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更新日:2022年4月28日

第1087回長野県教育委員会定例会 会見要旨

1 日時

 令和4年(2022年) 3月24日(木)

 午後2時40分から午後3時20分まで

 

2 場所

 県庁8階 教育委員会室

 

3 会見要旨

【「高校改革 ~夢に挑戦する学び~再編・整備計画【三次】(案)」の公表時期について】

 延期の期間であるが、1年や半年はいかずに、可及的速やかに公表をしたいと考えている。(駒瀬高校再編推進室長)

 

【里親等による重大被措置児童虐待に係る教育委員会の対応について】

 検証報告書の中で、文科省の虐待対応の手引を正しく理解していなかったためという課題の指摘があるため、文科省の手引をしっかりと管理職、校内の職員全員に伝え、子供たちを守ることを課題として取り組んでまいりたいということで、今後の研修等を考えた。(滝澤心の支援課長)

 被害児童が、学校が実施した、いじめ体罰アンケートに性的虐待が疑われる記載をしてから、児童相談所への通告までに時間を要したことについては極めて遺憾。

 虐待事案については、直ちに児童相談所に通告するなど適切に対応できるように、私どもも考えているため、管理職の研修など実効性のあるものを考えていきたいと思っている。

 今回の課題は、アンケート等で把握したときに、児童相談所に通告しなかったということであるため、その点は、徹底していきたいと考えている。把握したら、まずは児童相談所に相談する、そのために、児童相談所との連携も必要だと考えているし、そのような環境を作っていく、理解を深めていくということかと考えている。(尾島教育次長)

 

【長野県公立高等学校入学者選抜制度について】

 全県の地区別の説明会等を踏まえ、具体的に紙上面接や新たに導入する学力検査についての質問があった。特に学力検査でいえば、どの程度の問題が出るのかというところで、後期選抜と同じかどうかという質問もあった。そういった質問については、今後、問題量を見ていく中でという話になるかと思う。

 紙上面接についても、イメージしにくいという意見や、やる意味についての質問があったため、公表するQ&Aの中でそのような質問について答えていく。生徒個人の直接情報を得たいためではあるが、それが生徒の主体性を測るものになるかどうかということについては、今後の課題になる。コロナ禍もあって、そういった一手になるものにしていかなければいけないというところで、理解を求めていきたいと考えている。

 入試制度を変えることについて、当然ながら、今子供たちにつけたい学力や将来の子供の像をイメージし、学力の3要素を多面的、総合的に評価することはもちろんであるが、そういった中で、子供の成長を中学と高校がある意味連関してという部分があったかどうかというところはあるが、中学校は高校に入るための受験指導をし、高校では実際に入ってきた生徒を見てどう育てるか、大学入試や就職にどうつなげていくかという話になっていた。実際に見てきた生徒の像を共有し、それぞれの3年間をうまく引き継ぎながら、トータルとして子供たちの成長を見ていくという意識改革ができればいいと考えている。そういう意味では、紙上面接は意味のないものになるのか、価値のあるものにするかは、これから我々に課された課題であるというふうに考えている。(服部高校教育課長)

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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