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更新日:2022年6月22日

第1090回長野県教育委員会定例会会議録

1 日時

 令和4年(2022年)5月24日(火)

 午後1時30分から3時5分まで

 

2 場所

 本館棟 特別会議室

 

3 議題等

〇議題
 議第1号 令和5年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について
 議第2号 「高校改革 ~夢に挑戦する学び~ 再編・整備計画【三次】(案)」について

 

〇報告事項
 (1) 長野県指導力不足等教員判定委員会委員の任命について
 (2) 令和4年度長野県公立高等学校入学者選抜の結果について
 (3) NSDプロジェクト Kick-offシンポジウムについて
 (4) 新しい「学びの指標」の令和4年度の方針について
 (5) 令和4年3月公立高等学校卒業者の就職内定状況について
 (6) 令和3年度学校生活相談センターの相談受付状況について
 (7) 令和3年度LINE相談窓口「ひとりで悩まないで@長野」の実施結果について
 (8) 学校閉鎖等の条件の緩和について
 

4 出席者

 ○委員

 教育長職務代理者 酒井英樹

 委員 矢島宏美

 委員 塚田裕一

 委員 中川綾

 委員 荒川玲子

 

 ○その他

 内堀教育長、尾島教育次長、今井教育次長、小野沢参事(高校教育改革推進担当)、松本教育政策課長、加藤参事兼義務教育課長、服部参事兼高校教育課長、宮澤参事兼高校再編推進室長、酒井特別支援教育課長、曽根原参事兼学びの改革支援課長、滝澤参事兼心の支援課長、久保文化財・生涯学習課長、永岡保健厚生課長、北島スポーツ課長、下條国民スポーツ大会準備室長

 

会議録

内堀教育長
 ただいまから、第1090回「長野県教育委員会定例会」を開会いたします。
 冒頭で少々お時間をいただきまして、私から一言挨拶を申し上げたいと思います。
 改めまして、5月13日付で長野県教育委員会教育長を拝命いたしました内堀繁利でございます。
 まずは3月28日に御逝去されました、原山前教育長に哀悼の意を表するとともに、御遺族の皆さんに衷心よりお悔やみを申し上げます。
 また、教育長空席の間、教育長職務代理者として教育委員会をまとめ、その職責を果たしていただきました酒井委員と、酒井委員を支えていただきました教育委員の皆様に感謝を申し上げます。
 酒井委員には、引き続き教育長職務代理者の任を担っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 さて、皆様も御存じのとおり、新型コロナウイルスへの対応、高校再編・整備、次期教育振興基本計画の策定など、教育課題は山積しており、信州教育は待ったなしの状況であります。
 原山前教育長の下、共に進めてきた探究を中核とした学びの改革をはじめ、様々な施策の大きな方向性やその精神は踏襲しつつ、個人と社会のWell-being、一人一人多様な子どもたちや県民の皆様の幸福、そして、よりよい社会を実現することを目指しまして、時代に合わせて変えるべきことや新たに始める必要があることについては、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 学校や地域の皆様の声に耳を傾け、その思いや願いを真摯に受け止め、それとともに共学・共創、共に学び、考え、対話し、共につくるということを大事にしていきたいと考えているところです。
 また、教職員の非違行為、とりわけ児童生徒に対する性暴力に関しましては、断じてあってはならないものであり、4月に施行された教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律を踏まえ、性暴力の根絶に取り組んでまいりたいと考えています。
 さらには現在、知事部局とともに、特別職を含めた管理監督者の心身の健康管理について検討しているところでありますが、教育委員会事務局の一般職員や学校等の教職員も多くの業務を抱え、時間外勤務を行わざるを得ない職員が多くいることは、課題と認識しております。この負担軽減についても、職員とともに考えてまいりたいと思っています。
 この難局を乗り切るためには、教育委員の皆様、事務局の職員をはじめ、多くの方々の力を結集する必要がございます。皆さんと十分に意見交換を行いながら進めていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、議題に入ります。
 議第1号「令和5年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について」、服部高校教育課長から説明をお願いいたします。

 

服部高校教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 それでは、議第1号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員
 異議なし。

 

内堀教育長
 御異議ございませんので、議第1号を原案どおり決定いたします。
 次に議第2号「『高校改革 ~夢に挑戦する学び~ 再編・整備計画【三次】(案)』について」、宮澤高校再編推進室長から説明をお願いいたします。

 

宮澤高校再編推進室長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 御丁寧な説明、どうもありがとうございました。
 感想になります。これだけ分かりやすくつくっていただいた資料が出来上がるまでに、どれだけ地域の協議会・懇話会と意見交換がされてきたか想像がつきます。地域の方の思い、様々に出していただいている課題でありますとか、意見・提案、これは本当に貴重なものだと思いますので、再編にかかわらず、今できること、今すぐできる課題もあるかと思いますので、ぜひそこのところも併せて進めていただきたいと思います。
 何のためにといったら、次の世代、子どもたちのためにという視点をぶらさずに、新たな学び、新たな高校づくりの推進を丁寧にしていただきたいという要望があります。

 

内堀教育長
 室長、いかがですか。

 

宮澤高校再編推進室長
 貴重な御意見をしっかり胸に置いて、また地域としっかり向き合って、将来の子どもたちのための再編・整備を進めてまいりたいと思います。大変ありがとうございました。

 

内堀教育長
 他にございますか。荒川委員、どうぞ。

 

荒川委員
 今の矢島委員のお話と同じようなことですけれども、まさにここまで、この資料をまとめていただいてありがとうございますということと、懇話会ですが、懇話会の在り方はその地域の今後のサポーターになっていくと考えておりますし、懇話会の成熟がまさにその後の地域連携であるとか、学びに物すごく強い影響力のあるものに育ってくると思います。
 教職員の皆さんは人事異動がある中で、子どもたちを見守ってくれる団体というか、そういうコミュニティーが地域にあることが安心・安全にもつながってくると思いますので、ぜひ座長であるとか、会長を中心に、今後5年先、10年先、その先も見守っていただけるようなコミュニティーづくりも視野に入れていただいて、サポートをよろしくお願いします。
 以上です。

 

内堀教育長
 宮澤室長、どうですか。

 

宮澤高校再編推進室長
 貴重な御意見をありがとうございました。ただいまの御意見も参考にさせていただいて、新校づくり、高校改革を進めてまいりたいと思います。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいでしょうか。
 それでは、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員
 異議なし。

 

内堀教育長
 御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定します。
 続きまして、教育長報告事項に入ります。
 教育長報告事項(1)「長野県指導力不足等教員判定委員会委員の任命について」、松本教育政策課長から説明をお願いします。

 

松本教育政策課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。
 以上で、教育長報告事項(1)を終了いたします。
 次に教育長報告事項(2)「令和4年度長野県公立高等学校入学者選抜の結果について」、服部高校教育課長から説明をお願いします。

 

服部高校教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。詳細が分かって、とても安心しました。
 一つ、一番最後のところで御説明いただいた家居等の99名、つまり進学をせずに、就職せずに家にいる状況の数です。この子どもたちのサポートといいますか、中学を卒業した後、例えば、今、言われているヤングケアラーで、家族のお世話をしなければいけないために進学できないとか、何らかの事情があって家居という選択をされた子どもへのサポート、支援はとても気になるところで、今後のことも考えると、なるべく早い段階での支援が必要だと思われるのですけれども、その点を教えていただけたらと思います。

 

内堀教育長
 服部課長、どうぞ。

 

服部高校教育課長
 お願いします。
 こちらは中学校に、中学校を卒業した子どもたちがどういった進路に進んだかという中で、家居とか、もちろん家にずっと引き籠もっている場合もあるし、アルバイトで生活しているかもしれませんし、もちろん今おっしゃったようなヤングケアラーの可能性もあります。
 具体的な個人の中身については把握できていませんが、こういった情報を心の支援課等とも共有しながら、この子たちがどういう生活をしているのかということについては、何らかの形で知っていく必要があるというか、このままにしておけないという印象を持ちました。
 高校教育課はそんな状況です。

 

内堀教育長
 他課からは何かありますか。よろしいですか。どうぞ。

 

滝澤心の支援課長
 心の支援課です。
 中学校卒業の段階で、中学校で情報を持っていますので、恐らく地域の福祉部局との連携もあると思います。子ども・若者サポートネット等への登録等でつながっていったり、その後、高校の進学を目指したり、次の進路に行くところでも、把握や支援ができていけると考えています。

 

内堀教育長
 矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。
 本当にそのとおりだと思っていて、とにかく孤立させないこと、そのまま放ったらかしにしないで、それこそ今この情報があるならば、この情報を基に地域、また、行政とのネットワークづくりで支援していくことが大切だと感じました。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいですか。
 それでは、以上で教育長報告事項(2)を終了します。
 次に教育長報告事項(3)「NSDプロジェクトKick-offシンポジウムについて」、服部高校教育課長から説明をお願いします。

 

服部高校教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で教育長報告事項(3)を終了いたします。
 次に教育長報告事項(4)「新しい『学びの指標』の令和4年度の方針について」、曽根原学びの改革支援課長から説明をお願いいたします。

 

曽根原学びの改革支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいですか。中川委員、どうぞ。

 

中川委員
 御説明ありがとうございました。
 先ほど島田先生がおっしゃってくださっているように、数値化すると、それがまたおかしなものになっていくのではないかということは、すごく共感します。ただ、このような質問を子どもたちに投げかけることによって、子ども自身が自分自身を振り返っていくよい機会になるのではないかというところに注目したいと思っています。もちろん県としては、全ての子どもたちが幸せになっていく、Well-beingであることを目指すのは変わらないと思うのですけれども、個人自身の振り返りを重視していくことも含めて大切にしてもらえると、それが当然だと思うのですが、よりいいものになっていくと思っています。
 全県共通質問と学校独自質問がありまして、学校独自質問は独自で試行していくということだと思うのですけれども、出たものを基に再検討というか、常に学校独自で質問は設定していくという方向性になるという理解でよろしいでしょうか。

 

内堀教育長
 曽根原課長、どうぞ。

 

曽根原学びの改革支援課長
 学校独自質問は、各学校が育てたい生徒像などの方針を持っていますので、生徒の実態等に応じて、独自に設定していただこうと考えています。その質問自体も各学校が状況に応じて常に変化させていくものだと認識しています。

 

中川委員
 あと、アンケートを取っていく回数も学校でまた変わっていくことになりますか。

 

曽根原学びの改革支援課長
 令和3年度は年度当初と年度の終わりにということをお願いしたのですけれども、学校アンケートの中で、それだけではなく、生徒の振り返りに使うのであれば、回数も限らずという声もあったので、そこも学校にお任せしたいと考えています。

 

内堀教育長
 よろしいですか。

 

中川委員
 ありがとうございました。

 

内堀教育長
 他にございますか。酒井さん、どうぞ。

 

酒井教育長職務代理者
 御説明ありがとうございます。
 生徒一人一人が大切にされる学びを大事にするという基本方針のところは、とても賛同しています。また、子どもたちも自分たちを肯定的に見ながら学んでいくということを自覚できる、そういうきっかけになるといいと思っています。こういう学びの保障を整理し、アンケート、質問項目をつくられたということで、このような学びのきっかけをつくってくださっており、貴重なことだと思いながら伺いました。
 感想になってしまうと思うのですけれども、ここに挙げられている項目一つ一つを見ると、かなり抽象的です。これを見たときに、子ども自身が自分の生きている生活空間の中で日々していることが、こういうことに直結していく、そういうことが実感できる学び方、生き方をしていくことも大事だろうと思います。ですので、質問項目の意義、具体的な例みたいなものも併せて子どもたちに自覚してもらうとともに、学校等で活用して、一人一人を受容する際に、ここでは理由とかを自由記述で書くようになっていますけれども、そういうところに書かれた経験を大事にしていただきながら、指導に生かしていってほしいと思います。
 以上です。

 

内堀教育長
 曽根原課長、いかがですか。

 

曽根原学びの改革支援課長
 貴重な意見ありがとうございます。
 コンセプトとか、願いみたいなもの、我々の持っているものが、生徒一人一人に伝わらないといけないと思っているので、各先生が実施する際に読んでいただく原稿を今つくっています。そこにまず思いを詰め込みたいということと、先生方には生徒一人一人が書いているものについて触れながら、対話や面談をしたときの話の種として、生徒を受け止め、支援していただくように活用いただければということを願っていて、その思いについても、また先生方に伝えてまいりたいと思います。

 

酒井教育長職務代理者
 よろしくお願いします。

 

内堀教育長
 他はございますか。荒川委員、どうぞ。

 

荒川委員
 お願いします。
 令和4年度の方針として、先ほどもありました面談の種、材料になるということですけれども、面談というのは、例えば保護者も一緒に三者面談の際にとか、家庭を巻き込んだり、そういった方向性も今後あるのでしょうか。

 

内堀教育長
 どうぞ。

 

曽根原学びの改革支援課長
 学びの指標のもともとのコンセプトで、先生、学校、そして、保護者も一緒にということを考えていまして、保護者面談で話をするようなときに、うちの子はこんなふうに考えていたのかとか、新たな見方ができるものの材料に使ってもらえればということも願ってつくっています。ぜひ保護者も共有できるような使い方についても、また周知してまいりたいと思います。

 

荒川委員
 ありがとうございます。

 

内堀教育長
 他はいかがでしょうか。矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。
 まさに自分が立ち止まることによって、自分の気づきになると思います。
 それから、日本の子どもたちは自己肯定感が低いということを言われますけれども、やはり誰かに認められて、こういうところが自分のよさだとか、肯定的な関わり方をすることによって、エンパワーメントとの関わりをすることによって、自分は自分でいい、見てくれて人がいる、気にかけてくれる人がいるということも、このきっかけになると思います。まずは試してみるということですが、ぜひ試行錯誤しながら、子どもにとって一番いい形、自己肯定感を高めたり、自分への気づきであったり、また、先生もふだんこういうことがあると、子どものことをしっかりと見る、よさ、伸びしろといいますか、注意して気にかけるようになると思いますので、先生方も言葉にして子どもたちに伝えていただきたいと思います。
 また、これだけに限らず、ふだんそういうことをやっていると、ふだんの生活の中でも子どものよさに気づいて、何かに書くのではなくて、日々の中での言葉でも伝えていただきたいと思います。
 以上です。

 

内堀教育長
 曽根原課長、いかがですか。

 

曽根原学びの改革支援課長
 昨年度実施した各校からアンケートを取ったのですけれども、今まさに言っていただいたような感想を寄せていただいている学校もあって、教育委員会としてもとてもうれしく読ませていただきました。そんなきっかけになるように、これからもまた努めてまいりたいと思います。

 

内堀教育長
 他はございますか。よろしいでしょうか。
 以上で、教育長報告事項(4)を終了します。
 次に教育長報告事項(5)「令和4年3月公立高等学校卒業者の就職内定状況について」、曽根原学びの改革支援課長から説明をお願いします。

 

曽根原学びの改革支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、お願いいたします。中川委員、どうぞ。

 

中川委員
 先ほどの高校進学のときと同じことだと思うのですけれども、未内定者に対する支援はあるものの、前の年のマイナス21人に対して、1年後、21人の方々がどのように過ごしているかというのは、どこら辺までサポート・支援が継続されていくのかというところを、もしよろしければお教えください。

 

内堀教育長
 曽根原課長、お願いします。

 

曽根原学びの改革支援課長
 克明に追っているわけではございませんが、例えば今年も自分から就職に乗れなかった生徒であるとか、それから、卒業自体がなかなか見通せない中で、就職に行けなかったという生徒、また、最初から私はアルバイトでとか、劇団に入るとか、自分の夢をしっかり持っている方であるとか、公務員試験に落ちたので、来年、公務員試験を受けるからその学校へ行きますとか、それぞれ実情を持って取り組んでいる様子はつかんでおります。
 就職を希望する生徒、就職の出だしが遅れた生徒については、各学校でまた支援しながら就職活動をサポートし、4月以降も2人内定を取っているような状況ですが、またどんな状況であるかということを県教育委員会も把握しながら、企業の方々とも連絡を取り合って支援していくことが大切だと思っています。
 以上です。

 

中川委員
 ありがとうございます。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で教育長報告事項(5)を終了いたします。
 次に教育長報告事項(6)「令和3年度学校生活相談センターの相談受付状況について」、滝澤心の支援課長から説明をお願いいたします。

 

滝澤心の支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。
 相談センターの設置の意義というのは、本当に重要だとつくづく感じます。よりどころになっていると感じます。
 1点、1ページの2の「(1)受付種別」の中で、電話、文書とありますけれども、この中で文書がだんだんと増加してきたということを言われましたが、それぞれ電話の子ども、大人の割合、文書での子どもと大人の割合がもし分かれば教えていただきたいと思います。なぜなら、誰がどのような方法で、今、相談するのかということが分かると、それに対しての対策とか、設置時間であるとか、いつ何をどのぐらい増やしたほうがいいのかというところが見えてくると思いましたので、今すぐに分からないようでしたら、後日でも結構ですけれども、よろしくお願いします。

 

内堀教育長
 滝澤課長、いかがですか。

 

滝澤心の支援課長
 すみません。そこまでの詳細なものは、今、手持ちでございませんので、後で御連絡いたします。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいですか。
 それでは、以上で教育長報告事項(6)を終了します。
 次に教育長報告事項(7)「令和3年度LINE相談窓口『ひとりで悩まないで@長野』の実施結果について」、滝澤心の支援課長から説明をお願いします。

 

滝澤心の支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。荒川委員、どうぞ。

 

荒川委員
 お願いします。
 一つ、中高生と年齢が近い地元の大学生等が対応するというところで質問ですが、大学生というのは、研修であるとか、ある程度こういうときにはこういう対応をといったマニュアルなどを持って対応に臨んでいるのでしょうか。

 

内堀教育長
 滝澤課長、いかがですか。

 

滝澤心の支援課長
 心理学を学んでいる大学生等で、事前に研修を行いまして、当日も当該の指導者の方もいらっしゃる中で実施をしているところです。

 

内堀教育長
 よろしいですか。

 

荒川委員
 ありがとうございます。

 

内堀教育長
 中川委員、どうぞ。

 

中川委員
 3名の方で対応していて、時間が1日3時間半というところで、平均相談時間が1時間5分となると、フルでずっと対応していることになるのかと思うのですけれども、今年度、相談員3席、相談責任者1席というのは、4人になるということですか。それとも3席の中に責任者が1人いるということになりますか。
 何を言いたいかというと、もう一席ぐらい増やせないものかと思ったということです。タイミングによって応答に時差が出てというところが課題であるという話をされていたので、増やすとちょっといろいろあると思うのですけれども、増やすだけではなくて、対応がもしできそうならば、お願いしたいと思いました。うまく説明できなくて、すみません。

 

内堀教育長
 滝澤課長、いかがですか。

 

滝澤心の支援課長
 ありがとうございます。
 おっしゃるとおり、相談員が3人いて、平均で1時間だとフルにという状況です。ただ、LINE相談ですので、ロスタイムのないやり取りがずっと続くかというと、そうではなくて、送ったけれども、待ち時間があったり、ちょっと夕食で抜けたりという時間もあったりするので、常に相談員の方が1時間ぶっ続けでやっている感じではないと思います。もちろん短いものもありますし、長いものも入れての平均時間になります。
 責任者ですけれども、3人プラス責任者1人という状況で、3人が活動している中で、重大あるいは深刻な事案があったときに、スーパーバイザーとして一緒に相談をするということです。
 以前に回線を増やして、相談員の1人の方が複数対応すれば、相談に対応できるのではないかという御意見もあったのですが、やはり一件一件の質問に対して真摯に対応していくという点からは、1回線で1人という相談がベストではないかということで、現在に至っています。相談員を1人増やすということは、また費用の関係にもなっていくので、難しいところだと考えています。

 

中川委員
 多くの人に必要とされている、すごくいい取組だと思います。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。
 他にありますか。よろしいでしょうか。
 以上で、教育長報告事項(7)を終了します。
 次に教育長報告事項(8)「学校閉鎖等の条件の緩和について」、永岡保健厚生課長から説明をお願いいたします。

 

永岡保健厚生課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。塚田委員、どうぞ。

 

塚田委員
 ありがとうございました。
 すごく難しい問題で大変だと思います。ここにあるように、学校の判断にほぼ任せるというところと、自治体の判断に任せるということだと思うのですが、仮に今は減っていても、またどういうふうになるか分からないという変化があった場合、ある程度基準を設けて元に戻す、あるいはそれ以上の締めつけというか、緩和の反対にすることになると、一定の基準というのはなかなか言いづらいと思うのですけれども、何か客観的なものとか、どこかに聞いてみたいなものはありますか。

 

永岡保健厚生課長
 ありがとうございます。
 今、毎週、専門家の懇談会を県で設置しておりまして、医師会の方であるとか、大学教授の方とか、そういう方たちにこういう基準でいかがかということでお諮りした上で、決めさせていただいております。今はオミクロン株の状況を見て、こういったルールを示させていただいておりますけれども、そういった状況が変われば、専門家の方にもお諮りして、改めて検討することになると思います。

 

塚田委員
 分かりました。ありがとうございました。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいですか。
 以上で、教育長報告事項(8)を終了いたします。
 その他、何かございますでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上をもちまして、第1090回「長野県教育委員会定例会」を閉会いたします。お疲れさまでした。
 

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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