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更新日:2022年6月14日
令和4年(2022年)4月27日(水)
午後2時30分から3時10分まで
議会棟 第1特別会議室
〇議題
議第1号 白馬高等学校学校運営協議会委員の任命について
議第2号 長野県立歴史館協議会委員の委嘱(任命)について
〇報告事項
(1) 教職員の人事異動の結果について
(2) いじめ対応マニュアル「いじめの重篤化を防ぐために」について
○委員
教育長職務代理者 酒井英樹
委員 矢島宏美
委員 塚田裕一
委員 中川綾
委員 荒川玲子
○その他
尾島教育次長、今井教育次長、小野沢参事(高校教育改革推進担当)、内堀高校改革推進役、松本教育政策課長、加藤参事兼義務教育課長、服部参事兼高校教育課長、宮澤参事兼高校再編推進室長、酒井特別支援教育課長、曽根原参事兼学びの改革支援課長、滝澤参事兼心の支援課長、久保文化財・生涯学習課長、永岡保健厚生課長、北島スポーツ課長、下條国民スポーツ大会準備室長
酒井教育長職務代理者
ただいまから、第1089回「教育委員会定例会」を開会します。
それでは、新年度となり、事務局が新体制になっておりますので、尾島教育次長から順に自己紹介をお願いします。
尾島教育次長
教育次長の尾島信久でございます。3年目になりました。また今年度もよろしくお願いいたします。
今井教育次長
同じく、教育次長の今井義明でございます。2年目です。よろしくお願いします。
小野沢参事(高校教育改革推進担当)
去る4月1日付をもちまして、高校教育改革推進担当の参事を命ぜられました小野沢弘夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
内堀高校改革推進役
高校改革推進役の内堀繁利と申します。前職の高校改革推進参与として2年、現職として3年目になります。どうぞよろしくお願いいたします。
松本教育政策課長
4月1日付で教育政策課長を命ぜられました、松本順子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
加藤義務教育課長
4月1日付で参事兼義務教育課長を命ぜられました、加藤浩でございます。よろしくお願いいたします。
服部高校教育課長
参事兼高校教育課長の服部靖之と申します。2年目になりました。よろしくお願いいたします。
宮澤高校再編推進室長
4月1日付で高校教育課高校再編推進室参事兼室長を命ぜられました、宮澤直哉と申します。よろしくお願いいたします。
酒井特別支援教育課長
特別支援教育課長の酒井和幸と申します。2年目になりました。どうぞよろしくお願いいたします。
曽根原学びの改革支援課長
参事兼学びの改革支援課長の曽根原好彦と申します。3年目となります。よろしくお願いいたします。
滝澤心の支援課長
参事兼心の支援課長の滝澤崇と申します。2年目になります。よろしくお願いします。
久保文化財・生涯学習課長
文化財・生涯学習課長の久保友二と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
永岡保健厚生課長
4月1日付で保健厚生課長を命ぜられました永岡勝と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
北島スポーツ課長
スポーツ課長の北島隆英と申します。3年目となりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
下條国民スポーツ大会準備室長
4月1日付でスポーツ課国民スポーツ大会準備室長を命ぜられました下條伸彦と申します。よろしくお願いいたします。
酒井教育長職務代理者
ありがとうございました。
それでは、議題に入ります。
議第1号「白馬高等学校学校運営協議会委員の任命について」、宮澤高校再編推進室長から説明をお願いいたします。
宮澤高校再編推進室長
(資料説明)
酒井教育長職務代理者
ありがとうございます。ただいまの説明につきまして、御意見や御質問がありましたら発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
それでは、議第1号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
全委員
異議なし。
酒井教育長職務代理者
御異議ございませんので、議第1号を原案どおり決定します。
次に、議第2号「長野県立歴史館協議会委員の委嘱(任命)について」、久保文化財・生涯学習課長から説明をお願いいたします。
久保文化財・生涯学習課長
(資料説明)
酒井教育長職務代理者
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
それでは、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
全委員
異議なし。
酒井教育長職務代理者
御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定いたします。
続いて、報告事項に入ります。報告事項(1)「教職員の人事異動の結果について」、加藤義務教育課長から順次説明をお願いいたします。
加藤義務教育課長
服部高校教育課長
(資料説明)
酒井教育長職務代理者
ありがとうございます。それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら発言をお願いします。
中川委員
説明ありがとうございました。
5ページの校種間交流のところで、人事異動とは少し違うのかもしれないのですが、私立学校との交流というのも行われているのではないかと思います。その点について、もし数字や人事異動とは少し違うということであれば教えていただければと思います。または、されていないのであれば、されていなくても構いません。
酒井教育長職務代理者
加藤義務教育課長、お願いします。
加藤義務教育課長
人事交流ではなく、研修派遣という形で、例えば軽井沢の風越学園に公立の小学校の先生が行ってというような研修を行っております。
中川委員
あくまでも研修ということになっているのですか。
加藤義務教育課長
現在はそういう形になっております。
中川委員
今後、人事交流をする予定はありますか。
加藤義務教育課長
現時点ではまだそこまで考えておりません。
中川委員
ありがとうございます。長野県は私立が増えてきていて、しかも特色ある私立が多
いので、そのようなことをご検討いただけるとうれしいです。
酒井教育長職務代理者
よろしいでしょうか。
続けていかがでしょうか。よろしいですか。
それでは、以上で報告事項(1)を終了します。
次に、報告事項(2)「いじめ対応マニュアル『いじめの重篤化を防ぐために』について」、滝澤心の支援課長から説明をお願いします。
滝澤心の支援課長
(資料説明)
酒井教育長職務代理者
それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら発言をお願いします。矢島委員、お願いします。
矢島委員
ありがとうございました。とても丁寧なマニュアルになっていると思います。その上で何点かお願いしたいと思います。
まず、2ページの「いじめは絶対に許さない」という姿勢について、これは本当にそうだなと思います。何があっても暴力のない学校にするという姿勢は必要ですが、いじめ防止対策推進法では、どんな声でも拾うということが挙げられていますので、いじめは絶対に許さないという視点及び、いじめの見逃しを絶対に許さないという視点が教職員及び学校での姿勢になってくるかと思います。
いじめはどこでも起こるというその視点から、早期発見・早期対応で重大事案にならないためには、いじめの見逃しを絶対に許さないという視点が一つ必要になってくるということが一点です。
そして、今の教職員の姿勢の二つ目のところの一番最後です。子どもの人権を尊重すると書いてありますけれども、先日、民間団体が出したアンケート調査によりますと、教員にとったアンケートですが、子どもの権利を知っているかという質問に対して、「全く知らない」、そして「名前だけ知っている」と答えた教員が合わせて30%。つまり、ここのところで人権を尊重するという、教職員の姿勢であったとしても、子どもの人権というのは一体何だろうというところをしっかり落とし込まないと、ただ人権を尊重してくださいと言っても、そこが分からないこともありますので、そこも課題の一つと思いました。
それから、5ページの聞き取りについて、先ほど課長さんの説明の中で、職員で共有するということの視点もいただいたのですが、ここでは「子どもアドボカシー」の視点で、子ども自身が誰に聞き取りをしてほしいのかを本人に聞いて、ぜひ尊重していただきたいと思います。
やはり、聞き取りで答えるということに関しては、子どもの率直な自分の気持ちや考え方や思いというところをしっかり本音で語れる雰囲気と相手が必要になってくると思います。聞き取りの方法について職員で共有しているのであれば、子どもが選べるというところが子ども主体になると感じました。
そして、最後が6ページになります。いじめの解消に向けてというところが、いじめはどこでも起こり得るという視点から、なるべく早く解消して、全ての子どもが安心して学校生活を送れればいいと思うのですが、特にありがちな、加害者に謝罪文を被害者宛てに書かせて謝ったり反省するということが多々あります。しかし、加害者にしてみれば、書かされたという認識で、何がいけなかったのかというところまで自分の中で振り返ることができていないこともあります。それによってさらに被害者への攻撃が悪化することもありますので、まず謝罪の仕方というのはもう一度検討する必要があると感じます。
謝罪の会について、例えばクラス全体の前で話合いをするといったときに、大人としてはよかれと思ってやっていたことが、実際は被害者への攻撃、あの子も悪かったのではないか、あの子はこういうことを言っていたよねという、被害者非難になることもありますので、かなり注意して、謝罪の会やクラスでの話合いを持っていく必要があると思います。
被害者がどのようなことを望んでいるのか、加害者にどのようにしてほしいのか、また、先生にどのような支援をしてほしいのかを、まずは子どもの声を聞いていただいて、それに沿うような支援が必要になると考えます。ですから、謝罪の会というのが形式だけにならず、大人の満足感を得るためにではなく、子どもの両者にとって納得できる方法が早期解決に向かえると感じました。
以上です。
酒井教育長職務代理者
滝澤心の支援課長、お願いします。
滝澤心の支援課長
ありがとうございます。いじめの見逃しをしない視点・姿勢、あるいは教員自身の人権について、人権とは何だろうということを知る大切さを、今後検討いたしまして、説明会等で含めていければと考えています。
また、子どもが誰に聞き取ってほしいのかといったことも、当課で研究して、また現場に回します。
謝罪についてですが、本当に多くはないのですが、形だけの謝罪というものが散見されるものですから、ここに留意点という形で載せさせていただきました。被害者にとって最善な形になるようにということを最優先にして考えていきたいと思います。ありがとうございました。
酒井教育長職務代理者
続けていかがでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上で報告事項(2)を終了いたします。
その他に何かございますでしょうか。
ないようでしたら、以上をもちまして、第1089回長野県教育委員会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。
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