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更新日:2021年3月31日

第1058回長野県教育委員会定例会教育長会見要旨

1日時

令和元年(2019年)12月23日(月曜日)

午後2時40分から午後3時45分まで

 

2場所

教育委員会室

 

3会見要旨

 

【新たな公立高等学校入学者選抜制度について】

本日の教育委員会定例会で、入学者選抜制度の成案を決定する予定であったが、県議会をはじめ、いただいたさまざまなご意見について、慎重に検討する必要があるということから、本定例会において成案を決定するというスケジュールを変更することとした。ついては、1月の定例会において、いただいたご意見に対する対応方針について説明させていただきたいという旨を、定例会に諮ったところ。その中で、伏木教育長職務代理者のほうから、幾つかの今後検討するにあたっての観点も述べられた。そういった点も含めて、1月の定例会で対応方針を示してまいりたい。

この問題を考えるにあたって、理念を現実にどう落とし込んでいくかという視点が大変重要だというふうに考えている。そのためには、案を提示して、その案に対してさまざまなフィードバックを得ながら、理念と現実に立脚したより良い制度構築を目指すといったプロセスが必要である。そういう意味では、当初案の提示からここまでの一連のプロセスは、意義あるものだというふうには捉えている。

二次案に対しては、さまざまなご意見を頂戴した。冒頭に申し上げたように、この問題を考えるに当たっての理念を、どう現実に落とし込むか、あるいはその理念と現実に立脚した制度構築を目指す、そしてフィードバックを得るといったプロセスが必要だという観点に立つと、12月で成案という形で前に進めるのではなくて、いただいたご意見、フィードバックを受け止めたうえで、どうするかというプロセスが必要だと考えた。

入試改革は、学びの改革の全体像の中の一つとして位置付けられているので、それを幅広く県民の皆さまにもご理解をいただきながら、さまざまな検討を進め、1月の定例会で諮ってまいりたい。(原山教育長)

 

 

【文化部活動方針の策定について】

文化部活動については、先行して出されている運動部活動方針に則り活動が行われており、現状としては、中学校では平日は2時間、休日は3時間、高等学校は平日、休日含めて3時間を上限とし、運営が進んでいる。そこを上回っている現状もややあると認識をしているが、今回定めた方針に則って、来年3月までに各市町村教育委員会や各学校で方針を決めていただき、来年度以降運用していく。(佐倉学びの改革支援課長) 

 

文化部活動方針の中で目指すところとして、「スチューデント・ファースト」の理念に基づいて、持続可能な環境の構築とうたっている。これは運動部も文化部も同様の考え方で、バランスの取れた心身の成長と学校生活が送れるような、そういう合理的、効果的、効率的な活動を目指していくことが必要だと思っている。(原山教育長)

 

 

【インターネットについてのアンケート調査結果について】

「デジタルネイティブ」という言葉がいわれて久しいが、全くそういう環境になってきており、我々大人と、かなり生きる世界が違ってきているんだろうなと思っている。そういう中で、我々の経験や知識だけで判断することは、非常に難しい。

このデジタルネイティブ世代がよりよく生きていける環境というのは、一体何なんだろうかということを考えていかなくてはいけない。そういう意味では、今回のアンケート調査は、その広がりと、一方で弊害といった部分も明らかになってきている。こういったデジタル化がどんどん進んでいく、社会の病理といわれる部分も含んで進展していくということを踏まえたうえで対応を考えていく必要がある。

いずれにしても、子どもたちが時代を越えて健やかに成長できるようにするには、私たちは時代に寄り添うかたちで、何ができるかということを考えなくてはいけない。(原山教育長)

 

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