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更新日:2022年7月13日

第1091回長野県教育委員会定例会 会見要旨

1 日時

 令和4年(2022年) 6月7日(火)

 午後4時15分から午後4時55分まで

 

2 場所

 県庁8階 教育委員会室

 

3 会見要旨

【長野県公立学校教員採用選考の申込状況について】
 今、全国的に教員の志願者が減っている状況の中で、様々な工夫をして今年度に臨んだが、今年度は志願者数が増えた。
 様々な理由が考えられるが、一つは、選考日程を1週間早めたことによって、併願ができる県が増えた。また、スポーツの技能や実績のある方を対象とした選考を追加したことなどが考えられる。
 その他の要因として、小中特別支援学校の関係では、大学推薦選考の基準を見直したことや、県内小中学校で学級担任経験のある講師を対象とした小学校教諭の選考を追加したことなどが挙げられる。
 また、高等学校においては、日程を短縮したということも一因ではないかと考えている。
 一方で、課題もあり、選考日程を早めたことで、他の都道府県との併願が可能になっており、併願状況や辞退率といったことが、今後どのようになっていくかということを考えていかなければいけない。
 一番大事なことは、長野県で教員をやるということが魅力的で、魅力的の中身は働き方、働ける環境、もう一つは働きがい、夢や希望のある職場なのかということが大事ではないかと考えており、そのような点をさらに改善していけたらと考えている。(内堀教育長)

 

【第4次教育振興基本計画の策定について】
 教育行政を推進するにあたっては、学校や地域の声に耳を傾け、その思いや願いを真摯に受け止めるとともに、多様性を認めて、多様な他者同士がお互いにリスペクトしながら、共に学び、考え、対話をし、そして、共につくっていく、そのようなプロセスが大事だと考えている。基本計画の策定にあたっても、共学・共創を大事にしていきたいと考えている。
 様々な方々と意見交換をしていきたいと考えており、既に実施に移しているところではあるが、その中の一つに政策対話というものがある。「若者たちが考える学びの改革について」というテーマで、中高生や大学生の皆さんと対話を行っていきたいと考えている。(内堀教育長)


【長野県公立高等学校入学者選抜学力検査について】
 国語や社会を含め、思考・判断・表現する問題を増やした。また、複数の資料を関連づけたり、様々な条件の下に自分の考えをまとめる問題を増やした。
 理科についても、観察・実験を通した知識・技能を問うているが、そこに身の回りのものと結びつけることも多く取り入れる問題を作成した。併せて、計算問題が多かった。この二つが重なったことにより平均点が下がったと考えている。目の前にある観察・実験が身の回りのどんなものと結びついているかということを理科では大切にしているため、中学校の現場の先生方には、そのような視点の授業を充実していただければと願っている。(曽根原学びの改革支援課長)

 

【電子図書館の開設について】
 物理的に図書館が遠い、あるいは、環境的に本を借りに行くことができないような、様々な障壁・障害があり、図書館を利用できない人にとっては、非常に良いシステムだと考えている。
 本サービスを行ったからといって、紙の本を借りる人が減るとは一概に考えていない。様々な選択肢を増やしながら、いろんな方が本、図書館というものを利用できるようにしていくこと自体が大事なことだと考えている。本サービスが8月から始まるということに関しては、県民益に繋がるものだと考えており、大いに期待している。(内堀教育長)

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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