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更新日:2022年7月13日

第1091回長野県教育委員会定例会会議録

1 日時

 令和4年(2022年)6月7日(火)

 午後2時30分から4時00分まで

 

2 場所

 本館棟 特別会議室

 

3 議題等

〇議題
 議第1号 令和4年6月県議会に提出される予定の議案に対する意見について
 

〇報告事項
 (1) 政策対話の実施について
 (2) 令和5年度長野県公立学校教員採用選考申込状況について
 (3) 令和5年度長野県公立高等学校入学者選抜における学校別実施予定概要について
 (4) 令和3年度特別支援学校高等部卒業者の進路状況について
 (5) 令和3年度特別支援学校中学部及び中学校特別支援学級卒業者の進路状況について
 (6) 令和3年度公立高等学校卒業者の進路状況について
 (7) 令和4年度長野県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果について
 (8) 電子図書館の開設について
 (9) 第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会「競技会場地市町村」の選定等準備状況について
 

〇その他
 (1) 学びの改革実践校の取組紹介

 

4 出席者

 ○委員

 教育長職務代理者 酒井英樹

 委員 矢島宏美

 委員 塚田裕一

 委員 中川綾

 委員 荒川玲子

 

 ○その他

 内堀教育長、尾島教育次長、今井教育次長、小野沢参事(高校教育改革推進担当)、松本教育政策課長、加藤参事兼義務教育課長、服部参事兼高校教育課長、宮澤参事兼高校再編推進室長、酒井特別支援教育課長、曽根原参事兼学びの改革支援課長、滝澤参事兼心の支援課長、久保文化財・生涯学習課長、永岡保健厚生課長、北島スポーツ課長、下條国民スポーツ大会準備室長

 

会議録

内堀教育長
 ただいまから、第1091回「長野県教育委員会定例会」を開会いたします。
 本日の審議事項中、議第1号「令和4年6月県議会に提出される予定の議案に対する意見について」は、成案となる前の内容について審議・検討をする案件です。
 つきましては、議第1号を非公開とすることが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員
 異議なし。

 

内堀教育長
 御異議ございませんので、議第1号につきましては、非公開とすることに決定しました。非公開案件につきましては、本日の最後に審議することにいたします。
 それでは、教育長報告事項に入ります。教育長報告事項(1)「政策対話の実施について」、松本教育政策課長から説明をお願いします。

 

松本教育政策課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いいたします。
 委員の皆さんには既に意見聴取等にも御参加いただいているところですが、もし実際に御参加された感想や御意見がありましたら、それも併せてお願いいたします。

 

矢島委員
 ありがとうございました。私は、このように様々な県民の方から声を聞くというのは、本当にすばらしいと思いました。それも、幅広く声を聞くということの重要さ、それから、特に子どもたちの声を聞くという視点がいいなと感じております。
 その中で、私は実際に高校に行き子どもたちの声を直接聞いたのですが、今、置かれている状況、困っていることや課題など、それは個人の問題ではなくて、社会、私たち大人が何とかしなければならない課題等も見えてきました。
 また、このような教育に対して、こんなに真剣に考えているという子どもたちの力のすばらしさも改めて実感することができましたので、今後も、当事者である子どもたちの声をしっかり聞いていく姿勢はとても重要だと感じました。
 また、対話、意見聴取、意見交換をして行く中で、それぞれが抱えている様々な課題というものが見えてきましたので、そこのところをしっかり吸い上げて、そして、先生方も地域の方々も、どのように最終的なWell-beingにしていくかというところ、最終目標が皆さんと共有できたということもいいことだと感じました。
 以上です。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。
 他にございましたらお願いします。どうぞ。

 

荒川委員
 私も小学校の現場にお邪魔して、先生方と懇談をさせていただきました。
 やはり、現場の先生たちが抱えていらっしゃる忙しさであるとか、正直に普段思っていらっしゃることを、枠や立場を越えてお話をお聞きすることができて、私も大変有意義な機会だったと思います。
 まさに、今、変わるときに来ているということをひしひしと感じるような機会となりましたし、今後、誰がどのようにリーダーシップを執って、そして子どもたちのためによりよい長野県教育を考えていくのかということを、いろいろな人が立場を越えて考えていくということをこれからもしていかなければならないときだと実感したひとときでした。
 以上です。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。
 他には。どうぞ。

 

塚田委員
 私は、5月31日に西高に行かせていただいたのですが、非常に先進的といいますか、国際教養科でしたか、すばらしいなと思いました。
 長野県がチャレンジしていることが、ようやく実になってきているので、そういうものをぜひ広く紹介していただけたらいいのではないかと強く感じました。
 以上です。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。
 他には。中川委員、どうぞ。

 

中川委員
 私は私立の風越学園にお邪魔してお話を聞かせていただきました。
 インターンシップの方々を受け入れていて、先生方の研修も含めて、校内の中でいろいろなチャレンジをされていました。私立での取組や公立での取組の交流が、これからどんどん促進されていくといいなと改めて感じました。
 とてもよい機会でした。ありがとうございます。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。
 酒井委員。

 

酒井教育長職務代理者
 私は学校ではなく企業の方と意見交換する機会がありました。やはり学校内だけではなく、地域一体となって子どもたちを育てようという思いが強く感じられた意見交換会だったと思いました。
 教育振興基本計画の中で、長野県としてこういう子どもたちに育ってほしいという願いを様々な人と共有することが、それぞれの立場で教育に関われるチャンスをつくるのかなと思いました。まさに願いをつくろうとしている意見交換会は、大変よい、また、勉強になる会だったと感じております。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。
 他にはございますか。よろしいでしょうか。
 以上で教育長報告事項(1)を終了いたします。
 次に教育長報告事項(2)「令和5年度長野県公立学校教員採用選考申込状況について」、加藤義務教育課長から順次説明をお願いいたします。

 

加藤義務教育課長
(資料説明)

 

服部高校教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いいたします。
 荒川委員、どうぞ。

 

荒川委員
 お願いします。こちらは、いろいろな採用の枠を広げてくださったことによって志願者が増えたということは本当に嬉しいことだなと感じています。あわせて、信州教育の魅力ということもありましたけれども、長野県の先生になると、待遇であるとか、休暇であるとか、そういった面でもメリットがあるというような具体的なものが出てくると、さらに長野県の先生になりたいという若者が増えてくるのではないかと思います。あわせて、先生の魅力化イコール長野県の先生になるといいことがたくさんあって、その人らしい生き方ができるというようなアピールも、ぜひよろしくお願いします。
 以上です。

 

内堀教育長
 いかがですか。

 

加藤義務教育課長
 ありがとうございます。新たな人材を発掘すると同時に、現在いる教職員についても、途中で離れてしまったり休職してしまうことのないように、魅力とともに働き方改革も進めて、先生方が存分に力量を発揮できるような形で取り組んでまいりたいと思います。
 以上です。

 

内堀教育長
 よろしいでしょうか。
 他は。どうぞ、中川委員。

 

中川委員
 参考までにお聞きしたいのですけれども、先ほど、高校の教科別で20%伸びているところと減っている教科があるというお話だったと思うのですが、減ってしまっている教科で一番今後心配だと思う教科を教えていただいてもよろしいですか。

 

服部高校教育課長
 現状のところで一番というと、今年度についてはでありますが英語が若干減らしているということがあります。実際に今の大学生で、英語を勉強してきた学生たちがどういったトレンドで自分の将来を設計しているのか。外資系の企業、先ほどのようなところがいろいろとあると思いますけれども、そういったことについてもきちんと確認をした上で、地元の大学等々も含めまして、そういった人材の確保、さらに高校生向けのアナウンスもしながら、英語の先生になるという思いを早いうちからできればと思っています。

 

中川委員
 定数が割れてしまっているわけではないということですよね。

 

服部高校教育課長
 そうです。

 

中川委員
 ありがとうございます。

 

内堀教育長
 他はいかがですか。
 矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 まず感想です。全国的に教員の志願者が減っているというような流れの中で、このような数字が出たのは本当にすばらしいなと感じます。昨年、どのような形がいいかというようなことでアイデアを出し合って、そこのところを実行されて、そして、この数字はかなり努力されたということがうかがえます。
 それと同時に、やはり教員の方々が、教員として魅力があってやりがいがあるという日々の姿を見せていくということが、一番の教員の増加につながると思いますので、その環境整備も併せて今後もお願いしたいと思います。
 その上で、一点質問です。一次選考では、体調不良の方は別室という形で配慮されるのですが、実際にコロナに感染をされた方は自宅にいるしかないということで選考には来られないと思いますけれども、コロナに感染された方への配慮はどのような形になるのでしょうか。

 

内堀教育長
 お願いします。

 

加藤義務教育課長
 今、検討しているところではございますが、現時点では、一次選考のところで感染されてしまっている方については棄権になるような形で考えております。
 ただ、一次を受けた後の二次選考という場合については、来年度の一次選考を免除するといったような配慮をしたいとは思っていますが、また、高校教育課とも相談しながら、今後、詰めてまいるところでございます。

 

内堀教育長
 よろしいでしょうか。何かあればどうぞ。

 

矢島委員
 これだけ感染者が多い中で、普段、一生懸命自分で健康管理したとしても、かかってしまうという致し方がない場合があると思いますので、その人の人生ということを考えたときに、なるべくできるような配慮があればいいかなと感じました。また検討していただけたらと思います。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。
 他はございますか。よろしいですか。
 以上で、教育長報告事項(2)を終了します。
 次に、教育長報告事項(3)「令和5年度長野県公立高等学校入学者選抜における学校別実施予定概要について」、服部高校教育課長から説明をお願いします。

 

服部高校教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 以上で、教育長報告事項(3)を終了いたします。
 次に、教育長報告事項(4)「令和3年度特別支援学校高等部卒業者の進路状況について」及び、教育長報告事項(5)「令和3年度特別支援学校中学部及び中学校特別支援学級卒業者の進路状況について」、酒井特別支援教育課長から説明をお願いします。

 

酒井特別支援教育課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。
 矢島委員、どうぞ。

 

矢島委員
 ありがとうございました。先ほどのことでもそうですけれども、また、令和3年度の就職率がかなり良くなったということも様々な努力があったと思います。
 特に最後に御説明いただいた就労コーディネーターの方が1,200の企業へ訪問されたという見えないところでの努力が、このような形になっているのかなと思います。やはり訪問して企業の方に理解していただけるというところも大きな点かなと感じました。
 何年か前から、清掃検定などの検定の効果もあると思いますけれども、その点はいかがでしょうか。

 

酒井特別支援教育課長
 ありがとうございます。矢島委員からお話しいただきました技能検定につきましては、平成29年度から、清掃、喫茶、食品加工について順次開始しております。清掃がメインで、県立18校あるうちの13校ほどで実施していて、本当にお子さんたちがモチベーション高く、学びたいという心を養成したり、あるいは企業の方にも見学していただいて、こんなことができるんだ、こういう希望を持っているんだということを感じていただいています。
 やはり技能検定に参加した方が、相当程度就職に結びついているという実態があります。コロナ禍の中で非常に開催が厳しい状況もあるのですが、引き続き知ってもらう、あるいは学ぶことについて感じてもらえるような取組を進めていきたいと思います。
 以上でございます。

 

矢島委員
 ありがとうございます。種類は清掃や喫茶などいろいろとあるのですが、子どもたちのモチベーションとスキルアップ、そして就労につながっていくようであれば、種類を増やしていくこともそろそろ考えてもいいのかなと感じました。

 

内堀教育長
 ありがとうございます。また御検討いただければ。

 

酒井特別支援教育課長
 ありがとうございます。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいですか。
 以上で教育長報告事項(4)、(5)を終了します。
 次に、教育長報告事項(6)「令和3年度公立高等学校卒業者の進路状況について」、曽根原学びの改革支援課長から説明をお願いいたします。

 

曽根原学びの改革支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見ありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 以上で教育長報告事項(6)を終了いたします。
 次に、教育長報告事項(7)「令和4年度長野県公立学校入学者選抜学力検査の結果について」、曽根原学びの改革支援課長から説明をお願いします。

 

曽根原学びの改革支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 以上で、教育長報告事項(7)を終了します。
 次に、教育長報告事項(8)「電子図書館の開設について」、久保文化財・生涯学習課長から説明をお願いいたします。

 

久保文化財・生涯学習課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。いかがですか。
 酒井委員。

 

酒井教育長職務代理者
 県民にとって、オンラインで良質な情報を得られるということが大事な時代になってきているかと思います。この電子図書館の開設にまでこぎ着けたということはとても喜ばしいことです。その中で、市町村と協力を取っていただき、本当にすばらしい事業を開始できたということに感謝したいと思います。
 ぜひ、多くの県民の皆様に活用していただきたいという思いがあります。既に活用されている県民の皆様には移行の情報がスムーズに伝わるように、また、新たな利用者の開拓という意味では、ぜひ、学校図書館をはじめ、県内の小中学校、あるいは高等学校と連携等を取って、子どもたちが活用できるような工夫にも取り組んでいただきたいと思います。
 そういう取組については今後検討されるということも伺っておりますので、その方向性もぜひ実現に向けて取り組んでいただければと思います。
 以上です。

 

内堀教育長
 よろしいでしょうか。

 

久保文化財・生涯学習課長
 ありがとうございます。引き続き市町村の皆さんと連携しながら、広めてまいりたいと考えております。

 

内堀教育長
 他にございますか。よろしいですか。
 では、以上で教育長報告事項(8)を終了いたします。
 次に、教育長報告事項(9)「第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会『競技会場地市町村』の選定等準備状況について」、下條国民スポーツ大会準備室長から説明をお願いいたします。

 

下條国民スポーツ大会準備室長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 以上で、教育長報告事項(9)を終了します。
 続いて、その他に入ります。その他(1)「学びの改革実践校の取組紹介」を曽根原学びの改革支援課長から説明をお願いします。

 

曽根原学びの改革支援課長
(資料説明)

 

内堀教育長
 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 以上でその他(1)を終了します。
 それでは、以上で公開による審議を終了します。これからは非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが、傍聴人の方は退室をお願いいたします。

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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