いします。

 よろしゅうございましょうか。実はこれは、議第8号とも関わってくる部分でございまして、議第8号の審議案件に沿って、このメンバーが最適ではないかということでございますので、先に議第8号の説明もお願いいたします。

 

北澤教学指導課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただ今説明がありましたように、来年度、特別支援学校の小中学部及び小中学校の特別支援学級用の図書の採択ということで、議第7号の方でございますけれども、特別支援に関し造詣の深い方に委員に就任していただきたいということです。御質問、御意見ございましたら、お願いいたします。

 特にないようであれば、議第7号及び議第8号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第7号及び議第8号を原案どおり決定いたします。

 次に、議第9号「長野県宝の指定について」、高橋文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

高橋文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただ今の説明につきまして、御質問、御意見がございましたら、発言をお願いします。

 よろしゅうございましょうか。文化財保護審議会の方で、専門の先生方に慎重に調査し、審議をしていただいた内容を踏まえての答申でございますので、議第9号を原案のとおり決定したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第9号を原案のとおり決定いたします。

 次に、報第1号「平成27年度児童生徒教育委員会表彰について」、北澤教育政策課長から説明をお願いしいます。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただ今の説明につきまして、御質問、御意見がございましたら、発言をお願いします。

 荻原委員。

 

荻原委員

 勉強させてもらいたいのですが、受賞者の方の3番の長澤さん、後ろの方にもあるのですが、「ユースアメリカグランプリ2015ニューヨークファイナル」とは、どのようなコンテストなのでしょうか。

 

北澤教学指導課長

 クラシックバレエです。

 

荻原委員

 ありがとうございます。

 

伊藤教育長

 昨年、二山君が出ていた大会ですね。そういう意味では、世界的なレベルの高い大会です。

 他にございますでしょうか。

 文化、スポーツ、様々な大会があって、それぞれ素晴らしい成績をたくさん収めていただいたということで、例年とほぼ同様の人数の表彰ができるということは、私も大変ありがたいことだなと思います。

 大会についての御質問でも結構ですが、何かございますか。

 

荻原委員

 表彰は皆さん来られるのですか。

 

伊藤教育長

 かなり。もちろん都合もあって、ちょうど大会期間中だよという冬のスポーツの方もおられますが、かなりの方は、御出席をいただいています。

 よろしいでしょうか。それでは報第1号を原案どおり承認したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、報第1号を原案どおり承認いたします。

 ここで、先ほどの議第6号について、兒玉義務教育課長からお願いします。

 

兒玉義務教育課長

 大変申し訳ございませんでした。議第6号をお願いいたします。3ページの新旧対照表を御覧いただければと思います。この様式は長野県教育委員会に対して市町村教育委員会から送られる様式でございます。中等教育学校につきましては、県内の市町村教育委員会の段階では動きがございませんので、備考のところの除外の対象には加えなかったものでございます。今後、申請の動きがありましたら改正していきたいと思います。それから6ページ目でございますが、ここには改正案の設置者のところに学校法人がございます。ここも備考のところでございますが、除外のところは、市町村または学校組合教育委員会のみでございまして、私立は除外しませんので、この形でやらせていただくということでございます。

 

伊藤教育長

 そういうことで、法的にはあり得ないことではないのですが、動きがないということで、この段階で規定する必要はないということで、これまでも整理しているということです。

 重ねて議第6号の御質問ございますか。

 

平林委員

 ありがとうございました。

 

伊藤教育長

 それでは、議第6号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第6号を原案どおり決定いたします。

続いて、教育長報告事項に入ります。

 はじめに、教育長報告事項(1)「第71回国民体育大会冬季大会の総合成績について」、小野沢スポーツ課長から説明をお願いします。

 

小野沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 荻原委員から一言、御感想を含めて。

 

荻原委員

 小林次長をはじめ、教育委員会の皆様に現地までお出でいただき、御声援いただきありがとうございました。個人的には大変不甲斐ない結果で、長野県の結果に貢献できずに、大変残念な思いです。スキー競技としては、昨年から全体として結果を下げてしまったことを反省して、肝に銘じて来年に向けて努力していかなければいけないと思います。そのような中で、ぜひともお願いしたい点としまして、先ほどの教育委員会基本方針の素案の中でも触れていただいておりましたけれども、やはり岩手県での国体に参加してまいりますと、長野県出身者でありながら、他県選手として出場している選手も何人かおられました。そういった方々が、ふるさと長野県で学業が終わり、地元に就職するなりして、長野県のために貢献していただけるような取組をぜひお願いしたいと思います。ありがとうございました。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。本当に御指摘のとおりで、私はスケートの方を見に行きましたけれども、長野県出身者が他県で得点を稼いでいる。このような状況は長野県だけではなく、北海道も同じような状況でありましたけれども、高校生、大学生までは非常にポイントをゲットできるのですが、社会人がとにかく弱いということで、先ほどの基本方針にもありましたが、アスリートが長野県に就職できる、そしていずれ指導者として定着するという良い好循環をつくっていく。それが今年、来年以降の国体の成績につながっていくと思います。年が明ければ、次回はいよいよ長野国体ですので、このときには、スキー、スケートの完全優勝が至上命令になってくるかと思います。ぜひ、全体の力を合わせて取り組んでいきたいと思っております。

 では、よろしいでしょうか。以上で教育長報告事項(1)を終了します。

 それではその他に入ります。何かございますでしょうか。

 北澤教学指導課長お願いします。

 

北澤教学指導課長

 教学指導課から1つお願いします。

 教科書の検定申請本閲覧事案について、文部科学省への2次報告を明日までに行うことになっておりますので、このタイミングで教育委員の皆様にその概略を説明するお時間をいただければと思いますがよろしいでしょうか。ペーパーをお配りしました。それに沿って説明させていただきます。

 まず1次調査は、2月12日に文部科学省へ報告したものですが、文科省から送られてきたリストに示された本県の該当教員25名でありまして、3点について調査しました。「該当者の当時の所属、職位」、「該当者が採択に関与しうる立場であったか否か」、「該当教科の教科書に関する当時の採択結果とその後の採択結果」、それにつきまして、リストにあった25名について聞き取りを行いました。その結果、所属については、小学校11名、中学校13名、県教委事務局1名でございました。職位については、校長5名、教頭3名、教諭16名、指導主事1名でございました。また、25名のうち8名がのちに調査員となっていました。8名が調査員となった採択地区は5地区ありまして、4つに類型されます。対価を支払った教科書会社の教科書を継続して採択した地区は1地区、教科の一分野の教科書について、対価を支払った教科書会社の教科書を継続して採択した地区が1地区です。少し補足しますと、国語や社会では一教科の中に教科書が数冊ございますので、その中で1つ継続した採択がありました。それから、対価を支払った教科書会社とは別の教科書を使っていて、それを継続して採択した地区が2地区。対価を支払った教科書会社とは別の会社の教科書に切り替えて採択した地区は1地区と、4つに類型されました。それが1次調査でございます。今回2次調査で行ったのが、次の段でございます。2つありまして、1つは採択結果へ影響を及ぼしたか否かでございますが、これは採択に関与しうる立場であった8名に対し行いました。中身としましては、本人だけでなく関係者へも広げて広く聴取いたしました。内訳といたしましては、本人8名、該当教員と同じ調査員会に属して一緒に仕事をしていた調査員、各調査員会複数名ということで2名行いました。特に対価を払った教科書会社を継続して採択した地区につきましては、より慎重にということで追加して3名、つまり全員の調査員から聞き取りを行いました。それから当時の採択地区の協議会長が5名。対価を支払った教科書会社の教科書を継続して採択した地区につきましては、さらに事務局職員も2名含めまして行いました。それから教科書会社2名についても聞き取りを行いました。その結果がそこに書かれています。該当教員本人や同じ調査員会に属する他の調査員に聴取した結果、調査員会において該当教員が特定の教科書を推す発言は確認できませんでした。それから採択地区協議会に聴取した結果、同協議会では、調査員会の報告に基づき、各教科書を適切に調査した上で、同協議会が主体的に判断し、公正な採択を行ったことを確認いたしました。そこで最初の1次調査の類型と照らしてみますと、こういうことが言えると思うのですけれども、5つの採択地区のうち、対価を支払った教科書会社とは別の会社の教科書を継続して採択した2地区、それから対価を支払った教科書会社とは別の会社の教科書に切り替えて採択した1地区、計3地区については、結果として、対価を支払った会社の教科書は採択しておりません。また、教科の一分野の教科書について、対価を支払った教科書会社の教科書を継続して採択した地区においては、調査員会の中で分野を分担してそれぞれの教科書を調査しておりまして、該当教員は継続して採択している分野の教科書の調査を担当しておりませんでした。これらのことと、該当者及び関係者の調査結果と関連付けますと、該当教員が採択結果へ影響を及ぼしたとは認められませんでした。残りの1地区については、さらに関係者を広げて慎重に事実確認を行ったわけですけれども、該当教員が採択結果へ影響を及ぼしたことは認められませんでした。これらのことから、採択は公正・公平に行われており、採択結果へ影響はなかったと判断しております。もう1点は、調査項目2で発行者の経費負担について調べました。これはリストにあった25名全員について、本人及び教科書会社に調査を行いました。まず金品の受取の有無でございますが、意見聴取等の対価として1万円又は2万円を受け取った者が25名中24名で、不明が1名。これは受け取ったかどうか記憶が曖昧ということでした。それから飲食の提供、食事、懇親会、2次会等の有無を調べました。弁当の支給を受けた者が23名おりました。それから立食形式の懇親会に参加した者が6名、それから2次会に参加した者はございませんでした。交通費、宿泊費等の受取の有無につきましては、東京で行われた会議が多く、交通費の提供を受けた者が15名、前泊も1名いまして宿泊費の提供を受けています。対価を受け取ったことを確認した24名のうち、3月9日現在、返金した者が20名、返金予定の者が2名、未定の者が2名。未定のものは、本人と教科書会社の金額が合わず、引き続き確認中ということでございます。懇親会費用については、6名参加しましたが、返金が5名、返金予定が1名でした。このような形で報告をまとめて、文科省に報告させていただきたいと思います。以上です。

 

伊藤教育長

 この場を借りて、委員の皆様にも情報共有をさせていただきました。この件につきまして、何か御質問ありますでしょうか。御意見でも結構です。

 耳塚委員。

 

耳塚委員

 業者から謝金を受け取る等で、その後に調査員等として採択結果に影響を及ぼしかねないような立場になる、あるいは調査員を受けるのは問題があると思いますので、それができないような仕組みをつくる必要があると思います。それから、優れた教員が多くなれば、当然、教科書等に対して意見を求められることも多くなると思います。その場合、その対価としてお金を受け取ることもあると思いますけれど、これを正々堂々ときちんと手続きを経た上で上司等が承知している、そういう条件の下でできるように、現在の仕組みを徹底させることでできるのかどうかわかりませんけれども、きちんとした手続きを取ればできるというような事も徹底していただければと思います。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。他に何かございますでしょうか。

 矢島委員お願いします。

 

矢島委員

 今の耳塚委員の意見に賛成です。それと根本的なところで、25人の方は、そもそも教科書会社から申請本を見ていただいて意見を聴取しますよという前提で行ったのかどうかというところは、調査している中で出てきましたか。

 

北澤教学指導課長

 それぞれの会議の参加の仕方でございますが、教科書会社によって名称が違いますけれども、全国教育フォーラムとか拡大編集会議という形で、東京に全国から集められて、実践発表があったり教育の専門家からの講演があったりする中で、意見交換の場で、そこに新しい教科書のコピーがあって、白表紙と言われるものがあって、そこで初めて目にして、これについての意見が欲しいということで意見を言ったという形でございまして、あらかじめそのことを想定して参加した教員はいませんでした。

 

矢島委員 

 本当に仕方がないというか、教科書会社のやり方の問題であって、参加された方はフォーラムへの参加という形で行ったと思いますので、その中で該当教員の返金とかいろいろ世論があったと思いますけれども、返すのがいいのかどうかというのも私の中にはあります。そういう中で、これいいのかなと思ったことがあったら、それを報告できるような、相談できるような仕組みがあれば、アドバイスいただける形になればいいかなと思います。以上です。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。ただ今、耳塚委員、矢島委員から、今後の体制なり、教員へのしっかりした情報伝達、指導徹底ということがございました。この件は、発覚当時から私はずっと申し上げているのですけれども、従来想定しえないような部分での事態で、以前から、教科書の執筆を教員が頼まれて執筆をし、執筆料をいただくとか、もしくは、編集会議のメンバーとして毎月のように集まって、編集委員になって編集会議に出て謝金をもらうというのは、当然の行為として行われていたわけでございまして、その方は、採択地区の調査員になるときに、そういったものには関与していないですねと調査員を頼む方も確認をした上で、はいと答えてなる。ということで、その辺りはしっかりルールができていたのですけれども、検定中の教科書の内容を見せてというのは、かつてはこんなことは行われていなかったのが、この十年ほど行われるようになったということで、ルールがなかった中で、今矢島委員から御指摘いただきましたけれども、先生方もそういう意識でその会議に参加していないと。また、調査員を引き受けるときにも、そういう形での関与はありましたかと、調査員を頼む側も聞いていないという中で生じた事例でございますので、今回こういうことがはっきりして、やはり適切でないということが明確になりましたので、今後、それぞれの採択地区で調査員を委嘱する際には、こうした点についても確認をすることを求めていくことを、我々も市町村教育委員会に対して指導をしていきたいと思っておりますし、改めて、文部科学省が教科書の採択に関するルールを今まで禁止ばかりしていたのですけれども、禁止ばかりするといろいろな形で出てしまうということもあるので、少しルールを決めて、教科書会社自体への説明会等を開催し、そこに教員にも自由に参加いただく機会を設けることを検討しているということも聞いておりますので、そういった新しいルールができたら、その両方を含めて、教員、市町村教育委員会の方にも徹底していきたいと思っております。

 他によろしいでしょうか。

 では以上をもちまして、第1004回長野県教育委員会定例会を閉会いたします。

 お疲れ様でした。

 

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